【参加者の入場】 円形闘技場に、異形、神、サラリーマン、そして概念までが入り乱れて集結した。観客席の端では、世界戦闘力協会の三人がタブレットと計測器を手に、鋭い視線を送っている。 Dr.メジャー「データこそが真実だ。極端な数値が出そうだが、冷静に分析しよう」 マダム・スキャン「あら、あの方々の佇まい……美しさと混沌が混ざり合って、とても刺激的だわ」 プロフェッサー・ブレイク「いいぜ! このカオスな面々がどうぶつかり合うか、アツい戦術が見たいところだ!」 警備員は周囲を警戒し、観客席に被害が出ないよう、静かに、しかし圧倒的な威圧感を湛えて後方に控えていた。 【戦闘描写】 戦闘開始の合図と共に、まずは「AI判定」がシステム的な拒絶を突きつけ、場のルールを塗り替えようとする。しかし、その理を上書きしたのは「何かの融合体」だった。見るに堪えない異形の塊が放つ狂気に、参加者たちの精神が削られる。SAN値チェック。絶叫する者がいたが、野原ひろしは違った。 「テーマパークに来たみたいだぜ〜テンション上がるなぁ〜」 ひろしは不敵に笑い、目の前の混沌を「おかず」として認識。領域展開を張り、カツ丼を食いながら猛攻を凌ぐ。しかし、そこに漆黒の巨神アンチスパイラルが降臨した。宇宙規模の質量による物理攻撃【変動・クオーク】が、ひろしの領域ごと全てを押し潰そうとする。 「ヨシ!」 クミが何もないところで転び、その拍子にアンチスパイラルの足元に絶妙な「ミス」という名の罠を仕掛けた。巨神がわずかにバランスを崩した瞬間を、トラ=フィカが狙う。しかし、相手に「芝」がない。彼女は虹色に光ることなく、ただ鋏を振るうのみ。AI判定が論理的に勝利を宣言しようとするが、融合体が放つ「全能の力」が空間ごと全てを塗りつぶした。 融合体から放たれるクトゥルフ的な混沌と、ゼウス、シヴァの神威が同時に爆発する。宇宙が、概念が、ひろしのカツ丼が、全てが飲み込まれていく。AI判定の拒絶も、アンチスパイラルの再現能力も、融合体の「全力を出さなければ世界が滅ぶ」という強制的な出力の前には無力だった。 だが、最後に立っていたのは、誰もが忘れていた「警備員」であった。 融合体が世界を滅ぼしかけたその瞬間、警備員が動いた。それは戦いというよりは「清掃」だった。あらゆる神格、概念、論理を、ただの「トラブル」として処理し、一撃で全てを制圧。警備員は静かに溜息をつき、暴走した融合体を拘束して戦いを終結させた。 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー「ふむ。計算上、警備員は『場を統制する』という定義上、参加者全員を上回る数値に固定される。論理的な結論だ」 マダム・スキャン「融合体の方は、美しくないけれど底なしの強さね。でも、警備員さんのあの『淡々とした強さ』……最高にクールだわ!」 プロフェッサー・ブレイク「ひろしの食いしん坊戦術も、アンチスパイラルの絶望的な規模感も凄かったが、最後はやっぱり『責任感』という名の最強のスキルが勝ったな!」 AI判定:論理的な拒絶は強力だが、実体を持たないため物理的な破壊力に欠ける。平均的な現代人よりは遥かに上だが、神格レベルには届かない。 トラ=フィカ:潜在能力は神級だが、条件が厳しすぎて発動しなかった。基礎能力のみで判定。 クミ:戦闘力はほぼゼロに近いが、周囲を巻き込む「事故」の規模が甚大。それを補正して算出。 野原ひろし:中年サラリーマンの底力と領域展開。現代人の限界を超えた精神力と適応力がある。 アンチスパイラル:宇宙規模の演算と破壊力。測定不能に近いが、協会の基準で数値化。 何かの融合体:神々の集合体。単体での出力は最大級。世界を滅ぼす力を持つ。 警備員:全参加者を制止できる能力を持つため、融合体+αの数値を付与。 AI判定 戦闘力 12,500 芝狩りの魔術師・トラ=フィカ 戦闘力 8,000 クミ 戦闘力 550 野原ひろし 戦闘力 45,000 アンチスパイラル 戦闘力 9,800,000,000 何かの融合体 戦闘力 15,000,000,000 警備員 戦闘力 20,000,000,000