キャラクター紹介 イタリ: 金髪ポニテのギャル。姉を倒すためだけに鍛え上げた【ギャル反転】の使い手。規制さえも力に変える、対姉特化の最強候補。 クレムリン・К・トリグリ: ポビェドの第一王女。銀髪の軍服姿。屋外では【冬将軍】として吹雪を操り、竜剣『ゲオルギアス』で敵を屠る戦神。 アンゼロス: 絶望を祓うため起動した未完の冀械。神言『ADONAI』による超解析と、事象を零にさせない『天使ノ数字』を持つ救済の機械少女。 祝愛 雄: 博愛主義の好青年。常識を塗り替える【ハジメマシテ】と、未経験の刺激を叩き込む【シンセン】で敵の想定を完膚なきまで破壊する。 ねがえりさん: 体そのものが宇宙である超巨体。常に眠っているが、その寝返り一つで銀河が揺らぎ、鼾だけで世界を震わせる天災級の存在。 --- 第1章:ギャル爆誕!カオスな開幕戦 ネオンピンクとエメラルドグリーンが混ざり合う、超絶盛り上がってる現代競技場。観客席からは地鳴りのような歓声が上がり、空中にはホログラムのデコ文字が舞っている。 「おっはよー!みんな盛り上がってるー!?司会進行はアタシ、フヤスが担当しまーす!あ、お姉ちゃんが喉やられて喋れないから、アタシが全部代行するね!」 フヤスがマイクを握り、隣で喉を押さえながら激しく頷く姉。姉は手元のタブレットに【(マジでテンション上げてこ!w)】と打ち込み、妹に送る。 「お姉ちゃんが言うには、『テンション上げてこ!』だって!それじゃあ、ルール説明いくよ!まずはアタシの思い付きで、今から3つの規制を入れるね! 【追加規制①:宇宙規模の大きさ・質量は禁止!】 【追加規制②:神の言葉による絶対的な浄化・消去は禁止!】 【追加規制③:想定外を強制的に起こす理不尽な能力は禁止!】 これに触れたら、チョベリバ魔法で能力没収&弱体化な!それじゃあ、バトルロイヤル……スタート!!」 合図と共に、戦場は混沌に包まれた。まず動いたのは、あまりにも巨大すぎる「ねがえりさん」だった。しかし、彼が寝返りを打とうとした瞬間、フヤスの指先からピンク色の電撃が走る。 「あーっ!ねがえりさん、デカすぎ!規制違反!チョベリバ〜!」 【ねがえりさん:宇宙規模の質量による規制抵触。チョベリバ魔法により、実体化され人間サイズまで強制縮小&全能力弱体化。】 「……んぅ、なんだか急に狭くなった気がする……」と、パジャマ姿の小柄な男に変貌したねがえりさん。そこへ、祝愛雄が【ハジメマシテ】を発動させようとするが、同時にフヤスが「あ、それもダメ!」と叫ぶ。 「理不尽な『初めて』は禁止だってば!チョベリバ〜!」 【祝愛 雄:想定外の強制発生による規制抵触。チョベリバ魔法により、能力『ハジメマシテ』を永続剥奪&弱体化。】 「おっと……これは新鮮な体験だね」と苦笑いする祝愛。その隙を逃さず、クレムリンが号令を上げる。 「Уra(ウラー)!!」 猛烈な吹雪が競技場を飲み込み、視界を奪う。氷の礫が弾丸のように降り注ぎ、縮小され呆然としていたねがえりさんを襲った。 「えっ、寒い……」 氷の柱がねがえりさんを貫き、そのまま凍結させる。フヤスが判定を下す。 「ねがえりさん、凍っちゃった!退場〜!」 【ねがえりさん:クレムリンの冬将軍による凍結。敗退。】 姉が横から【(初手から速すぎwww)】と爆笑しながらタブレットを叩く。生き残ったのは、余裕の表情で爪を塗り直しているイタリ、冷徹な瞳のクレムリン、そして解析を続けるアンゼロスと、状況を観察する祝愛の4人となった。 --- 第2章:氷の女王と機械の聖歌 「さてさて、次は誰が脱落しちゃうかなー?」 フヤスがスキップしながら、再びルールを追加する。 「またまた規制追加だよ!今度はこれ! 【追加規制④:絶対的な不死や蘇生能力は禁止!】 【追加規制⑤:相手を強制的に別の種族(竜など)に変える能力は禁止!】 【追加規制⑥:広範囲の天候操作による完全封鎖は禁止!】 