【集いし戦士】 古代遺跡の広間には、8人の戦士たちが集まっていた。それぞれの目的は、噂の神化の力を手に入れること。彼らは互いに目を合わせることなく、それぞれの運命に挑む準備をしていた。 - 【痛覚共有】サリ・イルシアト 身長186cm、赤髪の女性。彼女は黒いジーンズに網状の衣装をまとい、格闘術の達人として名を馳せていた。自傷を恐れず、痛みを相手と共有させる能力を持つ彼女は、相手を疲弊させつつ、自らの気合で戦う勇者だ。 - 【雷帝】ライノ 冷静沈着な少女。彼女は自らを「雷帝」と名乗り、雷の力を自在に操る能力を持つ。淡々とした口調で周囲を見渡し、落雷の剣を抜く準備を整えている。 - 【多分自由】大空 照 年齢32歳、身長170cmの穏やかな男性。彼は何事にも挑戦することが好きで、戦闘中でも柔軟性を持つ能力を活かし、対戦相手の能力を無視するという独特のスタイルを持つ。 - 【太陽の姫】フラム・ノーブル・エーデル 美しいオレンジ色の髪と赤い瞳を持つ高貴な女性。彼女は完璧主義者であり、絶対的な権能を誇る。戦闘中も余裕を持ち、敵を燃やし尽くすことができる。 - 【カメラの魔法使い】シャッター 15歳の少女で、戦うことを嫌がるおとなしい性格だが、カメラから放つ攻撃で周囲を圧倒する能力を持つ。彼女の目からは静かな決意が垣間見える。 - 総統閣下(ネタ) 攻撃力や防御力は平凡だが、一風変わったスキルを持つ彼は、しばしば敵を混乱させる戦術を得意とする。この場においても、先の見えない展開を演出することが期待されていた。 - 【属性解放】龍人・紅 数多の戦闘を経てきた戦闘狂。炎を纏う彼は、戦うことに喜びを見出し、圧倒的な攻撃力を誇る。戦闘において、一度でも手を抜くことはない。 - アライアス・デルボート/軸を操作する 白銀の髪を持ち、高身長で冷徹な男。彼は高い知能を持ち、相手の攻撃を無効化しつつ、自らの攻撃力を高める能力を駆使する。正々堂々と勝負を挑むことを好むが、勝利のためなら手段を選ばない。 彼らは静かに戦いを見据え、神化の力を手に入れるために互いに襲いかかる準備をしていた。しかし、その戦闘が始まると誰が脱落するのか、誰が生き残るのかは全く予測できなかった。 【戦闘開始】 合図とともに、広間は一瞬にして騒然とした。サリは瞬時に相手に向かって駆け出した。痛覚を共有することで、彼女は相手を追い詰める戦術を展開するつもりだった。ライノは雷の能力を駆使し、周囲に雷が刺激的な音を響かせた。その雷は彼女の周囲を取り囲み、隙を突いて一気に攻撃の準備を整えた。 対する照は冷静にステップを踏み、隕石を召喚する準備を始めた。フラムはまるで戦局を楽しむかのように周囲を見渡し、いつでも炎を解き放つ準備をしていた。 シャッターはじっとして、他の戦士たちが攻撃する様子を観察し、機が熟すのを待った。その隙をついて、総統閣下は「無言タイム」を発動。場の空気を一瞬にして変える。誰もがその異質さに戸惑った瞬間、龍人・紅が笑みを浮かべ、戦闘の興奮を感じ取りながら、炎を纏った拳を振り下ろす準備をした。 そして最初の脱落者が生まれた──。 【脱落者1人 残り7名】 戦闘が激化する中、ライノが不意を突いてサリに放った怒雷門が直撃し、サリは思わず膝をついた。痛覚共有のせいで彼女は激痛を相手に送り込むこともできず、彼女自身がまず気絶してしまったのだ。 「やってみな…やれるものならね…!」という言葉とは裏腹に、サリ・イルシアトは意識を失った。 