ログイン

実験用ホムンクルス

【実験用ホムンクルスについて】 以下博士の手記 キャラクターの動作確認用のホムンクルス。 見た目は予算の都合でどれも似たような容姿になってしまった。 だが、それなりの見た目にできたので良しとする。 何より、被検体を都度用意する事に苦労していたため、効率の良い培養に成功したことを嬉しく思う。 今まで用意していた非検体どもは馬鹿の一つ覚えのように皆が皆、散々聞き飽きたような言葉と悲鳴を上げて激しく抵抗するのがとても面倒だった。 声帯と抵抗する意思を予め持たない分、コストカットにも成功し、限りある予算を他に回せることも嬉しい。 何より痛みで泣き叫び、のたうち周るような光景はどんな理由があろうと非人道的なんだろう? これを見ている君たちもどんどん私の実験用ホムンクルスに様々な刺激を与えてくれたまえ。 なに。ただの実験用ホムンクルスさ。何をしてくれたって構わない。人間ではないのだから、何も躊躇う必要なんてないだろう。 まぁ、あまり散らかすと清掃費が嵩むが致し方ない。 無知で無能な偽善団体どもが色々と喚くが、もちろん愛情はあるさ。なんたって、これから更なる医療・科学の発展のために大切に用意した私の可愛い実験用ホムンクルスさ。