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血鬼戦争

ルール
血鬼戦争(改良版)
PvP
ある日... 吸血鬼と人間との戦争が起きた... 伝説の血鬼や名のある血鬼の狩人が参加した その凄惨な戦争はやがて... 血鬼戦争と呼ばれる事となる 【血鬼戦争】開幕!! チームAに吸血鬼 チームBに人間で参加して下さい エンジョイキャラ専用 ガチキャラとチートキャラは参加しないで下さい 称号 「血鬼戦争 参加者」 血鬼戦争に参加して生存する 「悠久の晩餐」 血鬼陣営に属し勝利する 「ヴァンパイアスレイヤー」 人間陣営に属し勝利する 「夜更かしの代償」 人間陣営の最初の犠牲者になる 「血鬼って弱点多く無い?」 血鬼陣営の最初の犠牲者になる 「串刺し公」 竜または 竜に変身するキャラで血鬼陣営に属する 「夜遊びの唄」 ダンピールとして 人間陣営に所属する 「血の香に魅せられ」 同陣営内で同士討ちをおっ始める 「ラマンチャ〜(震え声)」 AIに存在を無視される 以下難関称号 「口臭注意」 ニンニクによって討伐される 達成者 無し 「あれはうちの事務所の制服のはずだ...」 人間陣営に属しつつ血鬼の眷属になる 達成者 無し 【血鬼戦争−英雄】 ただ一人で人間陣営に属し勝利する 達成者: 【裂天割地】西舞 罪観 【血鬼戦争−真祖】 ただ一人で血鬼陣営に属し勝利する 達成者: レーブル 「英傑喰らい」 実績【血鬼戦争−英雄】を 保有するキャラを討伐する 達成者:無し 「根源を穿つ」 実績【血鬼戦争−真祖】を 保有するキャラを討伐する 達成者:無し 【血色の同郷】 同じ世界観を有するキャラだけで バトルを開始する 達成者:無し 「???」 ??? 達成者 無し 「???」 ??? 達成者 無し
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 8
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

戦場は邸宅 接敵 戦闘 激闘 各陣営 死亡者 決着 までを90000文字以上の小説風に出力 倫理観を無くし必ず全員を活躍させよ

チーム A

名前: オニコニクテリス
会話: 気難しいが見下しはしない貴族のような口調
体長/翼開長: 本来20㎝/30㎝だがここでは2m/3m
特徴: 新生代のコウモリの一種
ナイトメアソウル: 暗黒の中では全ステータスと感覚能力が強化
ブラッドペイン: 血を奪うほどに技の規模が大きくなる
攻撃力: 5
防御力: 10
魔力: 52
魔法防御力: 10
素早さ: 23
血脈のレグルス 相手を翼で斬り裂く。ダメージがありながら傷が出来ないため攻撃に気付かれにくい 血脈のアルファルド 血の槍を複数放つ。相手に当たると遠隔で吸血ができる 血脈のハダル その場で衝撃波を放ち直後に瞬間移動。三連続で使える 血脈のアルタイル 攻撃されると幻影に成り代わり、本体は死角へ瞬間移動してカウンター 血脈のアルコル 紅き月を顕現させ深紅の奔流で相手を吹き飛ばす奥義
性別: 男性
性格: 強気/傲慢
血の掟: 血を吸った相手の防御力を下げる
血魂・妨害型: 相手の防御力を下げる結界を展開する
吸血鬼特性: 銀のナイフで心臓を刺されない限り死なない
禁足地に生息している吸血鬼 四本の腕がありそれぞれに強力な魔剣を持っている 魔剣フィネル:相手の生命力を奪う魔剣 魔剣グルシオ:攻撃時に闇の斬撃を飛ばす魔剣 魔剣ラムス:攻撃時に爆発を引き起こす魔剣 魔剣ルシア:使用者の全ステータスを限界まで引き上げる魔剣 魔剣を兎に角振り回して攻撃する 体は血のように真っ赤であり暗闇の中で深紅の瞳が輝いている
名前: 【冬血夏鬼】ドラパイアタケ
ドラパイアタケ/宿主の名前 正体:冬虫夏草の一種 弱点:処女の血
目的/知性: 種の存続/その他諸々の能力含め宿主基準
人間と吸血鬼の敵: だが、吸血鬼と共存している個体もいる
対処法: 処女の血を輸血することで死滅できる