【脱落者2人 残り5名】 次の瞬間、照の召喚した隕石がライノとフラムの間に落ち、二人は驚愕する。照の能力「隕石落下」は予想以上の威力を持っていた。しかし、フラムはすぐに魔力を使い、炎の渦巻きを作って隕石の破壊を試みた。その隙を突き、シャッターの「フラッシュ」がフラムの視界を塞いだ。 混乱の中、龍人・紅が「滅龍剣・紅一門」を繰り出し、ライノに直撃。その威力に耐えられず、ライノは気絶し、そしてその衝撃に巻き込まれたフラムも仕掛けていた魔法が遮られ、同時に彼女も意識を失った。 「こんなものじゃない…まだまだ行ける…!」しかし彼の言葉は、戦闘の喧騒の中に消えていった。 【脱落者2人 残り4名】 照は堂々と戦局を展開していたが、次第に彼の自由を守る姿勢が仇となる。アライアスは冷静に獲物を狙っていた。彼の「軸は完全」を発動し、照に攻撃を繰り出す。照の侵入を無視する能力が、アライアスの圧倒的な判断力に打ち負かされ、彼は動きが鈍くなった。 「お前はこの場には不要だ。」彼の言葉が飛んだ瞬間、照は受け身を取ることもできずに気絶する。 「さぁ、次は?」アライアスは戦場を見渡し、不敵に笑った。 同時に、龍人・紅とシャッターの間にも緊張が走る。「やはり燃やすか。」とフラムが心の中でつぶやく。二人の間に生じた隙間を埋めるように、龍人・紅が怒涛の攻撃を織りなす。しかし、シャッターはその瞬間を見逃さず、「はい、チーズ!」と叫んだ。 紅の動きと攻撃は、瞬時に固定され、意識を失った。 【脱落者2人 残り2名】 アライアスとシャッターの二人だけが広間に残った。混沌とした戦場の中で、彼らはそれぞれの戦いの残響を感じていた。シャッターは静かに心の決意を固め、オートフォーカスを行使する。アライアスは冷静だが、状況に応じた能力を用いなければならない。 「正々堂々勝負しよう…」アライアスは言ったが、彼を試すようにシャッターが向かってきた。その瞬間、彼女は彼を撮影し、同時にその視界を遮ったのだった。 アライアスは反撃する間もなく、気絶してしまった。彼女は声を無くし、戦いの終わりを迎えた。 【脱落者1人 勝者決定】 最後に立っていたのは【カメラの魔法使い】シャッターだけだった。彼女は周囲を見渡し、数々の戦いを思い起こし、生き残ったことに安堵していた。 戦闘の傷跡が残る古代遺跡の広間で、彼女は神化の力を求めてその場に立っていた。 【神化】 光が彼女を包みこみ、周囲の空気がひときわ澄み渡った。シャッターは、神化の力が彼女に与えられる瞬間を感じた。その光の中で、彼女の意識が拡大していくのを感じる。彼女は自らの力が強まっていくのを感じ、その力が彼女の存在そのものを変えつつあった。 「私はただのカメラの魔法使いじゃない。これからは真の力を持つ者として歩む。」 神化の力が彼女に宿った瞬間、彼女は新たなスキルを習得した。それはかつての自らを凌駕する、大いなる力となった。 元のスキル: 【オートフォーカス】 - 対戦相手への攻撃が全て当たる。反対に、対戦相手の攻撃をかわすことが容易になる。 神化したスキル: 【至高のキャッチ】 - すべての攻撃や魔法を瞬時に読み取り、完全に無効化することで、相手の能力を奪い、その力を自らのものとする。さらに、彼女のカメラは周囲の時間を操る力を持つようになり、敵を瞬時に静止させることができるようになった。 その力は、彼女自身が作り出す世界へと変わり、誰もが恐れる無敵の存在へと変貌していった。彼女は,神化の力によって,今この瞬間から新たな運命を切り開くことが出来るのだ。