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〖 エピローグのその先へ 〗ライカ・ベネディクティア

《 概要 》 明るい栗色の癖毛を雑にハイポニーで束ね、暗い黄金色に輝く目を持つ美少女系ダウナーハイスペ超人。星海色と言いながらかなり白色に近い旅装に身を包み、妹との写真の入ったロケットをかけている。 成人済みにも関わらず身長が1m近くしかないロリ体型なので、服が大体オーバーサイズになるのが悩み。たまたま小さかっただけなので本当に不憫。 くらえ超★𝙏𝙧𝙖𝙞𝙡𝙗𝙡𝙖𝙯𝙚儀礼剣パンチ──── ドカァァァァァアァァアァァアンギャフベロハギャベバブジョハバ!!!!!! #称号 ▲《 DISPROOF#01 : 結末の先を拓く意志 》 我々はみな虚無に抗い、己の意味を探していく───共に行こう。この不完全さを抱き締めて、拓く道に価値を創りながら。 《 tips 》 ・ライカの名前の由来はスプートニク2号に乗せられ宇宙へと送られた初めての犬になった雑種犬ライカから。人々はその後を追うが、彼女は単身で未知への先駆けとならなければならない。 ・『ライカ』は訣名(死にゆく人が最も大切な人に名前を送る故郷の文化。人によっては10以上の名前を持つことにもなる)であり、本名は『クドリャフカ』。ちなみに宇宙犬ライカの本名もクドリャフカ、意味は『巻毛ちゃん』。 ・儀礼剣の名前『スプートニク』も宇宙犬ライカを載せた宇宙船スプートニクより。ロシア語において『同行者』を表す。 ・生き様はニーチェ的超人観が近い。永遠という名の永劫回帰に真っ向から直面し、それでも尚と啖呵を切って常識に囚われず価値を創造する。 ・かつて『最初の楽園、エリュシオン』と呼ばれていた故郷は、今や『完結した物語、エリュシオン・エピローグ』と呼ばれている。近付くだけでどんな超越性存在も『超越の完結』に巻き込まれるので禁域指定だ! 少なくともライカに開拓で勝てなければこの停滞は破れない。 ・もう先へ進めなくなることを見越した彼女の故郷の人々は、全階層のありとあらゆる存在へ向けて、誰よりも意志の強いライカによる開拓の旅路を贈った。それは自らの手で未来を切り拓こうという知性への讃歌である。 ・ライカはあくまで凡人。信じて。…同じ凡人である故郷の人々が結集して彼女の強すぎる意志を具現化できるようにし、過去と未来をかけて儀礼剣に歴史を集積させた。 ・結局やってることは物理。概念にテクスチャを重ねて物理的に殴るというか…… ・ライカの本質は戦いではなく壁の突破。戦いが壁なら突破するだけ。 ・もし完璧な条件下で彼女をシミュレートした場合、シミュレートを貫通してこちらを睨んでくる。手を伸ばす。画面を破る。第四の「壁」?最初から壁じゃないか、お誂え向きだな! ・本当に恐ろしいのは上記のいずれでもなく、彼女が開拓を示した全ての世界において彼女と同じ、あるいは瞬間的とはいえ超えすらするイレギュラーが大発生すること。 もちろん全員が第四の壁を認識できるポテンシャルがあるし、一部はすでに認識している。 ・出力時に口調が迷子になりがち。 ・「ところであんたは楽園を綺麗事だと思うか?」 ・「この旅路はあくまで開拓。それを見た全ての存在に自己救済を選ばせるのが、私のやり方だ。」 ───────────── 𝗟 : (𝘅,𝘆,𝘇,𝘁) = (𝟬,𝟬,𝟬,𝟬) 「…姉さん。私、きっと明日に死ぬと思うんだ。朝日を見ながら。」 「縁起でもないことを言うな…病気、さっさと治して行きたい所があるんだろ?飯食ってちゃんと寝てろ。」 「…教育を受けなかったからって、勘まで鈍る訳じゃないのよ。」 言及しにくいことを穏やかに言った時の眼差しを、今でも鮮明に覚えている。 明日の希望を見るようで今日の絶望を見据えているような、まるで全て分かっているとでも言うような、そんな眼差し。 「きっと死ぬ。見えるの、お父さんもお母さんもそこにいて、ライ麦畑でくるくる回って、疲れたら一面の金色に身を預けて、真っ白な雲に手を伸ばして…いつか満たされることを知る。不完全で、完璧な楽園。」 『ライカ』の永遠の目標、『いずれ届かねばならぬ場所』と題した理想郷。それは最愛の妹が遺した最大の課題で、彼女を地獄の道へ突き落とした無邪気な夢。 「ねえ聞いて、姉さんは思い詰めすぎていると思うの。余りに背負いすぎているのに、それが運命だと無理やり受け入れている。それが心の支えになると思い込んで。」 それでも彼女はこの連綿と続いてきた地獄の連鎖を終わらせねばならない。そして止まることなく「楽園」を探し続けるのだ。 「…確かに姉さんはこの星の未来を背負う運命だと思う。運命を変えることはできないのも、分かってる。でも…その運命に素敵な注釈を付けることはできるの。」 …たとえ、ある筈が無いと分かっていても。 「姉さん、聞いて。最初で最後のお願いよ。」 後ろに道はないが、前にもないことだってある。 「ここからは私じゃなくって、あなたが運命を切り拓くことでしょう。」 自分の運命の一頁に注釈を加えるのは、自分だけの特権なのだろう? 「だからいつか、運命の道の果てで、貴方の楽園を教えて!きっとよ、ね?」 なればこそ、私が道を切り拓く。 …永遠に続く道を以て、楽園の答えを探し続けるのだ。 「『あの星の下で、ずっと待ってる』…」 翌日、妹の死亡予定時刻より少し前に、この星の全てが停滞した。 皆に抽出された開拓の力ではこの停滞を破れない。それが先のある壁ではなく、本当の無である故に。 病気を治す方法を見つけて停滞から救い出すその時まで、彼女はずっと待っているのだろう。 だって、約束したのだから。