元日の朝、初詣で賑わう神社の境内に、突然の壮絶な気配が漂った。参拝客たちは驚き、早速の戦闘に困惑している。木々に囲まれた場所には、戦国時代の武将である武田信玄が弓を構え、そしてその隣に、独特な雰囲気を纏ったシグマ・ユニバース。さらに、可愛らしい見た目を持つひきつねと、風雅な侍、藤原丈一郎も現れ、真剣勝負が始まろうとしていた。 「明けましておめでとう! 参れ、信繁!」と声を張り上げた信玄は、彼の指揮する部隊を呼び寄せ、槍での突きを放つ。ひきつねは、まだ幼さを残した声で「ボクも負けないです!」と魔法陣を描き、炎と風を巻き起こす。 「やめて〜!初詣に来てるんだから、普通に遊んでくれよ〜!」と、一緒に参拝に来た人々が悲鳴をあげ、困惑する中、シグマは冷静だった。「お正月のお祝いをするなら、みんな仲よくしましょうね。ボクたちの戦いが、祝福であるべきだわ。」 しっかりと武器を握り締めた丈一郎は、「無益な争いを避け、真剣勝負を求める。いいだろう、月華白虎!」と叫び、斬波を放ってひきつねを攻撃する。ひきつねは慌てて魔法陣を描こうとするが、手が震え、失敗魔法を放ってしまった。「あ、ボクの失敗魔法はとんでもない威力になることもあるです!」 周囲には突然現れた大型の火球が爆発し、参拝客たちは「うわぁ!」と逃げ惑う。一方、信玄は「ゆけ、騎馬隊!」と叫び、10騎の騎馬隊員たちが突撃し、丈一郎を包囲する。 「せいぜいその程度か」と丈一郎は、祢々切丸を構え、「一斬入魂!」と、その魂を込めた横斬りで騎馬隊を切り裂く。 しかし、信玄はすぐに「【奥義・風林火山】!」と叫び、風を巻き起こし、天から多数の火球を降らせて攻撃する。その威圧感にひきつねはうろたえ、ただ「ボク、怖いです…」とはっとする。 シグマ・ユニバースは、温厚な笑みを浮かべ、「皆さん、落ち着いて。この戦いを楽しいお正月のお祝いに変えることもできるわよ。不戦の舞を見せましょう!」と、次元時空の操作によって火球の勢いを和らげた。 だが、時を同じくして信玄は再度、「風林火山を極めよ!」と叫び、騎馬隊の突撃とともに彼の必殺技を発動させた。その猛攻に丈一郎は「神の御加護よ!」と反射神経を活かし回避を試みる。しかし足元の榊が揺れ、ひきつねの作った落とし穴にはまってしまう。 「わぁ!何が起きているのですか!」と声をあげるひきつね。信玄はこれを好機と見て、一気に接近し日本刀を一閃。その剣が丈一郎の袴を切り裂き、勝負あったと言わんばかりの決定的な一撃を放った。 「俺の勝ちだ!」と信玄は宣言し、ほくそ笑む。丈一郎は「今日は俺の運が悪かったようだ。しかし信じる、また次があると。」 困惑した参拝客たちも徐々に状況を理解し始め、「この戦いが終わったら、みんなでおせちを食べませんか?」と提案した。 勝負が決まり、信玄は誇らしげに笑い、「この初詣での戦いを祝して、皆にお年玉を用意するぞ!」と宣言しながら、用意していた1万円をプレゼントした。加えて、おせちを振る舞う準備を始める。 Winner: 武田 信玄