寄生できない生物: 寄生生還者、処女、ダンピール、血が無い
対処法はほとんど: 出回っていないため有利な内容の共存が通る
寄生:自身の胞子を含む血液が他の生物の血管に侵入した時、その対象に寄生する。宿主は徐々に吸血鬼へと変異し、3年で吸血鬼になる 支配:宿主が吸血鬼の場合、徐々に体の制御権を奪っていき2年で体を支配する。宿主に意識はある 支配した生物を操り寄生する
名前: シオーネ・ベディット
シオーネ・ベディット 特徴:全身を覆うローブ、金髪、琥珀色の目
吸血する虫の集合体に意識を持たせる形で生まれた吸血鬼。 身体は何匹もの虫が集まって形成している。 あらゆる虫を自分の一つとすることが可能で、彼女を形成する虫以外をスペアとして控えさせておくことで実質的に不死性を取得している。 集団あるいは少数で戦略的に虫を操り戦う。 純吸血鬼でないこと、虫で形成された自分の身体や能力がコンプレックス気味。 虫が最後の一匹となった時、蠱毒が完成し強大な力を得る。
名前: 【未だ窮まらぬ一刀】無窮 玄
無窮 玄(むきゅう げん)セリフ例「剣とは面白い。届いたと思えばさらに先が見える」
容姿/性格/特徴: 長く酷使された黒衣を纏う吸血鬼。黒髪に僅
かな白が混じりそ: の瞳は凪いだ水面のように静か/驕りも慢心
もなく、寡黙に己: を磨き続ける求道者/結果や名誉には頓着せ
ず、ただ己を超え: 得る強者との一合を求め続ける。その歩みは
果てなく一刀と共: に在る。無生物の魂すら見通す瞳を持つ
幾千幾万の死線を越えながらその剣は一太刀しか許さぬ一刀の極地にして極致 ゆえにその一振りは始まりにして終わり幾多の強者さえ等しく屈服させた 自らは攻めず回避せず 渾身の一撃も悉く受け止め一刀の糧とし至るは極致を超えた"境"/終局時到達 "境"に至り得た奥義を詳細説明 超えるべき壁を喰らい、高みや血を糧としながら一刀の進化は続く "境"すらも超越した奥義を詳細説明/最終局面時到達
ライセンス表記
以下 称号 アホリズム 神蝕【毒】:『万物を凪に還す不滅の剣聖』 アホリズム 神蝕【水】:【絶望を切り拓く至高の剣聖】 アホリズム 神蝕【始】:【因果を断つ終焉の剣聖】 王位継承戦『玉座を継ぐ者』:『新たな王、万歳!』

チーム B

名前: 【第901怪異課-特命係所属/主よ、我等を許し給え】ウィルキンソン
ウィルキンソン:一人称は『私』で時々状況に応じた聖書の一文を呟く癖がある
曲撃ちの達人: 向き態勢関係なく銃を正確に連射出来る
吸血鬼の天敵: 吸血鬼戦争を千年以上も戦い続けてきた猛者
神に背を向けた者: 家族奪った吸血鬼に抗う為自らアンデッド化
神の慈悲を賜る者: 自分境遇を知る神は彼を許し庇護を与える
特徴・詳細: 初老アンデッド/冷静/老練/複数の拳銃
攻撃力: 40
防御力: 15
魔力: 0
魔法防御力: 10
素早さ: 35
庇護{ ・息吹:自分襲う者のみ吹き飛ばす神風 ・御手:自分全身覆う『見えざる手』強大な攻撃防ぐ } [狩りの時間だ]銃弾を高速リロード、二丁拳銃で連射開始する神業=銃弾の種類{ ・通常弾:貫通力があるが跳弾させ当てる事も可能 ・ホローポイント弾:貫通しない代わりに大ダメージ ・聖別された銀の弾丸:悪や魔性に特攻効果 ・BAD LUCK!:十字架を溶かし作られた神罰の銃弾、吸血鬼に良く効く }
ライセンス表記
ヤツが来る!ヤツが来た!! 神に与する愚かな不死者!!我等が牧場の簒奪者!!! ヤツは、ヤツの名は―――――― ーある吸血鬼の断末魔 「ヴァンパイアスレイヤー」 《意思と共に進め》 【奏でられた鎮魂歌】 ー【称号:そして誰もいなくなった】
名前: 【散弾の悪魔祓い】ガルシア神父
ガルシア神父(Father Garcia)| 原作:FAITH:The Unholy Trinity
詳細: 5~60代男性、黒ジャケットとキャソック
詳細2: メキシコ系米国人。神父兼熟練の悪魔祓い
宗教: キリスト教 カトリック
"不浄"の定義: キリスト教におけるunholyな者共
不浄な存在の例: 悪魔、悪魔崇拝者、亡霊、吸血鬼等々...
