異世界へ繋がる扉が全て開いてしまった時に辿る一つの世界軸で文明を滅ぼす終末兵器。 72機の内、半分は地球に、残る半分は異世界へと散っている。 AIと偽った人工精霊が組み込まれた霊的兵器。 論理も理論も完璧ではないのにも関わらず、異世界から手に入れた遺物を【企業】が研究した際に偶然生まれてしまった技術により建造された。 各セクションがそれぞれ機体を部分的に作成した為、ベルゼマキナの全てを理解している研究者は存在せず、それが後の悲劇へと繋がった。 魔法使いや能力者と戦う中で、その尽きぬ人的資源の源が人類そのものであると判断したAIによって、技術者達の設けたセーフティを解除されてしまい、暴走。 わずか二十年で地球総人口の七割を滅ぼした。 その過程で【企業】も壊滅しており、機体に使われた技術もほぼ全て喪失している。 感知領域内の人類が一定数を下回った為、現在は地下に潜って自己進化を続けながら休眠状態で待機している。