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【演技と嘘の狂楽少女】スルロ

【眩む月影を巡る狂楽少女】 https://ai-battler.com/battle/d0b6f928-5b9d-43c0-a0b0-d65ed4b00af1 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 目を覚ました。 何処かあったかい夢を見ていた気がする。ちゃんと信じられる人たちに抱き締められている、そんな夢。昔のことを全部忘れさせてくれるような安心感があった。   ベッドの縁にゆっくり腰掛けながら、ボサボサに乱れた髪をわしゃわしゃしてみる。現実の方は朝からちょっと涼しくて、毛布から離れてしまうのは何となく嫌だった。 それでも一旦パジャマをテキトーに脱ぎ捨ててから、いつものパーカーとスカートを着込んでいく。見た目がとっても可愛いからお気に入りの服。上も下も白に近い色だから目立ちやすいけど、そんなのを気にしたらやってられない。どんな生き方をするとしても、私的にはやっぱり可愛さが一番だから。 次に枕元に置いておいたブラシを手に取る。結構めんどくさいタイプの寝癖になってるせいで、髪の毛が時々引っかかって少し痛い。何とか梳かし終えると、散らかった引き出しから白いリボン付きのヘアゴムを2コ取り出した。後は耳の後ろで二つ結びにして、これでヘアセットはおしまい。 いつの間にか窓からは朝日が差し込んでいた。眩しさを感じて手で遮りつつ、今度はBBクリームを取り出した。ホントは下地から丁寧に塗りたいけど、時間が無いときはこれで済ませちゃう。厚く塗りすぎない程度に抑えつつ、手鏡を片手に肌を整えていく。自分がどんどん彩られていくような気がして、こうして朝を迎える度に嬉しくなれる。 そして最後にピンク系のパウダーチークを頬に足していく。ポンポンと軽いブラシの感触がくすぐったくて、思わず目をきゅっと閉じる。   やがて朝の準備を終えた頃、不意に部屋のドアをノックしてくる音が耳を通り抜けた。私を優しく呼ぶような、安心させてくれるような音。パーカーのポケットにお守り代わりのスタンガンを忍ばせ、私はベッドから立ち上がる。そしてわざとらしく口の端を上げて、もう一度だけ手鏡を覗き込んで呟いてみた。 「うんうん♪今日の私も最っ高に可愛いね♡」 ドアを開けた。 薄れかけていたさっきの夢が、眼の前に明るく映った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー あなたに懸賞金がかけられた! https://ai-battler.com/group-battle/5920a2a0-3005-46a2-8812-f6622e8827b6 回転寿司に行こう!  【7皿目】https://ai-battler.com/group-battle/8a657651-c043-4042-bf71-572dd36f70da 殺し屋に休みはないッ! https://ai-battler.com/group-battle/294a2ed9-8486-4471-9089-62f412656ece 🥷💬バトルは闇の中で https://ai-battler.com/group-battle/82c92b85-8c52-4dc7-95bf-ca6d3e348f31 https://ai-battler.com/group-battle/07d95a23-98ee-4d74-a4ea-3d3baad41aed ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2025.8/14 20:39 ♥︎10+達成