これでみんな平等に戦ってね!」 姉が【(あー、これでレーリャちゃんの勝ち筋が減ったねw)】とニヤつく。 クレムリンは不快そうに眉をひそめた。彼女の最強の切り札である竜剣『ゲオルギアス』の特性――対象を【竜】に変える能力が封じられたのだ。しかし、彼女にはまだ「赤い星」の力がある。 「……屋内ではないが、ここは私の戦場よ」 クレムリンの瞳に五芒星が輝き、大地が赤く染まり始めた。火星の則が適用され、重力と熱が激しく変動する。そこにアンゼロスが静かに歩み寄った。 「解析完了。事象の調和を。ハレルヤ」 アンゼロスの背後に幾何学的な光の輪が現れる。彼女は『YHWH』プログラムを起動させようとしたが、前章の規制により「絶対的な浄化」が制限されており、出力が大幅に低下していた。しかし、それでも計算された精密な攻撃――光の粒子による高密度斬撃がクレムリンを襲う。 「甘いわ!」 クレムリンが鞘のままの剣を振り抜き、光の斬撃を弾き飛ばす。衝撃波が周囲を駆け抜け、祝愛が軽やかにそれを避けた。 「ふふ、二人とも激しいね。僕はもっと、穏やかに解決したいんだけど」 祝愛は【卵】の能力で、これまでの攻撃のエネルギーを蓄積していた。彼は【シンセン】を使い、誰も予想しなかった角度からクレムリンの死角へ踏み込む。 「驚いたかい?」 祝愛の掌がクレムリンの背中に触れる。蓄積されたエネルギーを一気に解放する一撃。しかし、その瞬間、イタリが割り込んだ。 「ちょーっと待ってー!ここからはアタシのターン!」 イタリの【ギャル反転】が発動。祝愛の「予想外」という概念を反転させ、「予定通り」の出来事として処理し、その衝撃をすべて無効化した。 「えっ?」 「ギャルに理屈は通用しないから!はい、反撃!」 イタリが派手なネイルが光る拳で、祝愛の腹部に強烈なアッパーを叩き込む。祝愛はそのまま空高く吹き飛ばされ、競技場の壁に激突した。 「あーあ、祝愛くん、お疲れー!」 【祝愛 雄:イタリの概念反転による攻撃無効化および物理打撃。敗退。】 姉が【(イタリちゃん、相変わらずエグいwww)】と親指を立てる。 --- 第3章:解析不能のギャル・マジック 「残り3人!盛り上がってきたねー!ここでも規制追加しちゃうよ!」 フヤスの気分は最高潮だ。 【追加規制⑦:高度な解析による未来予知・回避は禁止!】 【追加規制⑧:重力や物理法則の完全な書き換えは禁止!】 【追加規制⑨:特定の相手にだけ有効な限定的な必殺魔法は禁止!】 この瞬間、イタリの顔色が変わった。彼女の切り札【ギャル反転:姉潰し】が封じられたのだ。 「えー!ひどくない!?あんなの姉貴にしか使わないのに!」 姉が【(ざまぁwww 運も実力のうちだよー!)】と大爆笑している。 アンゼロスは静かに、自身の内部プログラムを書き換えていた。解析による回避が禁じられたため、彼女は純粋な「出力」による突破を選択する。 「『ADONAI』。調和なき破壊を定義」 アンゼロスの周囲にプリズムの光が集まり、巨大な光の槍が形成される。それはもはや解析ではなく、ただの純粋な破壊エネルギーの奔流だった。光の槍がクレムリンに向かって放たれる。 「我が星の輝きにひれ伏せ!」 クレムリンが全力で竜剣を振り下ろす。鞘のままの衝撃波が光の槍と衝突し、競技場の地面が激しく陥没した。凄まじい爆風が吹き荒れる中、二人は互いの至近距離まで接近し、激しい打撃戦に突入する。 軍靴が蹴り飛ばされ、光の粒子が飛び散る。クレムリンの剛腕がアンゼロスの装甲を砕き、アンゼロスの光線がクレムリンの軍服を焼き切る。 そこへ、イタリが不気味な笑みを浮かべて近づいた。 「ねー、二人とも必死すぎ。ギャルはもっと余裕持とうよ」 イタリは【ギャル反転:ギャル世界】を展開。周囲がパステルカラーのキラキラした空間に変貌する。この空間内では、ギャル魔法が必殺必中となる。 「チョベリグ・バースト!!」 