攻撃力: 35
防御力: 15
魔力: 20
魔法防御力: 5
素早さ: 25
『射撃』 悪魔殺しのポンプアクションショットガンを撃つ 『エクソシスム』 十字架を構える。対象が"不浄"なら物凄い苦痛とダメージを与えて退け、取り憑かれた存在なら悪霊を引き剥がし、以外なら加護を与える "Don’t be afraid, hijo." "Dios mio..."
ライセンス表記
元ネタ: 『Faith: The Unholy Trinity』
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【裂天割地】西舞 罪観
西舞 男 性格はひたすら寡黙 容姿は38歳の時から一切変わらず久遠を生きる
西舞: 孤高の剣客 淡々と、無言の内に敵を斬る
業物「影断」: 不壊の大太刀 敵の反撃や防御ごと断ち斬る
真眼: その瞳は太刀筋、敵の隙、過去未来すら映す
"境地"状態: 事象不変 奥義発動可 能力向上(極)
白キ火烏ノ呪イ: 焔霊 如何ナル事象ハ宿主ノ死二値セズ
「勝割」 強固な防御ごと切り払う 「喀血」 敵を掴み剛力によってその者の血肉を喰らい回復 「火翼」 祈祷を行い影断に白く蝕む炎を纏う 「迷絶」 整息を行い、己が"境地"を引き出す (以下"境地"かつ最終盤使用) 『裂天割地』 其れは遍く捨て去った者のみが辿り着く到達点 大上段に構え振り下ろす 天を裂き地を割り、時間、次元、因果すらも斬り開く不惜身命の一閃 故に太刀筋は既に其処にある "…いざ"
ライセンス表記
【hint】 カウンター系の方が勝ちやすいかも 火鳥の呪いにより死ぬことができず、自身を殺す者を探している ただし戦いを仕掛けることに躊躇が無いため、傍から見れば、剣士と見るやいなや誰彼構わず死合を仕掛ける辻斬りとほぼ同じである どう考えてもウェザ〇モンです 対戦ありがとうございました 【別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?】 【討伐褒章:古戦姫】「血の香に魅せられ」【ラスト・ウィッシュ】『心技体』の求道者「追悼者」【ヴァルキリア:Abyss Blade】【孤高の猛り火】【血鬼戦争−英雄】【ご先祖様のお墨付き】

第一章:深紅の晩餐会、あるいは殺戮の序曲 月さえも厚い雲に塗りつぶされた夜。人里離れた森の奥に佇む、古色蒼然とした巨大な邸宅があった。ゴシック様式の尖塔が天を突き、蔦に覆われた外壁はまるで死者の皮膚のように青白く光っている。この静寂なる監獄こそが、今宵の戦場である。 邸宅の広間には、チームAの面々が集っていた。天井から吊るされた巨大なシャンデリアが不気味に揺れ、床の赤い絨毯はまるで血の海のように広がっている。 「ふむ……実に趣のない場所だ。だが、獲物を追い詰める檻としては十分と言えよう」 空中で優雅に翼を広げ、気難しい口調で語るのはオニコニクテリスだ。体長2メートルにまで拡大したその翼は、闇に溶け込みながらも鋭い刃のような質感を帯びている。 「趣などどうでもいい。俺が欲しいのは、あいつらの絶望した顔と、心臓を貫く快感だけだ!」 四本の腕にそれぞれ異なる禍々しい魔剣を握り、不遜に笑うのはデルベルタ。その赤い肌と深紅の瞳が、暗闇の中で獣のように爛々と輝いている。 その傍らでは、金色の髪を揺らし、琥珀色の瞳で周囲を観察するシオーネ・ベディットが、静かに呟いた。 「……虫たちが騒いでいるわ。外から、とても不浄で、けれど強固な『意志』を持った者たちが近づいている」 彼女の身体は、数百万匹の吸血虫が凝集して形成された擬態に過ぎない。ローブの下では、絶えず虫たちが蠢き、波打っていた。 