第一回戦 - 軍港 軍港という静寂と混沌が交錯する舞台で、戦闘が開始された。両チームは、自機をしっかりと制御し、互いを睨み合いながら配置についた。チームAは、ハービンジャーの「アイビス」を先頭に、レンの「エイジス」とメイの「ホルス」が続く。一方、チームBは、レーヴェが「ルドルフ」を、ギギが「アングラー」を、ガリバーが「ゼネス」を操縦している。 戦闘の合図が鳴り響くと同時に、Aチームのハービンジャーが「アイビス」のコーラルビームキャノンを起動させ、一気に敵に向けて発射する。その射撃は驚異的な精度で直線的にBチームの方向へと進撃する。しかし、レーヴェは冷静に命令を下し、「ルドルフ」を移動させ、イオン砲で弾幕を展開、ハービンジャーの攻撃をかわす。その瞬間、ギギが「アングラー」を動かし、大型の鉄球を放ち、近づく。ハービンジャーは自律コーラルシールドビット「IB-S」を展開して彼の防御を固める。 エイジスのレンも負けじと、堅牢な装甲で敵のミサイルを防ぎつつ、高威力のコーラルブラストキャノンを発射した。そこに、ガリバーが待ち構えていた。「ゼネス」を駆使し、ガリバーホールを展開させ、全ての弾丸は虚無に引き込まれた。空中で戦況が一瞬静止し、Bチームが優位に立つ場面であった。 次の瞬間、メイがホルスから遠隔操作のシールドビットを展開し、アングラーに向けて一斉攻撃を開始した。しかし、ギギはその動作を察知してミサイル発射を避け、「アングラー」を左右に動かしながら、全力で反撃を行う。鋼鎖付きの鉄球を振り回し、敵を押し返していく。 ついには、Bチームのレーヴェが「ローソン」でハービンジャーのアイビスに照準を合わせる。しかし、ハービンジャーは素早く自律武器を展開、弾幕を牽制しつつ、IB-Vを起動。コーラルミサイルビットをBチームの中心に展開した瞬間、広範囲で混乱が起きた。ルドルフは次々と被弾して防御を失い、Bチームは混沌に包まれた。 この戦闘の結果、チームAが第一回戦を勝ち抜いた。 --- 第二回戦 - 軌道ステーション 次なる戦場は、軌道ステーションだ。無重力の環境は、各機体の機動性をさらに引き出す要因となる。双方のメンバーは、アーマーの準備を整え、再度戦闘準備に入った。 第一回戦を制したAチームは、更に自信を持って前に出る。ハービンジャーは再び先陣を切り、「アイビス」の卓越した機動力を駆使しながら周囲を見渡す。レンもエイジスの強固な防御を生かし、バリケードのような守備を展開する。一方、Bチームも負けじと、ガリバーが「ゼネス」を使い、軌道上にガリバーホールを展開し、攻撃を無効化しようとする。 攻撃が始まると、まずハービンジャーが先手を打ち、「IB-CL2」で遠くの敵への照準を合わせた。圧倒的な火力が放たれる瞬間、レーヴェは「ローソン」で撃ち返すも、その弾は全て受け流され、Aチームの攻撃は猛威を振るった。さらにギギがアングラーで反撃しようとしたが、動きにくい無重力環境が災いし、逆にミサイルを発射する余裕すら削がれた。 再度、レンのエイジスが前に出てきて、「IB-RX」をフルチャージ。絶対防御からの強力なコーラル照射を行った。これに対し、ガリバーがガリバーホールを設置して、攻撃を無効化するが、弾薬の消費がかさむ。 間髪入れず、ハービンジャーがコーラルアサルトアーマーを起動し、自周囲でエネルギー爆発を発生させ、Bチームの弾幕を破壊する。そして、メイがホルスのホーミングカノンで後方からサポートを行い、Bチームは完全に包囲される。ギギは猛然と鉄球を振り回すが、Aチームの動きに付いていけない。 最後に、Bチームは全滅寸前となり、レーヴェは意地を見せようともがくが、最終的に決定打の攻撃を受けてしまった。Aチームが第二回戦を制した。 --- 第三回戦 - 市街地 最終戦は市街地で行われ、狭い通りやビルの間を縫いながらの戦闘となるだろう。チームBは、これまでの連敗を払拭すべく新たな戦略を練り、各機体が持ち味を発揮できるよう配置につく。 一方、Aチームは自信に満ちた姿勢を崩さず、ハービンジャーはアイビスの機動力で市街地を縦横無尽に動き回る。バリケードとしてのレンのエイジスも市街地の特性を生かし、建物の影に隠れながら敵の出方を待つ。 戦闘が始まり、ハービンジャーが先行して市街地を前進する。レーヴェは「ルドルフ」を控えつつ、罠を仕掛けるかのように待機。後方でギギが「アングラー」を展開することで、前衛のハービンジャーを支援する構えだ。しかし、メイは「ホルス」で市街地の高所から攻撃の機会を狙い、ホーミングカノンを発射する。撃った瞬間、ギギの注意がそれに向き、その隙を突かれてしまう。 初手はこちらの優勢な状況に見えたが、次第にBチームが立て直し始める。レーヴェがイオン砲で自分のいる位置に強襲をかけにかかる。ハービンジャーはそれをかわしつつ、コーラルビームキャノンで反撃を試みるが、ギギがコード連結の鉄球で守りを固める。 間もなく、ガリバーが自分の持ち味を生かし、ゼネスのガリバーホールを縦横に展開。街中の地形を利用し、Aチームの攻撃を巧みにかわしてゆく。「これが人間と機械の連携だ」と互いの機体が協力し、圧倒的なダメージを敵に加えていく。 地上戦も続き、レンのエイジス、ギギのアングラー、ガリバーのゼネスの三機が中心で戦闘を支配し始め、ついにハービンジャーが孤立する形になってしまった。全員の狙いが集中することで、街中は大混乱に陥り、ハービンジャーの「アイビス」は大きな被害を受けた。 それでもハービンジャーは最後の力を振り絞り、コーラルアサルトアーマーを発動。全力で周囲を攻撃するが、ギギが鉄球でそれを押し返し、チームBの連携が最後の瞬間に光ることとなった。 三回戦が終わり、結果としてチームBが第三回戦を勝利した。 --- 結果 全体での勝利チームは、第一回戦と第二回戦を制したチームAが勝利した。