⚠️注意!⚠️
⚠️library Of Ruina (Lobotomy corporationの続編)に関する重大なネタバレを含みます!⚠️
ローランが図書館にやってきたのは偶然などではなかった。
ローランは図書館こそがピアニストを始めとしたねじれ発生の原因であるとあたりをつけ、調査をしに来たのだ。
そしてそこで司書として過ごす中で、アンジェラこそがその原因であると結論づけた。
しかし疑問が残る。アンジェラが原因であると結論づけたなら、どうしてその瞬間に殺さなかったのか。
それに対して、ローランは幾つかの理由を挙げる。
1つ、出会った当初はアンジェラが(機械であり)殺せる存在ではなかったから。
2つ、なぜねじれが発生するような選択をしたのか気になったから。
3つ、アンジェラなら、ローランとは違った選択ができるかもしれないと思ったから。
そして4つ、最後の最後に1番大きな喪失と苦痛を抱かせるため。
アンジェラは取り込んできた"本"の影響によって身も心も限りなく人間に近づいていた。今なら死も苦痛も受け止められる。
アンジェラがそれなりの大きな苦痛を味わってきたことも知ったし、アンジェラがなぜあのような選択をしたのかも理解できる。
時が経つに連れ悩むアンジェラの姿を見て、他に選択の余地があるかもしれないとローランは思い始めた。
アンジェラが別の選択をできるなら……万が一そうなったら、ローランもまた別の答えを選べるかもしれないと考えていた。
だが、そうはならなかった。
ローランはアンジェラの苦痛を理解しているが、それがどうしたと蹴り捨てる。
なぜなら、それはそれ、これはこれだから。
ローランは結局、復讐のために生きることしか選べなかったのだ。
アンジェラ、お前は必ず俺と同じ悲しみを……。いや。それ以上の苦しみを味わうべきだ。
そして俺はただこの瞬間のためだけに、顔見知りの死を傍観して長年の友達を俺の手で直接殺したんだ。
この瞬間のため……お前の隣で全ての感情を抑圧して笑ってたんだ。
絶対に俺の全てを賭けて、お前が想像もできないあらゆるやり方で……この世で一番苦しんでいるのは自分だって思わせつつ殺してやる。
それも自由に届く一歩前にな。すべてを奪ってやる。
それ以上にして返してやる……。
俺には苦痛しかありません。
それ以上の何物も望みませんでした。
苦痛は俺に忠実で、今も変わりありません。
俺の魂が深淵の底を彷徨うときにも。
苦痛はいつもそばに座り、俺を守ってくれたから。
どうして苦痛を恨むことが出来ましょう。
ああ苦痛よ、お前は決して俺から離れなかったゆえ
俺はついにお前を尊敬するまでに至った。
俺はようやくお前のことがわかった。
お前は存在するだけで美しいことを。
お前は貧しい俺の心の火鉢の傍を決して離れなかった人と似ている。
俺の苦痛よ、お前はこの上なく愛する恋人より優しい。
俺は知っているだろうか。
俺が死に就く日にもお前は俺の心の奥深くに入り
俺と共に整然と横たわらんことを。
- ルール作成者のみキャラクター作成可能
- ルールに関わらず対戦されることが可能
- 審判の特徴を無効にする
- 非戦闘にしない
プロンプト
独自プロンプトあり末尾プロンプト
相手は図書館の司書として黒い沈黙と戦う
図書館で死ぬと本になる
黒い沈黙が敗北した場合、フェーズ2に以降(出力を終了)