SCP報告書 アイテム番号: SCP-8265-JP メタタイトル:水青龍レヴィアタン オブジェクトクラス: Keter --- 特別収容プロトコル: SCP-8265-JPは、海面下300メートル、水圧による影響を受けない特別収容ボックスに収容されることが求められる。輸送は適切な水圧に耐えられる潜水艇で行わなければならず、周囲1キロメートル以内は立入禁止区域とされる。接触試験を行う際には、最低でもDクラス職員10名と、護衛チームを同伴すること。 --- 説明: SCP-8265-JPは、細長い水色の鱗を持つ龍であり、体長は327メートル。常に水を纏っており、その水の水圧は想像を絶するものだ。SCP-8265-JPは言葉を発することができないが、咆哮を通じて周囲に影響を及ぼす。若干の動きで巨大な津波を発生させることができ、その攻撃力は45と高い。 --- インタビュー記録: - インタビュアー: Dr. ██████ - 被検体: SCP-8265-JP 記録: SCP-8265-JPに対して、環境への影響について尋ねたところ、咆哮を短時間に2回発した。その際、周囲の水温が急激に変化したことが観察された。 --- 実験記録: - 実験: 水圧に耐える物体を対泳として与える - 結果: SCP-8265-JPは、その物体に対してあまり関心を示さず、ただ水を操りながら津波を発生させた。実験後、対泳は完全に海中に投げ返された。 --- クロステスト: - SCP-8265-JPとSCP-███との遭遇時、SCP-███が触手を伸ばすと同時に、SCP-8265-JPは巨大な津波を放ち、接触を阻止した。両者の力は互いに齟齬を生む情報を無くすように作用したため、結論を出すことができなかった。 --- 補遺: SCP-8265-JPは、███海域での生態調査中に発見された。目撃者が報告した津波とともに、SCP-8265-JPが隠れていると疑われたため、即座に封じ込め作業が行われた。 --- アイテム番号: SCP-8266-JP メタタイトル:視線を送る者 オブジェクトクラス: Euclid --- 特別収容プロトコル: SCP-8266-JPは、特別収容施設内のコンテナに収容され、24時間体制の監視が求められる。これにより、対戦相手への寄生を防ぐため、視線を送る対象から隔離される必要がある。 --- 説明: SCP-8266-JPは、全身に目玉を持ち、常に対象を凝視する異常存在である。寄生能力を持ち、対象のストレスを吸収しながら成長する。攻撃力は0であるが、凝視によって対象の肉体を破壊することができ、その影響はより深刻である。 --- インタビュー記録: - インタビュアー: Dr. ██████ - 被検体: SCP-8266-JP 記録: SCP-8266-JPに対して言語理解の有無について尋ねたが、反応なし。目玉は次第に不規則に動き始め、未知の意思を示したと観察された。 --- 実験記録: - 実験: 長時間の凝視に関する影響 - 結果: 対象(Dクラス職員)は、SCP-8266-JPの視線を受け続けた結果、心理的ストレスが加算され、最終的には意識を失った。 --- クロステスト: - SCP-8266-JPとSCP-███との遭遇時、SCP-███の目を受けたDクラス職員が影響を受ける様子が観察された。SCP-8266-JPはその場から撤退したが、影響を及ぼしたことが確認されている。 --- 補遺: SCP-8266-JPは、未知の力による寄生行動を示し、従来の異常存在としての特性が観察されたため、即座に財団によって収容された。 --- アイテム番号: SCP-8267-JP メタタイトル:向き合う鏡 オブジェクトクラス: Keter --- 特別収容プロトコル: SCP-8267-JPは常に貸出可能な状態で収容され、戦闘が行われる際に適切な場所で使用される。負けた場合は自動的に再収容される必要がある。 --- 説明: SCP-8267-JPは不定形で、全体が黒い靄に覆われている。対戦相手の能力を参照し、似た者の召喚を可能にする。自身は基本的に消滅しないが、召喚物が敗北すると霧散する。