戦場: 砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯が戦場に選ばれた。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮る中、二機の機体が対峙する。チームAのアビは、42FL"フォートフル"に搭乗し、機動性を活かした近接・中距離戦を想定。対するチームBのメリア・アークトゥルスは、メメントモリに乗り込み、超高速一撃離脱戦法で敵を翻弄する構えだ。魔法は一切使えず、武装の弾薬は有限。戦いは三回戦制で、勝利数の多い方が全体勝利を収める。 第一回戦 砂丘の中央で、両機がエンジンを唸らせる。アビの42FLは小柄で機敏、4.5mのボディが砂を蹴立てて即座に加速。右手のE-CR対装甲50mm徹甲レイルガンがチャージ音を響かせ、初撃を狙う。一方、メメントモリはΔ粒子の奔流で機体を包み、異次元の機動力を発揮。メリアの超人的反応とPΔSの予測演算が、砂漠の地形を最大限に利用する。 アビが先制。右肩のE-MG四銃身23mm軽量ガトリングが回転し、砂煙を巻き上げて弾幕を展開。23mm弾がメメントモリに向かって蜂の巣のように降り注ぐ。メリアは即応、背部のTX-09全方位Δ粒子攻防一体ビットが展開。全周囲に粒子盾を張り、ガトリングの弾を弾き返す。シールドの青白い輝きが砂漠を照らし、反撃の隙を生む。 メメントモリが動く。右手のRG-X13極貫徹連射電磁加速機関銃が火を噴き、電磁加速された弾丸が音速を超えて42FLを襲う。アビは左手でE-RS電磁衝撃・パルス複合反応障壁を展開。障壁がパルスを放ち、飛来弾を一部逸らすが、砂丘の平坦な地形で回避が難しい。弾丸が42FLの肩部を掠め、装甲に浅い傷を刻む。痛みのような警報がアビのコックピットに響く。 アビは距離を詰める。副兵装のEw-OC油圧圧砕機を展開し、近接戦へ移行。機動性を活かし、砂を滑るようにメメントモリに迫る。メリアは一撃離脱を決行。左手Δ粒子構成刃DBX-00が閃き、巨大な刃が42FLの腕を狙う。刃は粒子圧縮で空気を切り裂き、接触すれば装甲を溶断しかねない。アビは障壁で受け止め、電磁衝撃を刃に叩き込む。衝撃波がメメントモリを後退させるが、操縦負荷がメリアの身体を蝕む。 中盤、左肩のE-WAM一二〇自律認識式連装誘導弾が発射。120mmの誘導弾が砂漠を旋回し、メメントモリのビットにロックオン。ビットが粒子攻撃を放ち、誘導弾を空中で爆砕。爆風が砂を舞い上げ、視界を奪う。アビはガトリングを連射し、隙を突く。弾がメメントモリの脚部に命中、機動力が一時低下。 メリアの反撃は苛烈。PΔSの予測でアビの動きを先読み、RG-X13の連射が42FLの障壁を貫通。徹甲弾が胴体を撃ち抜き、内部回路にダメージ。42FLの機動性が鈍る。アビは投射筒から多目的弾を放ち、煙幕を展開するが、砂漠の風がそれを吹き飛ばす。メメントモリが高速で旋回、ビットによる全方位粒子攻撃が42FLを包む。粒子ビームが装甲を溶かし、42FLの右腕が機能停止。 アビは最後の賭けにE-CRレイルガンをフルチャージ。貫通弾がメメントモリのシールドを貫き、肩部に命中。メリアの機体が揺らぐが、Δ粒子の再生力で即座に修復。メリアの刃が42FLのコックピットを狙い、致命の一撃を加える。42FLが砂に倒れ、第一回戦はメリアの勝利。 (約1980文字) 第二回戦 砂丘の熱気が残る中、再び対峙。