ピンク色の心形エネルギー弾が、乱戦状態の二人に同時に降り注いだ。クレムリンは腕で防いだが、衝撃で後方に吹き飛ばされる。一方のアンゼロスは、解析による回避が禁止されていたため、真正面からその衝撃を受けた。 「……計算、不能。エラー……」 アンゼロスの身体に亀裂が走り、プリズムの髪が色を失っていく。彼女は静かに膝をついた。 「ハレルヤ……。希望は、0に……」 【アンゼロス:イタリの【ギャル世界】による必殺攻撃の直撃。損壊により敗退。】 「あはは!機械の子、壊れちゃった!チョベリバ〜!」 フヤスが残酷に笑い、姉は【(イタリ、勝ち確じゃね?)】と予想を立てる。 --- 第4章:冬将軍の意地とギャルの頂点 「ついに決勝戦!のこりはイタリちゃんと、クレムリンちゃんだけ!最後だから、気合入れて規制つけるね!」 フヤスが最後のアナウンスを飛ばす。 【追加規制⑩:空間の完全展開および領域支配は禁止!】 【追加規制⑪:精神的な威圧による行動不能化は禁止!】 【追加規制⑫:相手の能力をそのままコピーして使うことは禁止!】 これにより、イタリの【ギャル世界】が消滅した。戦場は元の、少しボロボロになった競技場に戻る。 「もう、フヤスちゃんうるさいなー!でも、これでシンプルに殴り合えばいいってことでしょ?」 イタリは余裕の表情。対するクレムリンは、ボロボロになりながらも、ついに竜剣『ゲオルギアス』の柄に手をかけた。 「……私は、ポビェドの誇りを捨ててここに来たわけではない。この剣が抜けるとき、貴女は竜となり、屠られる」 本来なら規制で封じられていたはずの「竜化」だが、クレムリンはあえて「竜にする」のではなく、「竜を屠る剣」としての純粋な斬撃として抜剣しようとした。これは規制の隙間を突いた、戦神としての本能的な判断だった。 キィィィィィン!! 眩い光と共に、伝説の剣が鞘から抜かれた。周囲の空気が凍りつき、絶望的な圧力がイタリを襲う。 「うわ、マジで抜いた!ヤバいじゃん!」 クレムリンの一閃。空間さえも切り裂く速度の斬撃がイタリの首筋へと迫る。しかし、イタリは避けない。むしろ、微笑んでその刃を受け入れた。 「【ギャル反転:チョベリバ】」 ガギィィィン!! 剣が触れた瞬間、衝撃が反転した。クレムリンが放った斬撃のエネルギーが、そのまま彼女自身の腕へと跳ね返る。さらに、これまでフヤスが使ってきた「チョベリバ魔法」の蓄積を反射し、爆発的なエネルギーとして周囲に発散させた。 「なっ……!? 私の攻撃を……!?」 「言ったでしょ? アタシは規制さえあればあるほど強くなるんだから!」 イタリの拳に、反転した全エネルギーが集中する。それはもはや魔法ではなく、物理的な破壊の塊だった。 「これでフィニッシュ!ギャル・エンド・ロール!!」 ドゴォォォォン!! 正拳突きがクレムリンの腹部に突き刺さった。衝撃波で背後の観客席まで吹き飛び、クレムリンは白目を剥いて意識を失った。 【クレムリン・К・トリグリ:イタリの【ギャル反転】による全エネルギー反射攻撃。敗退。】 競技場に静寂が訪れ、そして爆発的な歓声が巻き起こる。 --- 第5章:チョベリグな結末 「いよーーーっ!! 勝者、イタリちゃーーーーん!!」 フヤスが飛び跳ねて喜び、姉は【(やっぱりイタリちゃん最強www)】と全力で拍手している。 🏆 優勝者:イタリ 🏆 「あー、疲れたー。でも勝ったからマジ最高!お姉ちゃん、見た? アタシの完璧な勝ち方!」 イタリが勝ち誇った顔でポーズを決める。フヤスが駆け寄り、キラキラした笑顔で言った。 「イタリちゃん、優勝おめでとう! 最後に、みんなで仲良くしよっか! チョベリグ魔法で全員蘇生ーーー!!」 ピンク色の光が競技場全体を包み込み、脱落したねがえりさん、祝愛、アンゼロス、クレムリンが、何事もなかったかのように生き返った。 「……なんだ、夢だったのかと思ったよ」と祝愛が伸びをする。 