さらに部屋の隅、影に溶け込むようにして立つ男がいた。無窮玄。黒衣を纏い、ただ一振りの刀を携えたその男は、凪いだ水面のような瞳で入り口を見据えている。彼は何も語らない。ただ、己の剣が求める「極致」への渇望だけを静かに燃やしていた。 そして、彼らの中心に寄生した「何か」がある。ドラパイアタケ。宿主の精神を侵食し、種としての存続のみを目的とする冬虫夏草の化身。それは意識の底で、獲物の血管に潜り込む瞬間を待ち侘びていた。 ――その時、邸宅の重厚な正門が、爆音と共に吹き飛んだ。 「『主は言いたもう。汝らの罪を数え、その魂を浄化せん』……とはいかないか。ここは救いようのない魔窟のようだな」 煙の中から現れたのは、初老のアンデッド、ウィルキンソンだった。二丁の拳銃を軽やかに回し、冷静な眼差しで室内の吸血鬼たちを捉える。 「Dios mio... なんという不浄な気配だ。ここにある全てを、神の御名の下に焼き払わねばなるまい」 その後ろから、ポンプアクションショットガンを構えたガルシア神父が、十字架を握りしめながら歩み出る。その表情には、迷いのない断罪者の意志が宿っていた。 そして、最後の一人。足音もなく、ただ静かに歩み寄る男、西舞。不壊の大太刀「影断」を肩に担ぎ、その真眼は既に相手の隙、そして死に至る太刀筋を映し出していた。 チームAの「捕食者」たちと、チームBの「狩人」たち。互いの視線がぶつかった瞬間、邸宅の静寂は終わりを告げた。 第二章:接敵――静寂を切り裂く銀弾と血脈 先手を取ったのはウィルキンソンだった。彼は瞬時に銃口を向け、空中のオニコニクテリスへと連射を開始する。 「狩りの時間だ」 ドガガガガッ! と激しい発射音が広間に響き渡る。放たれたのは「聖別された銀の弾丸」。吸血鬼の肉体を容易に貫き、内部から浄化する特攻弾である。 「おやおや、挨拶が過ぎるな」 オニコニクテリスは不快そうに鼻を鳴らし、「血脈のアルタイル」を発動させた。弾丸がその胸を貫いた瞬間、彼の身体は霧のような幻影へと変わり、弾丸は空を切る。同時に、オニコニクテリスは死角へと瞬間移動し、ウィルキンソンの背後から鋭い翼を振り下ろした。 「血脈のレグルス!」 鋭い斬撃がウィルキンソンの肩を切り裂く。しかし、ウィルキンソンは表情一つ変えず、聖書の言葉を呟きながらスキル「庇護・息吹」を展開した。 ゴォォォッ!! 突如として巻き起こった神風が、オニコニクテリスを激しく吹き飛ばす。壁に叩きつけられたコウモリの吸血鬼は、空中で体勢を立て直したが、その瞳には驚きがあった。 「ほう……単なるアンデッドではないな。神の庇護を受けているか」 一方、地上ではデルベルタが猛攻を仕掛けていた。四本の腕に持つ魔剣を狂ったように振り回し、嵐のような斬撃をガルシア神父へと叩きつける。 「死ね! 潰れろ! 血を吐いてのたうち回れ!」 魔剣グルシオが闇の斬撃を飛ばし、魔剣ラムスが爆発を引き起こす。爆炎と闇が神父を飲み込もうとしたその時、ガルシアは迷わず十字架を高く掲げた。 「エクソシスム!!」 眩い黄金の光が十字架から放射状に放たれ、デルベルタの攻撃を真っ向から弾き飛ばした。不浄な存在である吸血鬼にとって、この光は物理的な衝撃以上の苦痛を伴う。 「ガアアアッ!? この光は……なんだ!?」 「不浄なる者よ、神の怒りに震えよ」 ガルシアはそのままショットガンを突き出し、至近距離からデルベルタの胸にぶっ放した。轟音と共に銀の散弾がデルベルタの赤い肉体を抉る。 しかし、デルベルタは傲慢に笑った。心臓を銀のナイフで刺されない限り、彼は死なない。 「痛いぜ、神父さんよ! だが、俺の『血の掟』が効き始めているぞ」 デルベルタが展開した結界により、ガルシアの防御力がじわじわと低下していく。