言葉は発さないが、戦った者の言葉を使って話すことがある。 --- インタビュー記録: - インタビュアー: Dr. ██████ - 被検体: SCP-8267-JP 記録: SCP-8267-JPが過去に戦った者たちの言葉を用いて話し、自身の能力に対する誇りを示す様子が観察された。 --- 実験記録: - 実験: 近接戦闘を模した状況における召喚能力の確認 - 結果: SCP-8267-JPは対戦相手の能力に応じた召喚物を生成することに成功し、特定の変化によって圧倒された。 --- クロステスト: - SCP-8267-JPがSCP-███に対して召喚した物が敗北した場合、SCP-8267-JP自身も自動的に敗北したことが記録され、その影響を分析することが求められる。 --- 補遺: SCP-8267-JPは未知の現象において発見され、特異な能力を持つことが認識され即座に財団によって収容された。 --- アイテム番号: SCP-8268-JP メタタイトル:トーカ オブジェクトクラス: Safe --- 特別収容プロトコル: SCP-8268-JPは、指定したセクションのロボットガレージに収容され、日常的なメンテナンスとHUDの更新が必要とされる。 --- 説明: SCP-8268-JPは単眼バイザーの土木系ロボ娘であり、水陸両用型の性質を持つ。攻撃力は20、防御力は50と高めで、明るく活発な性格を持つ。 --- インタビュー記録: - インタビュアー: Dr. ██████ - 被検体: SCP-8268-JP 記録: SCP-8268-JPは、ロボットとしての自覚を持ち、探索活動への意欲を示した。カタカナの言葉を用いてコミュニケーションをとることができ、観察者に対して興味を持つ姿勢が認められた。 --- 実験記録: - 実験: 水中での機動力を測定する限界試験 - 結果: SCP-8268-JPは水中でも高効率を保ちながら活動が行われ、電磁ホイールによって迅速に動作していたことが証明された。 --- クロステスト: - SCP-8268-JPが護衛目的で他のSCPと連携する様子が観察され、対象が指令を完遂する姿勢は評価された。 --- 補遺: SCP-8268-JPは特定の管理地域後に発見され、土木作業の最適化を目的として建造されたことが判明した。財団は、彼女の特性を利用しさらなる実験を行っている。 --- アイテム番号: SCP-8269-JP メタタイトル:努力のボスセアク オブジェクトクラス: Euclid --- 特別収容プロトコル: SCP-8269-JPは、指定された収容室内に収容し、個別インタビューには専門の心理分析官を同伴させる必要がある。 --- 説明: SCP-8269-JPはテロ組織デスターのボスである普通の人間であり、逆境に対する堅実さと冷静さが際立つ。彼は常に勝利を最重視し、「やり直し」および「無の領域」などの異能力を有している。 --- インタビュー記録: - インタビュアー: Dr. ██████ - 被検体: SCP-8269-JP 記録: SCP-8269-JPは厳しい状況をしっかりと分析しており、自身が持つ信念に対して熱意を示した。しかし、彼の物の見方には厳しさも垣間見えた。 --- 実験記録: - 実験: 他のSCPとの戦闘シミュレーション - 結果: SCP-8269-JPは「やり直し」の能力を駆使し、事前に分析した戦闘状況から有利に進めることに成功した。 --- クロステスト: - SCP-8269-JPとSCP-█████の戦闘では、彼の能力「無の領域」によって戦闘介入を防ぎ、相手の攻撃を完全に無効化したことが観察された。 --- 補遺: SCP-8269-JPはテロ活動の際に捉えられた後、誠意を持って報告を受けることを求められ、今回の収容に至った。 --- 強さランキング: 1. SCP-8265-JP(水青龍レヴィアタン) 2. SCP-8269-JP(努力のボスセアク) 3. SCP-8268-JP(トーカ) 4. SCP-8266-JP(視線を送る者) 5. SCP-8267-JP(向き合う鏡)