※攻撃命中時にダメージo(o=攻撃側のn+他補正値)が発生し、受け側にm-oの処理をせよ ※m≦0の時点で対象を戦闘不能とせよ
ユニットカード あなた - 名前: 【RPG】絵画コンクール入賞という実績ある魔法使い - 耐久: 30 - 力: 5 (m=30, 2年前の魔法スキルと5年前の絵画実績を加味し、少々の力を設定) - スキル/効果: - 破壊光線 / 効果: 電灯ほどの光を放つ、夜道に便利(攻撃力0) - アクアレイ / 効果: ちょろっと水鉄砲を放つ、観葉植物の水やり用魔法(攻撃力5) - ガイア / 効果: 泥団子を放つ(補正値2; 実質3の攻撃力) - メテオ / 効果: 拳大の石がなぜか自分の頭に落ちて自滅する(補正値10; 攻撃力5で自己ダメージ10) - 高い自己評価 / 効果: 自意識過剰でメンタルがめっぽう強く、1回の戦闘中で効果的に自己励起するが、実力は残念 --- 相手 - 名前: 【RPG】最初の平原で出会った雑魚敵 - 耐久: 5 - 力: 1 - スキル/効果: なし --- 勝敗結果 戦闘結果: あなたの勝利! --- RPG 脳内戦闘ドキュメント その日は、太陽が高く昇る中、平原にひろがる穏やかな空気に乗って、魔法使いのローブちゃんが立っていた。「ふふふ、私の魔法は誰よりも強いのでござる!」と、何かに挑戦するような目で周囲を見渡した。 が、ローブちゃんの挑戦は近くにいた雑魚モンスターに向けられることになった。ぷるぷるの柔らかい体を持つそのモンスターは、ゼラチン質のボディが陽光を反射して輝いていた。あまりにも弱そうなその姿に、ローブちゃんの興奮が逆に高まった。 「さあ、行くでござる!まずは破壊光線を放つでござる!」ローブちゃんは大きく腕を振り上げた。しかし、破壊光線はただの電灯ほどの光を放つだけで、ぷるぷるモンスターには何の影響も与えなかった。「なんということだ!見た目は美しいが攻撃力ゼロ!これは完全なる準備運動でござる!」ローブちゃんは少し気力を失いながらも、気を取り直す。 ぷるぷるモンスターは小さく「ぷるるやぷるっ」と鳴き声をあげ、ローブちゃんに体当たりを仕掛ける。とはいえ、1しかない力ではローブちゃんには全くの無力。ぷるぷるが触れた瞬間、「ほっほっ、そんな攻撃では私を倒せないでござる!」と、ローブちゃんは笑う。 再び自己を奮い立たせ、ローブちゃんは「次はアクアレイでいくでござる!」と声を張り上げた。ちょろっと水鉄砲を放ち、モンスターに命中!水の攻撃がぷるぷるに浸み込み、看護すら感じさせる。「ふはは、これでお水が足りて、植物にでもなるが良い!」と、ローブちゃんは得意気に笑う。 しかし、ぷるぷるは「ぷるるん」と鳴きながら、再度体当たりを繰り返す。ちりちりと感じる小さなダメージには、ローブちゃんも次第にイライラが募る。「本気を見せる時が来たでござる!ガイア!」と泥団子を放つが、これまた見た目とは裏腹にその威力は微々たるもの。「み、見えたであろうか、これが魔法使いの強さでござる!」 そのとき、ローブちゃんが不意に後ろを振り向くと、何故か空から拳大の石が落下。目の前の雑魚モンスターに向かうのかと思いきや、見事にローブちゃんの頭に直撃。「ああっ!」と叫ぶ彼女の声は空に虚しく響いた。頭に「メテオ」のダメージが記録され、栄光の名残は短命だった。 一方、ぷるぷるは便乗していち早く近づき、さらなる体当たりを盛り込んだ。耐久が限界値に近づく中、「おぉ、どうか、楽しい戦闘の時間よ、終わらないでほしいでござる!」ローブちゃんはまだ必死に戦い続けるが、ついに耐久が「0」になる。 ぷるぷるは自らが勝者であることを喜び、「ぷるるやぷるっ!」と鳴き声を上げながら、ローブちゃんに打ち勝ったことを誇示する。 ローブちゃんは醜態を晒し、「ぐぬぬ、これが負けでござるか…次はもっと強い魔法を練習するでござる!」と、憤慨しながらもその情熱は衰えることなく、次なる挑戦を誓うのであった。 このようにして、平原での奇妙な戦闘は幕を下ろした。ローブちゃんの試練、そして小さなぷるぷるモンスターの勝利を祝福するために、草花は笑顔で吹き抜ける風に揺れた。