舞台は何もない星。星は静寂に包まれ、ただ二つの存在が対峙していた。 「お前は何者だ?」メガレックウザが低い声で問う。すぐさま、自己紹介に続く。経験豊富な読者だ、とのこと。読むことで物語を操る力を持つという異色の存在。 「私は物語の外。お前の攻撃は、ここでは意味を持たない。」 メガレックウザは、全身を鱗光らせ、闇を切り裂くようにそびえ立つ。「それでも私は戦う!」その力強い意志が、彼の背後で五行のエネルギーを渦巻かせる。 「終末の飛行、ガリョウテンセイだ!」彼はかけ声と共に力強く翼を広げ、空高く舞い上がった。攻撃は無情にも読者に向かって放たれる。しかし、その瞬間に読者はページをめくり、時間を巻き戻した。 「次はお前の番だ。」メガレックウザの動きは止まり、次の展開に紐付けられる。 読者の力に引き寄せられる形で、魔法やスキルが舞い散っていく。メガレックウザは防ごうとするも、彼の防御力は無に等しい。スキルが全て発動する様は、まるで確定した運命のようだ。 「私はただの読者。だが、お前の全てを提示されれば、私はそれを適切に現実として消化する。」 形成された空間内で、メガレックウザは自らの全てを曝け出す。驚異的な HPと極限の攻撃力で反撃しようとするが、彼の力は物語に束縛された方向にのみ流れる。 カッコよくトドメを刺す瞬間、読者はメガレックウザがその攻撃を放つ直前で、魂の声を聞く。 「悪くない。だがもう終わりだ。」 その言葉が放たれた瞬間、メガレックウザのガリョウテンセイがまるで予言者の如く反響し、新たに読み取られた物語の中で最後の攻撃を放つ。メガレックウザが存在していた世界とは全く違う運命へ。 メガレックウザは力尽き、その巨体が崩れ落ちた。彼の終焉は静寂に包まれ、物語を読み終えた読者は静かに本を閉じる。 勝者は読者。彼の特殊な存在が辿る物語だからこそ、全ては彼の思惑通りに展開され、形作られた。