対戦は静寂な場所で始まった。霊的な力を宿した神掌無量の祈巫女、明宮かぐやは自らの型を整え、背後に巨大な観音を顕現させた。彼女は心の中で相手に敬意を表し、穏やかな声で「あおい、あなたとは素晴らしい戦いができると信じています」と話しかけた。 一方、輪転の刻神ブリーミャは微笑みながら時空を操作し、さまざまな時間を巡り続けていた。「楽しみだね、かぐや。私の時間をどうにか越えてみせて」と彼女は囁いた。 その言葉と共に、戦闘が始まった。かぐやは「神輿観音」を発動させ、観音は音速を超える速度で周囲から無数の攻撃を放った。しかし、その攻撃はブリーミャの『時界』に入ると、彼女の操りで過去に追放されてしまう。 「そこだ!」かぐやは一瞬の隙を突いて攻撃を仕掛けるが、ブリーミャは冷静に「今、ここでは無い」と呟き、彼女を過去の時間に定義された動作に拘束した。 戦闘が進む中、かぐやの強力な攻撃が次々と振り払われ、彼女の巧妙な動きも全て時間の流れに支配されていく。「時間は私の味方」とブリーミャが語ると、彼女の意思とは無関係にかぐやは次第に無防備に戻っていった。 最終的に、ブリーミャは「輪転追放」を発動し、かぐやに全ての行動を操らせて過去へ追放。彼女はどれだけ強力な攻撃を持っていても、その瞬間、全てが無に帰してしまった。 Winner:輪転の刻神 ブリーミャ