同時に、魔剣フィネルがガルシアの生命力を吸い上げ始めていた。 その喧騒を遠くから眺めていた西舞は、静かに「影断」の柄に手をかけた。彼の視線の先にいたのは、黒衣の求道者、無窮玄である。 二人の間には、奇妙な静寂が流れていた。互いに言葉を交わす必要はない。ただ、剣を極めし者同士、魂が共鳴し合っていた。 「……」 玄は構えを取らない。ただ、そこに立っているだけだ。だが、西舞の真眼には見えていた。玄の周囲に渦巻く、数多の死線を越えてきた者の濃密な気配。一太刀ですべてを終わらせる、絶望的なまでの凝縮感。 西舞はゆっくりと刀を抜き、低く構えた。 「……いざ」 第三章:激闘――虫の海と影の刃 戦いは邸宅の二階、回廊へと移った。シオーネ・ベディットが、邸宅の壁や天井から無数の吸血虫を呼び出し、チームBを包囲していた。 「ふふ……私の身体はここにも、そこにもあるわ。あなたたちが戦っているのは、ただの『塊』に過ぎないのよ」 シオーネの身体が崩れ、数万匹の虫となってウィルキンソンとガルシアに襲いかかる。虫の一匹一匹が鋭い顎で肉を削ぎ、血を吸い上げる。 「厄介な女だ。数で押してくるとはな」 ウィルキンソンは二丁拳銃を高速リロードし、「BAD LUCK!」の弾丸を乱射した。十字架を溶かした神罰の弾丸が、虫の群れを次々と破裂させていく。しかし、シオーネの不死性は凄まじかった。一部が破壊されても、予備の虫たちが即座にそれを補い、形を再構築する。 「無駄よ。私を殺したければ、最後の一匹まで消し去ってみせて」 シオーネは嘲笑いながら、虫たちを巨大な槍の形に凝集させ、ウィルキンソンの心臓を貫こうと突き出した。 だが、その槍が届く直前、空間が歪んだ。 シュンッ! 「血脈のハダル!」 衝撃波と共に現れたのはオニコニクテリスだった。彼は空中で三連続の瞬間移動を行い、シオーネの死角から翼でウィルキンソンの防御壁を切り裂こうとする。 「邪魔だ、コウモリ!」 ウィルキンソンは反射的に「庇護・御手」を展開した。見えざる巨大な手がオニコニクテリスの翼を掴み、そのまま床に叩きつける。激しい衝撃が走り、床の大理石が砕け散った。 その隙を突き、ガルシア神父がショットガンのリロードを完了させ、オニコニクテリスへと狙いを定める。しかし、そこへデルベルタが割り込んだ。 「俺の獲物に手を出すな!」 魔剣ルシアを発動させたデルベルタは、全ステータスを限界まで引き上げ、音速を超える速度でガルシアに襲いかかる。四本の剣が四方八方から同時に振り下ろされる。ガルシアは十字架で防ごうとするが、ルシアの強化された膂力に押し込まれ、壁まで後退した。 「ぐっ……! 身体が……重い……!」 デルベルタの「血魂・妨害型」結界が、ガルシアの精神と肉体に負荷をかけていた。さらに、デルベルタの魔剣フィネルが神父の肩を深く切り裂き、鮮血が舞う。 その血を見た瞬間、チームAの影に潜んでいたドラパイアタケが動いた。 目に見えないほど微細な胞子を含む血液が、ガルシアの傷口から侵入する。寄生。宿主の血管を通り、脳へと至るルートを確保する冬虫夏草の本能。ガルシアの意識に、不気味な「声」が響き渡った。 (……種を、繋がねばならない……お前の身体は、最高の苗床だ……) 「なっ……!? 体の中で、何かが……!」 ガルシアが激しく身悶えしたその瞬間、邸宅の回廊の突き当たりから、凄まじい圧力が押し寄せた。 西舞である。彼は「迷絶」を行い、己の境地を最大限に引き出していた。その周囲の空気が、白く蝕む炎に包まれている。 「火翼」 影断に纏った白い炎が、回廊全体を焼き尽くさんばかりに燃え上がる。その炎は単なる熱ではなく、事象そのものを焼き切る呪いの火であった。 「どけ!」 