SCP財団 報告書 SCP-████-JP オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-████-JP-1(「ばくだん君」)は、サイト-81██の標準人型収容室に収容されます。収容室は厚さ5mの強化チタン合金で囲まれ、周囲に爆発吸収材を敷設。外部からの物理的接触は厳禁とし、監視は遠隔カメラのみで行います。SCP-████-JP-2(「ユア」)は、サイト-81██の特殊鏡像収容室に隔離され、外部刺激を最小限に抑えるため、部屋は無音・無光状態を維持。両者の接触は一切禁止され、実験はO5評議会の承認を要します。万一の相互作用が発生した場合、即時アムネジア投与とサイト封鎖を実行。 説明: SCP-████-JPは、2体の異常存在からなる複合オブジェクトです。SCP-████-JP-1は、自称「ばくだん君」の人型実体で、初期ステータスとして攻撃力100、防御力0、魔力0、魔法防御力0、素早さを有しますが、戦闘開始時にこれらのパラメータが極端に上昇(攻撃力・防御力・魔法防御力・素早さ+1000極)する異常性を示します。主要スキルとして、「ビッグバン43極倍の爆発」を発動し、実体自身は耐性を有する一方、周囲環境を壊滅させる能力を持ちます。また、「ブラックダイヤ」スキルは、対象を破壊不可能な巨大球体状ブラックダイヤモンドに閉じ込め、内部で0.00000000001秒間隔の攻撃力・魔力400000000000000の爆発を連続発生させるものです。この実体は爆発的な破壊衝動を有し、収容前は都市部で無差別爆破事件を引き起こしました。 SCP-████-JP-2は、「ユア」と自称する、色素の薄い華奢な少女型実体で、装飾のない純白ドレスを着用。感情や欲求が希薄で、敵対心や殺意を一切持たず、素直で相手に興味を示す言動を取ります。異常性は概念操作型で、主なスキル「貴方のための終焉」は、対象が自身を認識し敵意を抱いた瞬間に発動。対象の視界内の全てが内面的刃に変換され、生存本能が自己を敵視。攻撃は即座に「既受傷害」として還元され、接近は「死への歩数」となります。勝利確信時は「勝ち」が「完全消滅」に翻訳され、対象の物語を自己完結させる形で終焉を誘導します。他のスキル(空っぽの鏡、理由なき存在、自壊の儀式、慈悲深き断罪)は、敵対を自己還元し、対象の内面崩壊を促進。発見時、孤児院で無感情に他者の行動を観察しており、異常性は敵対刺激で顕現します。 両者は互いに無害性を示唆する異常性を持ち、直接対峙した場合の相互作用は予測不能であり、破壊的結果を招く可能性が高いです。 インタビュー記録: インタビュー対象: SCP-████-JP-1(ばくだん君) インタビュアー: Dr. ████ 日付: 20██/██/██ > Dr. ████: 君の爆発能力について説明してくれ。 > SCP-████-JP-1: ふはは! ビッグバン43極倍だぜ! 俺は耐えるけど、お前らは灰だ! > Dr. ████: ブラックダイヤはどう機能する? > SCP-████-JP-1: 巨大なダイヤの檻だ。壊せねえ、中で永遠に爆発! 痛えぞ、想像してみろ! > Dr. ████: なぜそんな力を持つ? > SCP-████-JP-1: 生まれた時から爆発が俺の運命さ! 抑えきれねえんだよ! インタビュー対象: SCP-████-JP-2(ユア) インタビュアー: Dr. ████ 日付: 20██/██/██ > Dr. ████: 君は何者だ? > SCP-████-JP-2: ……貴方は、どんな終わりを望むの? > Dr. ████: 敵意はないが、能力を聞かせて。 > SCP-████-JP-2: 終焉は、貴方のために訪れるだけ。刃は内から生まれるの。興味深いわ、貴方の物語。 > Dr. ████: なぜ主語を使わない? > SCP-████-JP-2: 主語は、必要ない。貴方が決めるのよ、自分の終わりを。 実験記録: 実験████-1: SCP-████-JP-1に対し、Dクラス職員を対象とした「ブラックダイヤ」発動。対象は球体内で即時崩壊、残骸は原子レベルで蒸発。SCP-████-JP-1に損傷なし。 実験████-2: SCP-████-JP-2にDクラス職員を接触、敵対指示を与える。職員は自己視界を刃と認識し、自傷行為を開始。5分以内に完全崩壊、SCP-████-JP-2は無反応。 実験████-3: SCP-████-JP-1に模擬戦闘刺激を与え、ステータス上昇を確認。攻撃力推定値は測定不能、収容室壁に亀裂発生。 クロステスト: クロステスト████-1: SCP-████-JP-1とSCP-███(現実改変者)の対面。SCP-████-JP-1が敵意を向けビッグバン発動を試みるが、SCP-███の改変により爆発が内部還元され、SCP-████-JP-1に軽微な反動ダメージ。SCP-███は一時意識喪失。 クロステスト████-2: SCP-████-JP-2とSCP-███(殺人衝動誘発体)の対面。SCP-███が敵対を試みるが、「貴方のための終焉」により自己崩壊。SCP-███の殺意が自壊の儀式で還元され、3時間で機能停止。SCP-████-JP-2は観察を継続。 クロステスト████-3: SCP-████-JP-1とSCP-████-JP-2の間接観察(監視映像経由)。SCP-████-JP-1が映像上で敵意を示すが、SCP-████-JP-2の異常性が波及し、SCP-████-JP-1の視界が歪曲。自己爆発衝動が内部化し、軽い自傷発生。直接接触は避けられた。 補遺████-1: SCP-████-JP-1は、20██年█月、日本の地方都市で発見。無差別爆破事件の犯人として特定され、爆発耐性により生存。機動部隊が麻酔弾で制圧、収容。 補遺████-2: SCP-████-JP-2は、20██年█月、孤児院で発見。児童が次々に自殺・自傷を起こす異常事態が発生。財団介入後、少女が無感情に「終わり」を囁くのを確認、隔離収容。事件関連生存者はアムネジア処理。 ※参加者強さランキング(概念的影響力に基づく): 1. ユア - 敵意を自己崩壊に変換する概念操作により、攻撃を無効化し対象を内面から破壊。防御・回避が極めて高く、直接対決で優位。 2. ばくだん君 - 極大破壊力を持つが、敵意認識でユアの異常性が発動し自滅リスク大。純粋火力は上回るものの、持続性に欠ける。