『基準点』 リファレンスポイント。全ての基準となる点。 『特異点』 シンギュラーポイント。常識や法則が適用されない異常な性質。 『転換点」 ターニングポイント。状況が大きく変化し、新たな方向へ進むきっかけとなる転機。 『消失点』 バニシングポイント。遠近法において、並行な線が遠くで交わり消失する場所。 調停級 <https://ai-battler.com/battle-result/cmpdqezpm01igs60ovqgocka2> ───────────────────── 【音声ファイル】 ──呼称が無ければ不都合が多い。 我々は便宜上、あれを『基準点』と呼称することにした。 …あれは生命ではなく、機械でもない。 そもそも“存在”と呼べるかすら怪しい。 [21秒間の無言] ──我々が認識しているあらゆる概念は、比較によって成立する。 光と闇、有と無、成功と失敗。 差異があるからこそ、凡ゆる物事に意味が生じるのだ。 そこで問おう。 その“差異”を定義するものとは一体なんだと思う? [12秒間の無言] つまり、それこそが『基準点』と言える。 比較という現象そのものを成立させるために定義される、絶対的なゼロ差点。 概念が概念であるための前提。 定義が定義であるための起点。 それは“何か”ではない。 人が。 世界が。 宇宙が。 “そうであるための理由”そのものだ。