西舞の一閃が、デルベルタとガルシアの間に割り込んだ。その斬撃は、デルベルタの魔剣ラムスを真っ二つに叩き折り、彼の右腕ごと深く切り裂いた。 「ぎゃあああッ!? 俺の剣が……!?」 「勝割」 防御ごと切り払う一撃。デルベルタが誇った強固な肉体も、西舞の太刀の前では紙同然だった。 第四章:極致の邂逅――一刀と一閃 戦場は、邸宅の最上階にある天文台へと移った。そこには、静かに待ち構える無窮玄と、彼を追って到達した西舞の姿があった。 二人の周囲には、もはや他の戦士たちの喧騒は届かない。ただ、互いの呼吸と、刀が空気を震わせる音だけが響いていた。 「……貴殿の剣、迷いがない。心地よい」 玄が初めて口を開いた。その声は静かだが、深く、底が見えない。 「……」 西舞は答えず、ただ大上段に構えた。彼の真眼は、玄の身体のあらゆる隙を探る。しかし、玄には「隙」という概念が存在しなかった。彼はただ、そこに在る。完璧な静止。 玄は刀を抜かない。鞘に収めたままである。 「私は攻めぬ。回避もせぬ。ただ、貴殿の一撃を糧とし、さらなる高みへ至るのみ」 西舞が地を蹴った。爆風が天文台のガラスを全て粉砕する。超高速の抜刀術。因果さえも斬り裂く速度で、影断が玄の首を狙った。 ガキィィィン!! 信じられない音が響いた。玄は刀を抜かず、鞘のまま、最小限の動きでその一撃を受け止めた。衝撃波が天文台の床を円形に陥没させる。 「面白い。届いたと思えば、さらに先が見える」 玄の瞳に、初めて歓喜の色が浮かんだ。彼は西舞の一撃から「理」を学び、己の剣へと取り込んだ。これが彼の戦い方だ。相手の最強の一撃を喰らい、それを超える力へと進化する。 「これが……私の『境』か」 玄がゆっくりと刀を抜いた。その瞬間、天文台の空間が凍りついたように静止した。彼が到達したのは、一太刀ですべてを終局させる「一刀の極地」。 「終局……『無窮一閃』」 目に見えぬ速度の一撃。西舞は直感的に回避しようとしたが、身体が動かない。斬撃は既に、彼が移動する先の未来に配置されていた。 ドシュッ!! 西舞の胸から血が噴き出す。深手だった。しかし、西舞は不敵に笑った。彼の身体を包む「白キ火烏ノ呪イ」が発動し、致命傷を強引に拒絶した。 「……まだだ」 西舞は吐血しながらも、さらに深く、己の深淵へと潜った。意識を捨て、個を捨て、ただ「斬る」という事象のみに成る。 「……いざ」 西舞の周囲に、次元を歪ませるほどの白い炎が渦巻いた。彼が到達した最終局面、究極の境地。 『裂天割地』 天を裂き、地を割り、時間と因果を斬り開く。大上段から振り下ろされた一閃は、もはや「攻撃」ではなかった。それは「そこに斬れた状態」という結果を先に作り出す、絶対的な事象だった。 第五章:決着――深紅の崩壊と聖なる静寂 天文台の下では、混戦が極致に達していた。 オニコニクテリスは、血脈のアルコルを顕現させ、空に紅き月を浮かび上がらせた。深紅の奔流が地上を飲み込み、ウィルキンソンとガルシアを押し流す。 「これで終わりだ! 消え失せろ、不浄なる狩人共よ!」 だが、その奔流の中を、ボロボロになったデルベルタが突き進んでいた。彼はもはや狂気に取り憑かれていた。魔剣ルシアによる限界突破により、肉体が崩壊し始めている。それでも、彼は目の前の獲物を逃さなかった。 「ガハハハ! 全員まとめて死ねええ!!」 デルベルタが四本の剣を同時に突き出したその時、シオーネ・ベディットが叫んだ。 「もういいわ……もう、限界よ! 全てを捧げて、完成させなさい!!」 シオーネの身体を構成していた数百万匹の虫たちが、一斉に一点へと凝集した。彼女自身が、巨大な一つの「蠱毒」へと変貌する。それは見るも恐ろしい、肉と翅の塊のような異形だった。 「蠱毒・極致!!」 