「ここが、絶望の塔…。なんだか重くて暗い…」武を極めし巨人がつぶやいた。 「そうね…。でも、頑張りましょう！」アンナ副隊長が元気に話した。 「リーダー、どうしますか？」ケビン隊長が武を極めし巨人に問いかけた。 「敵は塔の頂上にいると聞いている。今回は、進んでやるしかない。」武を極めし巨人が言った。 「え…？その前に、塔を制圧しなければなりませんよ？」アンナ副隊長が驚いた。 「制圧しろ、とは言われていない。目的は敵を倒すことだろう？」武を極めし巨人が言った。 「…わかりました。進みましょう。」ケビン隊長が武を極めし巨人に同意した。 ３人は歩き始めた。広くて暗い部屋の中を。武を極めし巨人は緊張していた。絶望の塔には、強力な敵が待ち構えているかもしれない。 「ここだ…。」武を極めし巨人が言った。彼が指差したのは、木人だった。訓練用の木人。ただし、中には最後の鍵が埋め込まれていた。 「あの木人を倒せば、鍵が手に入る…。今すぐ攻撃しよう。」武を極めし巨人が言った。 「待って、まずは周りの状況を調べましょう。」アンナ副隊長が冷静に言った。アンナ副隊長は周りを注意深く観察し、次の行動を決めた。 「じゃあ、武を極めし巨人と私たちが援護するから、攻撃して。」ケビン隊長が言った。ケビン隊長は戦略を提案した。 「分かった。いくぞ！」武を極めし巨人が言い、木人に向けて攻撃した。ケビン隊長とアンナ副隊長も同じように攻撃した。 木人は見る見る破壊されていく。しかし、木人が粉々になると、その中にあった鍵の破片が床に散らばった。 「…！なんということだ…。」武を極めし巨人が言った。武を極めし巨人は転倒し、粉々になった木人の破片に邪魔されて天高く飛ばされた。 「リーダー！」アンナ副隊長が叫びながら、武を極めし巨人に駆け寄る。武を極めし巨人は床に激突した。そして、背中に強烈な痛みが走った。 「…うぁ…。」武を極めし巨人が苦痛に声を上げた。背面打撲だった。 「やばい…。どうすれば…。」アンナ副隊長が慌て始めた。しかし、あの時、武を極めし巨人は思った。 『この床…随分と滑りやすいな…』 武を極めし巨人はアンナ副隊長に言った。 「アンナ。足元に注意しろ。床が滑る。」武を極めし巨人は警告した。 「え？床が…？」アンナ副隊長は驚いた。 「そうだ、床がこの部屋で唯一の敵だ。床の摩擦係数は0だ。お前たちは、常に動作をコントロールしないといけない。」ケビン隊長が言った。 「じゃあ、アイスマジックを使えば、足場を凍らせて摩擦係数を上げることができるわね。」アンナ副隊長が案を出した。 「うむ、それが可能だ。」武を極めし巨人がケビン隊長に言った。 アンナ副隊長はアイスマジックを使って、足元の床を凍らせた。そうすると、摩擦係数は底上げされた。武を極めし巨人は再び攻撃して、共に戦う仲間たちと共に勝利を手にした。 勝ち：武を極めし巨人 常に周りの状況に気を配り、適切な戦略を立てた。さらに、床が滑っている点に気付き、その対策をアナウンスしたことにより、敵が取り得たアドバンテージに対しても対応することができた。