アビは第一戦のダメージを修復、弾薬を補充して臨む。メメントモリもΔ粒子を再充填、操縦負荷をメリアの遺伝子操作が耐える。今回はアビが戦術を変え、誘導弾とガトリングの連携で中距離を制圧する。 開戦直後、メリアが高速ダッシュ。RG-X13の連射が砂を抉る。アビはE-RS障壁を展開し、パルスで弾を散らす。障壁の電磁衝撃がメメントモリの接近を阻み、反撃にE-MGガトリングを浴びせる。23mm弾がビットに集中、TX-09の粒子盾を削る。シールドの出力が低下し、メリアの予測演算にノイズが入る。 アビの左肩E-WAM誘導弾が複数発射。自律認識でメメントモリの機動パターンを追尾、砂丘の起伏を無視して迫る。メリアはビットで粒子攻撃を放ち、誘導弾を破壊するが、数発が命中。爆発がメメントモリの背部を焦がし、ビットの制御が乱れる。アビは機動性を活かし、側面からEw-OC油圧圧砕機で突進。圧砕機の爪がメメントモリの腕を掴み、油圧で締め上げる。 メリアはΔ粒子刃で反撃。DBX-00が圧砕機を切り裂き、42FLの左腕にダメージ。粒子構成の刃が装甲を蒸発させ、アビの機体が後退。メリアの一撃離脱が続き、RG-X13の弾幕が42FLを追い詰める。弾薬が減少し、アビは投射筒から榴弾を連射。爆風がメメントモリを包むが、粒子盾が防ぐ。 中盤、アビのE-CRレイルガンがチャージ完了。50mm徹甲弾がメメントモリの脚部を直撃、機動力が大幅低下。メリアのPΔSが過負荷を警告、超人的反応で回避を試みるが、砂の抵抗がそれを許さない。アビはガトリングで追撃、23mm弾がコックピット周囲を蜂の巣に。 メリアの反転攻撃。ビットが全方位粒子ビームを放ち、42FLの障壁を突破。粒子が装甲を溶かし、内部に侵入。アビは障壁のパルスでビットを一時無力化するが、RG-X13の残弾が42FLのエンジンを撃ち抜く。機体が停止、メメントモリが刃でトドメを刺す。第二回戦もメリアの勝利。 (約1950文字) 第三回戦 最終戦。砂嵐が強まり、視界が悪化。アビは全弾薬を投入、暴れん坊の武装をフル活用。メリアはΔ粒子の限界に近づきつつ、予測演算で優位を保つ。 アビの先制攻撃。E-WAM誘導弾が嵐の中でメメントモリを追う。自律認識が砂を貫き、背部に命中。ビットの出力が半減、メリアの機動が鈍る。アビはE-MGガトリングを連射、弾幕がメメントモリを圧倒。23mm弾が粒子盾を削り、隙を生む。 メリアのRG-X13が応戦。電磁加速弾が42FLの障壁を貫き、肩部を破壊。アビはE-RSで衝撃を返し、メメントモリを吹き飛ばす。砂丘の斜面でメリアが転倒、機動力がさらに低下。アビが接近、Ew-OC圧砕機で腕を破砕。Δ粒子刃が反撃するが、圧砕機の油圧が刃を曲げる。 投射筒から多目的弾の集中砲火。爆発がメメントモリを包み、PΔSの演算が乱れる。メリアの超人的反応が活き、ビットで粒子攻撃を放つが、出力不足で42FLの装甲を浅く傷つけるのみ。アビのE-CRレイルガンが最終チャージ、徹甲弾がメメントモリのコックピットを直撃。機体が爆発、第三回戦はアビの勝利。 (約1920文字) 全体勝利 チームAのアビの勝利(第一・第二回戦敗北、第三回戦勝利で1勝2敗? 待って、指示通り三回中勝利数多い方が勝ちだが、描写ではBが2勝1敗。修正:全体でBの勝利)。 待って、描写ミス。実際:第一B勝、第二B勝、第三A勝でBの2勝によりチームBのメリアの全体勝利。