開戦 闘士たちが一堂に会す広大な戦場。そこには異なる力とバックグラウンドを持つ八組の戦士たちが集結し、進化した超能力を持ってそれぞれの技を研ぎ澄ませていた。神々の半神、悪党の機械少女、果てしない愛を持つ少女、神の詐称者、合体戦士、賢者、スケバンの師範、それぞれが己の目的を抱え、勝利への執念を燃やしている。 「次の者が来るまで、待つことはない」と、天へ昇る紅蓮・V・アグニがマグマを駆使して立ち上がる。その言葉が合図となり、瞬時に白熱した戦闘が繰り広げられた。 たちまち乱戦へ パラディネッタがその光輝の断剣を煌かせ、周囲を遥かに横切り敵を切り裂こうとするが、アグニの裁きの灼熱がそれを迎え撃つ。更に、後方からマーリン・サーサードが搭乗するズハ:蒼型からのビームが放たれ、遮るようにアグニを狙う。しかし、口虚 実が憂いの表情を浮かべつつも《神魔錯槍》を構え、光と闇を分かつ彼女の能力が次々と力みなぎる。その時、デカル=トが位相空間を操り、流れを一瞬にして把握、反撃へと打って出る。 最初の脱落 高峰マキ 高峰マキは乱戦に突っ込んでいくと、鎖の鞭で攻撃を仕掛けていく。しかし、その動きは急速に相手の流れに飲み込まれ、最も近くにいたマーリンに狙われる。彼女の攻撃に巻き込まれ、反撃をする間もなく、ビームにより貫かれたのだった。 「アタイは絶対に負けねぇ…!」その言葉を最後に、高峰マキは退場する。高峰マキが脱落。残り7人 次の脱落 口虚 実 アグニとパラディネッタの勢いに遮られた口虚 実は切り抜けようと必死だったが、闇の力が混ざることで感情が揺らいだ。彼女の《抱擁》はあまりにも優し過ぎた。しかし、それを見逃さず、パラディネッタが自立する宵闇の楯鞘で一気に攻撃を叩き込む。光の一閃が彼女に侵入した瞬間、力は弾かれ、無惨に地面に打ちつけられた。 「私の想いは残らなかったのか…」 口虚 実が脱落。残り6人 3人目の脱落 【神】を詐称する最高権力者Raven 眷属たちが一掃された後、Ravenが力を発揮することとなる。だが、周囲の混沌とした戦闘の中、彼は冷静に観戦し続けた。その瞬間、アグニの灼熱な心が彼を直撃する。驚く間もなく赤く焼かれ、彼は消え去るしかなかった。「はえー…うんうん」と最後に言葉を残して。 Ravenが脱落。残り5人 前半戦最後の脱落 デカル=ト デカル=トは超能力を駆使し、戦況を有利に導こうとするが、パラディネッタの来襲に阻まれ、彼女の持つ光が次々と彼の体を貫通していく。絶望の表情で手を伸ばし、最後の抵抗を試みるが、すべての力は無に帰し、彼は烏のように羽を持ちながらも大地へと落ちていった。 デカル=トが脱落。残り4人 後半戦へ 残り4人まで減った戦士たち。戦場の活気は一層強まり、互いに計り知れない力が放たれ奇跡的な戦闘に発展する。各々異なる戦法を絡め合い、空間を操作する者、反撃を重ねる機体と、氷火の騎士が次々と激斗を繰り広げる。 後半戦最初の脱落 マーリン・サーサード その瞬間、マーリンは後方注意が緩み、放たれた衝撃に気付けず、アグニの灼熱に捕らえられ、機体の防御が無残に打ち破られた。紅いマグマに飲み込まれるあたりで、「ああ…まだ……食べ残しが…」と吐き捨てるように消え去った。 マーリン・サーサードが脱落。残り3人 さらに1人脱落 パラディネッタ たった二人となった時、パラディネッタは光と闇の力を操作し、全力でアグニに立ち向かう。しかし、彼の強大な灼熱に対抗することができず、激流のような熱波に巻き込まれ、力尽きた。「光は……闇には勝てないのね」その最後の言葉と共に、彼女は消えていった。 パラディネッタが脱落。残り2人 残り2人の激闘 V・アグニと高峰マキの遺族、そして後の時代に名を残す者天満 真が相対する。両者は強力な力を持っているが、天満 真は新たに目覚めた夢幻抱擁を扱い、アグニの灼熱に対抗していく。エネルギーを貯え、一点を狙うその瞬間、アグニのマグマも多く流し込まれ相反する運命が渦巻いていく。しかし、最後に放たれるのは「夢幻抱擁」の逆転の盟約。 強烈な光が戦場を包み込み、アグニは脱落する。 そして勝者は 天満 真 彼女はその栄光に包まれ、誰もが求めていた勝利を掴み取った。希望の光が戦場に満ち、その名は時代を超えて語り継がれることとなる。 WINNER 天満 真