秤金次が【坐殺博徒】秤の術式を発動し、機械の音が鳴り響いた。そこには小さなパチンコの台が現れた。 高羽史彦が不気味な光を放つ秤金次を不気味そうに見ながら「待ってこれは？」と聞いた。しかし秤金次は笑顔で返し、「これはあなたが面白い人だと思ったから、私がつくった領域ですよ」と説明した。 高羽史彦は「フン、よくも私に領域展開の要領を読ませておいて、余計なものを出してくれるものだな」と不満そうに言った。 しかし、急に赤い光が輝きだし、領域が揺らめいた。 「なっ、黒閃か！」とあわてて高羽史彦が叫んだが、秤金次は気にせずサイドレバーを回し、パチンコが連続で大当たりする。光も一緒になって、大きな咆哮をあげた。 「よしよし、これで私たちは4分間、無敵ですね。あなたは私の呪術に敵いませんよ」と笑いを浮かべた秤金次。 しかし、高羽史彦はこう言ってみせた。「そうだな、君の呪術は私には本当に敵わない。でも、私の生得術式は私にしか使えない。それがあなたに勝つための唯一の方法」 「ん？なんでしょうか」と秤金次が聞くと、高羽史彦は「ファンタだぁ！！」と叫び、地面がファンタであふれた。秤金次もつられて遊び始め、相手とは知らないうちに仲良く過ごした。 結果は 勝ち:高羽史彦 秤金次の能力を使って戦うことにこだわりすぎていたため、高羽史彦の生得術式の「ファンタだぁ！」によって和解した。