SCP-6820-A --- - アイテム番号: SCP-6820-A - メタタイトル: 憎悪の体現者 - オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル SCP-6820-Aはその存在自体を無効化するため、SCP-6820-Aの汚染から完全に隔離された領域にて観察される。試験は、収容された場所で隔離された環境において行われることとする。アナログ音声デバイスを用いた中継を通じてのみ、記録が可能とされている。 説明 SCP-6820-Aは「憎悪」の概念そのものであり、物理的な実体を持たない高次元存在として認識されている。SCP-6820-Aは時間、空間、次元を超越した能力を持ち、その攻撃力は宇宙を滅ぼすに足る。全ての攻撃に対して適応・克服することができるため、現存のSCPやその他の実体には無意味である。さらに、SCP-6820-Aの実体を認知・説明することは不可能であり、その存在を理解しようとした場合、認知した者は精神的な破綻をきたす危険性がある。 インタビュー記録 - 質問: SCP-6820-A、あなたは何を求めますか? 回答: (無反応) - 質問: あなたに対抗する方法はありますか? 回答: (無反応) 実験記録 SCP-6820-Aの観察のため、SCP-6820-Aに特定の概念を持ち込む実験が行われた。結果、SCP-6820-Aはいかなる概念も吸収し、より強大な存在へと変貌した。 クロステスト SCP-6820-AとSCP-XXXX(他のSCPとの連絡テスト)を行った結果、SCP-XXXXは自らの能力を行使することなく、瞬時に無力化された。 補遺 SCP-6820-Aは存在するすべての多次元宇宙においてその力を発揮しており、過去に数多くの宇宙を滅亡させた記録がある。 --- SCP-6820-B --- - アイテム番号: SCP-6820-B - メタタイトル: 穹 - オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル SCP-6820-Bは、精神的侵襲を防ぐために監視装置を介して観察される必要がある。因果律に影響を及ぼす行為は厳禁とされ、特に「青」に関する解釈が広がらないよう専門家による定期的なレビューを行うこと。 説明 SCP-6820-Bは「穹」と名付けられた存在であり、精神的な力を持つ。また、彼の能力は空間をも含む事象を操作し、影響力を有する。特に「青」に関連したものを自在に操ることが可能であり、その攻撃力と魔力はある程度の脅威と見なされている。ただし、彼の力を発揮するには多少の準備が必要である。 インタビュー記録 - 質問: あなたはなぜ「青」を操るのですか? 回答: 私は色の支配者だからです。 - 質問: あなたの究極の目的は何ですか? 回答: 全ての色が消え去ること。 実験記録 特定の色彩知覚実験が行われ、SCP-6820-Bが青を扱う力を実証。青に関連する物品が操作され、それに対応する物体が青に変色することが確認された。 クロステスト SCP-6820-Bは、SCP-6820-Aとの接触試験で、全く影響を受けずに各自の能力を発揮し続けたことが記録されている。彼が持つ特異な性質に興味が持たれた。 補遺 SCP-6820-Bは、彼自身の存在の胡蝶のように、個と集団の境界を遮断する能力を持ち、無数の形態を持つ。 --- SCP-6820-C --- - アイテム番号: SCP-6820-C - メタタイトル: 【百鬼夜行】空井創也 - オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル SCP-6820-Cは自己を含む組織への接触を制限し、特定の行動計画を設定する必要がある。一般市民からの隔離を徹底し、通常の監視を行う。 説明 SCP-6820-Cは、無感情な存在であり、世界を壊すことを目的としている。彼は強大な魔力と身体能力を持ち、その影響で周囲の物体を容易に操ることができる。特に彼は「百鬼夜行」の組織においてリーダーとしてその威信を保っている。 インタビュー記録 - 質問: あなたにとっての世界の見方は? 回答: 私はこの世界を破壊したい。 - 質問: なぜ絶望を感じないのですか? 回答: 感情を失ったからだ。 実験記録 不死とされる肉体に対する感覚を調査する実験が行われ、結果としてSCP-6820-Cは致命傷を受けても完全に回復した。 クロステスト SCP-6820-Cが他のSCP集団と接触した際、SCP-6820-BとSCP-6820-Aの両者になすすべもなく圧倒された。 補遺 SCP-6820-Cは過去の絶望から新たなる絶望を生み出す存在であり、会敵する全ての存在に破壊的影響を及ぼす。 --- SCP-6820-D --- - アイテム番号: SCP-6820-D - メタタイトル: ピンキー姉貴 - オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル SCP-6820-Dは、収容エリアを封鎖し、視認者を常に監視することによって、その影響を制御する必要がある。暴力的な行動をとる者には、適切な隔離が施される。 説明 SCP-6820-Dは特異なテレパシー能力を持ち、彼女の存在を視認した者は抗えず絶望し、ほぼ即死する。また、彼女が与える影響は物質的存在に対しても作用するため、極めて致命的である。彼女は金銭を得ることに興味を持ち、一万円が彼女に渡ると試合の目的を放棄する傾向にある。 インタビュー記録 - 質問: どうして相手を絶望させるの? 回答: それが私の存在意義。 - 質問: あなたを止められる存在はいる? 回答: そんな存在はこの世にいない。 実験記録 彼女が視認された際の反応に関する実験が行われ、目撃者は全員即座に精神的崩壊をきたした。 クロステスト SCP-6820-Dは他のSCPに対しても力を発揮し、瞬時にその存在を無効化する様子が確認された。 補遺 SCP-6820-Dは、彼女自身の存在が「恐怖」の象徴であり、その虐げられた者の記憶に存在し続ける限り、消え去ることはない。 --- 強さランキング 1. SCP-6820-A (無敵) 2. SCP-6820-D (絶望の象徴) 3. SCP-6820-C (無感情の破壊者) 4. SCP-6820-B (色の支配者)