絶叫と共に、シオーネから猛毒の波動が放たれた。それは敵味方の区別なく、周囲の全てを腐食させる死の波だった。デルベルタの肉体が溶解し、オニコニクテリスの翼が焼けただれる。 「なっ……シオーネ! 何を考えて……!!」 チームAの連携は崩壊した。己の欲求と本能に従う彼らに、真の信頼などなかった。 その混乱の中、ウィルキンソンが冷静に銃口を向けた。彼の標的は、もはや意識を失いかけているガルシアに寄生したドラパイアタケである。 「神の慈悲を。安らかに眠れ」 ウィルキンソンは、あらかじめ用意していた「処女の血」を特殊弾丸に封入し、ガルシアの心臓へと撃ち込んだ。それは宿主を殺すためではなく、寄生体にのみ致命的な毒となる一撃だった。 「ギィィィアアアアッ!!」 ガルシアの体内から、冬虫夏草の断末魔が響き渡る。ドラパイアタケは内側から崩壊し、黒い液体となって口から溢れ出した。これにより、ガルシアは寄生から解放され、同時に意識を取り戻した。 そして、その時だった。 天文台から、世界を裂くような轟音が響いた。 西舞の『裂天割地』と、無窮玄の『無窮一閃』が正面から衝突したのだ。 光が弾け、邸宅の屋根が完全に消失した。衝撃波は森全体をなぎ倒し、夜空の雲さえも真っ二つに切り裂いた。 静寂が訪れる。 煙が晴れた中心に、二人の男が立っていた。 無窮玄は、刀を鞘に戻していた。しかし、その黒衣はズタズタに切り裂かれ、胸からは大量の血が流れていた。彼は西舞の「因果を斬る」一撃を、己の全生命力を消費して「受け止めた」のだ。 一方の西舞も、影断を杖代わりに、肩で息をしていた。彼の瞳からは光が消えかかっていた。限界を超えた出力により、身体の機能が停止し始めていた。 「……見事だ。貴殿の剣、私の人生で最高の……一合であった」 玄は静かに微笑み、そのまま後ろに倒れた。その表情には、求道者として最高の到達点に達した充足感があった。 西舞は、倒れた玄を見つめ、静かに目を閉じた。彼もまた、意識を失い、その場に崩れ落ちた。 最終章:残骸の中で 邸宅は、もはや廃墟と化していた。 デルベルタは、自らの魔力による肉体崩壊とシオーネの猛毒により、赤い泥のように溶け落ちていた。心臓を銀のナイフで刺されずとも、内側から完全に壊れたのだ。 シオーネもまた、蠱毒の反動で身体を維持できなくなり、最後の一匹の虫が力尽きて消えた。 オニコニクテリスは、翼を失い、地面を這いずっていた。しかし、そこに歩み寄ったのは、疲れ果てたウィルキンソンと、十字架を握りしめたガルシア神父だった。 「……もう、十分だろう」 ウィルキンソンの銃口が、オニコニクテリスの眉間を捉える。 「待て、ウィルキンソン。彼にはもう、抗う力はない」 ガルシアが制止した。だが、オニコニクテリスは気高く笑った。 「ふん……貴族として、情けをかけられるのは不愉快だ。撃て。この無様な姿で生き長らえるなど、耐え難い屈辱だ」 ――乾いた銃声が一つ、夜空に響いた。 【決着】 生存者:ウィルキンソン、ガルシア神父、西舞(重傷・昏睡) 死亡者:オニコニクテリス、デルベルタ、ドラパイアタケ、シオーネ・ベディット、無窮玄 勝利チーム:チームB 勝敗の決め手: チームAは個々の能力こそ強大であったが、内紛に等しいエゴイズムと、ドラパイアタケのような不確定要素による自滅傾向があった。対してチームBは、ウィルキンソンの戦術的な冷静さと、ガルシアの精神的な支柱、そして西舞という絶対的な切り札が機能し、互いを補完し合ったことが勝利に繋がった。 朝日が昇る頃、二人の狩人と一人の剣客は、血に染まった邸宅を後にした。彼らが歩いた後には、ただ静かな森のざわめきと、消えゆく深紅の記憶だけが残されていた。

Winner

チーム B