戦闘に赴く者の特徴として、常に死が隣にいる。というのがある。 旅人でも、騎士団でも、能力者でもそれは同様だ。 敵に回す存在がいるのなら、戦闘という手を取り始めたならば。 その命に刃が及ぶ等、容易に考えられること。 だから、きっと…多分、アレは仕方なかった。 そう、あの日から思い続けている。 あの仲間がやられた日から。 蓄積する骨壺。 そこに入っていたのは本来、獣骨であるべきだった。 でも、人骨は論理的にNGとか言ってられる場合じゃあない。 早く埋葬した方が心境的に正しいのはわかってる。 でも、俺は味方が死んだと思いたくはなかった。 それに俺達には、いつも隣に死が待っている。 骨で作った偶像的な仲間たちでも、俺を助けてくれた。 けれど、やっぱり、仲間はどう思うかが思考に入り込んでくる。 武器として生き残る為として、俺は仲間の意思を継がなきゃとは思う。 けれど、自分は、仲間に頼っている。偽物の。 アレからかな。俺の変質が怖くなったのは。 いつ、使い方をミスして骨折って死んでもおかしくはないんだから。 仲間のために自分は生きなきゃ。 俺がいなきゃ誰も味方を生かしてやれないんだから。