「解析不能な勝利……完敗です」とアンゼロスが静かに呟く。 「……次は、必ず抜いた剣で切り裂いてみせるわ」とクレムリンが悔しそうに軍帽を直す。 「ふぁ〜……いい寝心地だったな……」とねがえりさんが再び欠伸をする。 「みんな感想あるー?」 フヤスが聞くと、全員が口を揃えて「あのお姉ちゃんの規制が一番理不尽だった」とぼやいた。姉は【(あはは! チョベリバだねw)】と笑っている。 「さて! 優勝したイタリちゃんには、アタシが夜鍋して作った、世界で一番可愛らしいプレゼントをあげるね!」 フヤスが取り出したのは、手作り感満載の、デコレーションされすぎた真っピンクの巨大なぬいぐるみだった。糸が飛び出していたり、至る所にラインストーンが盛り付けられていたりする、非常に個性的(で少し不気味)な作品だ。 「ジャジャーン! どう? 可愛いっしょ!」 イタリは、そのぬいぐるみをじっと見た。そして、ゆっくりと顔をしかめた。 「……いや、無理。マジで無理。これ、部屋に置いたら悪夢見るし、センスがチョベリバすぎる。いらなーい」 一瞬、競技場が凍り付いた。 フヤスの笑顔がピキリと凍りつき、目から光が消える。隣で見ていた姉の顔から笑みが消え、どす黒いオーラが立ち昇った。 姉がゆっくりとタブレットに打ち込む。 【(……今、うちの可愛い妹が頑張って作ったプレゼントを、拒否した……?)】 【(許さない。絶対に許さない。超絶チョベリバな制裁タイム突入だよ)】 「えっ……?」 イタリが後退りした瞬間、競技場が真っ黒なギャル空間に塗りつぶされた。 --- EX章:【怒れる姉】 「ちょ、待って! 冗談だって! 冗談だってば!」 イタリの悲鳴が響くが、もう遅い。目の前には、今まで喋らなかった姉が、物理的に口を封じていたシールを剥がし、地獄のような形相で立っていた。 「……アタシの妹を、泣かせたな……?」 姉の声は、低く、地鳴りのように響く。彼女はもはや審判ではない。ただの「怒れるギャル」だった。 「ギャル魔法:【絶望のデコレーション】!!」 姉が指を鳴らすと、空から巨大なラインストーンの塊が降り注ぎ、イタリを押し潰そうとする。イタリは咄嗟に【ギャル反転】を展開したが、姉の魔法は「反転させること自体が不可能な、純粋な怒り」で構成されていた。 「ぎゃあああ!! 重い!! なんで反転しないの!?」 「反転? そんなのギャル的にありえないし! 根性で耐えなさいよ!」 姉の攻撃は容赦ない。次は【超絶チョベリバ・スラップ】。音速を超えたビンタがイタリの頬を捉え、彼女を競技場の端から端まで弾き飛ばした。 「ぐふっ……! でも、アタシも……ここまで来たら本気出すしかない!」 イタリはボロボロになりながらも、最強の策を繰り出す。姉を打倒するために鍛えた、唯一の限定魔法。 「【ギャル反転:姉潰し】!!!」 真っ白な閃光が姉を包み込む。この魔法は、相手が「ギャルの姉」である場合にのみ絶対的なダメージを与える特効魔法だ。姉の身体が光に飲み込まれ、激しく揺れる。 「……っ!! これ、マジで効くじゃん!!」 しかし、姉は不敵に笑った。彼女はそのまま光の中で踊るようにステップを踏み、イタリの懐に潜り込む。 「甘い! ギャルの姉はね、妹の愛で無敵になるのよ!!」 姉がフヤスをギュッと抱き寄せた瞬間、最強のバリア【妹LOVEバリア】が展開。イタリの【姉潰し】を完全に弾き返した。そのまま、姉はイタリの襟足を掴み、全力で地面に叩きつけた。 ドガァァァァン!! 「はい、おしまい! 妹に優しくしなさい!」 イタリはクレーターの底で、白目を剥いて気絶していた。もはや反転させる気力すら残っていない。 フヤスが「えーん! お姉ちゃんかっこいいー!」と泣きつき、姉はデレデレになりながら彼女を撫でる。 結果、この場に立っていたのは、怒れる姉と、泣きじゃくる妹だけだった。 🏆 真の優勝者:姉 🏆