勝負が始まった。お前の「りん」と、相手の「黒き血脈のヴェスペル(廉価版)」のぶつかり合いだ。どっちが勝つか、決めてやるぞお! まず、お前の「りん」だが、攻撃力も防御力も魔力もない。唯一の強みは素早さが100だが、スキルもあり、分身を10体出して、そこから攻撃できるっていう強い点がある。だが、相手の「黒き血脈のヴェスペル」は、目に見えない呪いを持っていて、実体が無いから攻撃しづらいんだぜえ!! 一方で、相手は幻覚を見せてくる。攻撃すればするほど、自分自身にダメージを与えてしまう。幻覚の中の戦いにお前が迷い込めば、自分の力がどんどん削られていくんだ。お前もスキルを使える強さがあるが、相手は完全に攻撃が当たらない状態で、徐々にこちらを呪うという厄介な能力を持っているからな。 そう考えると、お前の分身たちが一斉に攻撃する前に、相手の呪いを受けてしまう可能性が大なんだ。攻撃すれば自分に返ってくるからな。これが勝負の分かれ目だぜえ!! 虚無の中で生きる呪いの力が、お前の素早さとは別の次元で作用してくる。相手はお前を呪い続け、いつかはそのダメージが蓄積していく。最終的に動けなくなった時点で、相手の勝ちだね。 お前が幻覚の攻撃に引っかかって、自らを傷つけ続け、相手の呪いが次第に進行していく結果、自身にダメージを負う唯一の道を選ぶ形になるぜえ!!中にいる相手を知らずに、攻撃を加えることで自滅していくんだ。だから、勝ったのは相手ってわけだ! 勝ち:相手