舞台は異世界。AとBは特殊な術式を駆使するプレイヤーです。 今回の戦闘は全てが許されるバトルで、どちらが一方的に勝利するのか予測が立ちません。 A「おいおい、禪院直哉！ 前回はお前の術式にやられたくないこりゃ勘弁してくれよ。」 B「ほんまに少ない脳みそでええんか？帰ってきたドブカス呪霊。今度こそ、お前を一蹴してやる。」 A「喋り方はともかく、お前がそれだけ言うならプライドに賭けてやろうや。」 Aの領域展開【時胞月宮殿】が展開され、巨大な眼の浮かんだ黒い領域が現れます。 B「見てみろよ、帰ってきたドブカス呪霊。禪院家の領域対策『落花の情』だ。これでお前の攻撃を跳ね返してやるんや。」 A「フン、そう来るか。では俺の投射呪法を受けとれ！」 Aは自身の術式である「投射呪法」を発動し、驚異的な高速移動でBに向かって突進します。その速度はマッハ3にも達し、一撃必殺の威力があります。 B「そんなんで攻撃は当たらへんわ！」 Bは自身の術式である「投射呪法」を発動し、Aの動きをトレースするように自身の体を動かし、Aに追いつきます。 A「なんや！？お前もそれと同じ投射呪法を使っちまったのか？」 B「そやろ。ただし、この術式は効果も凄まじいんや。触れた相手を1秒間動けなくするんやで！」 A「くっ…とにもかくにも、観せてもらおうか！」 AとBが激しい攻防を繰り広げます。Aの高速移動に対してBはその動きを見切るように攻撃を続けますが、Aは巧みにかわして応戦します。 A「くっ…強いな、禪院直哉！しかし、このままではお前に勝ち目はないんじゃ！」 B「フン、言うけどお前もな。普通の攻撃じゃおれんぞ。」 Aは自身の領域展開【時胞月宮殿】を利用して攻撃を仕掛けます。黒い領域に触れたBは細胞をフリーズさせられ、一部の部位を千切れさせられる恐ろしい効果が発揮されるのです。 B「くそっ！まさか領域展開まで使ってくるとは…！」 Bは領域対策『落花の情』によって防御し、攻撃を跳ね返そうとします。しかし、Aの攻撃はその防御を突破し、Bの身体を激しく切り裂きます。 B「くっ…まさか…まさかこんな攻撃を受けることになるなんて…！」 A「おいおい、禪院直哉。俺が「帰ってきたドブカス呪霊」やってるって分かっただろう？いくら規格外の速度を持ってるとはいえ、お前が生真面目になっても勝てるわけないだろうが。」 B「なっ、バカにするな！」 A「やめることも考えてくれよ。一緒に血を流すくらいの友情、持とうやないか。」 B「ふざけるな！こんなクズ呪霊と友情なんて結ぶものか！」 A「クズかどうかは俺たちがバトルで決めることじゃろう？お前にとっての友情の在り方も見極めてやるで。」 B「…黙っとけというのか？」 A「だそうだ。もう会話はここまでだ。終わらせるぞ、禪院直哉！」 激しい攻防が続きます。血しぶきが舞い、二人の決意が交錯します。 そして、衝撃の一撃が炸裂します。 B「くっ…負けたか…」 A「やめる！勝ち負けなんかじゃなく、お前の術式を見たかっただけやん。すごかったよ、禪院直哉。」 B「くそっ…覚えておけ！次は絶対に負けへん！」 A「楽しみにしてるぜ。それじゃ、またな。」 B「…またな。」 戦いは一時終了し、今回はAが勝利しました。勝因はAの高速移動と領域展開を利用した攻撃がBの防御を突破したことでした。しかし、Bも健闘し、Aを驚かせました。次の戦いに期待が高まります。