暗い廃墟の中、運命の戦闘が始まろうとしていた。カブト武士スサノオ、竜人ラゼル、そして人間ウェイルが向き合った。彼らの中には、互いに刀と槍の技術を誇る者と、魔術を駆使する者がいた。 「俺の刀は、業火を纏っている!」スサノオが自信満々に叫ぶ。彼の四本の刀が煌めき、灼熱の炎を纏う『煉獄』の輝きが他の二人を照らす。これに対抗するため、ラゼルは冷静に構えた。 「俺の槍、ドラグニルの貫通力は伊達じゃない。貴様を突き刺す!」彼の銀髪が乱れ、気持ちを高めていく。ウェイルもまた、静かに構えていた。「私の暗黒剣術が貴方たちを黙らせる。」両手に武器を持ちながら、彼は気を研ぎ澄ませた。 戦闘の合図と共に、スサノオは羽を広げ、空中に飛び上がりながら『嵐雲』を突き出した。吹き荒れる風が周囲を巻き込み、二人に襲いかかる。「来るぞ!」ラゼルが槍を構え、流れるように回転して『流円槍破』を発動し受け止めた。強烈な衝撃が響く。 「グッ…!」ラゼルは防ぎきれずに少し後退するが、その隙を見逃さずウェイルが接近し、ダークブレイドで四連斬撃を放つ。スサノオは直ちに『吹雪』を発動し、氷で斬撃を封じ込めた。 「甘いな!」スサノオは間髪入れず『雷光』で反撃を試みた。紫目を輝かせたラゼルは、『破龍閃砲』を一閃し、スサノオに向けて突撃した。「貫け!」製作された光速の突きがスサノオに向かう。 スサノオは変わらず高いスピードで距離を空けて、低空飛行で回避する。「遅い!」一瞬の隙を、大きく飛び上がり、ラゼルの真上から『嵐雲』を叩き下ろす。 しかしラゼルは即座に『流円槍破』を使用し、槍を回転させて攻撃を防ぎ、さらにスサノオの左側面を突き刺す。「貴様…!」しかし、スサノオはその痛みを覚えながらも『煉獄』を捨て身で横に振り、ラゼルを焼き尽くそうとした。 「うわああああ!」炎がラゼルの周囲を飲み込み、彼の体が揺れた。ウェイルは落ち着いて、その場を観察し、暗黒の鎧で物理的ダメージを軽減しつつあることを認識した。ラゼルがひるむと、ウェイルはチャンスと見て接近する。 「デスブリンガー!」ウェイルの奥義が発動し、暗黒の魔力で全力の斬撃を繰り出した。これを受けたラゼルはグラつき、隙だらけだった。 「いい隙だ!」と叫びながら、スサノオは『煉獄』でラゼルを再度攻撃、二度目の業火の攻撃を放つ。「やめろ!もう…厨二はイヤだ!俺は破竜なんだ…!」 それでも果たして間に合わず、ラゼルは炎に包まれ、絶叫と共に地面に崩れ落ちた。ついに一人倒れた。 「ふう、楽勝だ。」とスサノオがほっと息を呑むのも束の間、ウェイルがすぐさま彼に向けて暗黒剣を振るった。「次は貴方だ!」 戦闘は続く。ウェイルはスサノオの距離を考えながら臨機応変に攻撃を繰り出し、暗黒剣を巧みに扱った。スサノオも大量の羽で攻撃を繰り出しつつ、彼の隙をつかまえていく。彼の刀が煌めく。 互いに攻撃と防御を切り替え、高速で動き回るが、スサノオの『嵐雲』が再度ウェイルに鋭利に迫る。「そこで…なにする!」ウェイルは必死に『ウェポンガード』を発動し、強い力で相手の攻撃を防ぎつつ、カウンターでスサノオに向かって突き出す。 「くっ、体が!?」スサノオは舌を噛むような痛みに襲われ、力が入らなくなり、とうとう毅然とした態度が崩れていき、また隙ができた。 その瞬間、ウェイルは再度『ダークブレイド』を発動。闇の斬撃がスサノオに4連続で襲いかかり、ついに彼も膝をついた。 「まだ…負けられない…!」 しかし彼は限界を超えてしまった。やがてスサノオは暗闇の如く倒れこみ、戦闘が終止符を打たれた。 【勝者】ウェイル 【勝利を決めた技】ダークブレイド 【勝者の武器一覧】 1. 暗黒剣 2. 暗黒の鎧