出雲 八尋(いずも やひろ)。音もなく水を泳ぎ船に近づいては船乗りの影を食べて命を奪う妖怪。長生きらしく千年前から既に存在していたらしい。 太陽が強い光を生めば、それは影もより暗く見えることになる。影の強さは太陽の強さに等しいとするべきと彼女は主張する。性格は凶暴で、ちょっかいを出されるとすぐ噛み付く。