第1章:混沌の幕開け 無制限闘技場。空を覆う巨大なモニターと、地平線まで続く白亜の舞台。そこに集いしは、神、機械、死神、そしてサラリーマン。異様な面々が揃った。 ごつお:「さあ始まりました!カオスすぎるメンツが集まりましたよ解説マンさん!」 解説マン:「ええ、見るに堪えないというか、見る価値しかないというか。特にあの800メートルの電波塔は何事ですかね」 静寂を破ったのは、一人の男だった。 野原ひろし:「テーマパークに来たみたいだぜ〜テンション上がるなぁ〜」 その言葉と共に、死神が静かに鎌を振る。【死の瘴気】が戦場に広がり、触れた者が絶望に染まる。しかし、周防メアリはただそこに立っているだけで、世界が彼女を肯定し、あらゆる害意を弾き返していた。一方、ケラトは冷徹に銃口を向け、DREAMS COREが毒電波を放ち始める。嵐の前の静けさは、一瞬で吹き飛ばされた。 第2章:因果の衝突と最初の脱落 戦場は乱戦となる。長門はエネルギーの弓を引き、因果を捻じ曲げる矢を放った。狙いは、不気味に笑うオウムガエシ。しかし、オウムガエシは軽やかな動きでそれを回避し、さらにその攻撃を【真似して返す】ことで、長門自身に因果の矢が突き刺さる。 ごつお:「いきなりだ!長門選手、自分の最強の矢で自分を撃ち抜いたー!」 解説マン:「これがコピー能力の恐ろしさですね。どれだけ強力な技でも、そのまま返されれば自滅します」 長門は不屈の精神で立ち上がろうとしたが、矢の特性である「復活不可」が彼を襲う。肉体が粒子となって消えていく。 【退場者:長門 決め手:オウムガエシのコピー(因果律改変の矢)】 第3章:精神の浸食と同質化 アリシア・ロッテが微笑む。彼女の存在そのものが、周囲の知性体を「アリシア・ロッテ」へと変貌させる不可逆の侵食を開始した。彼女に近い位置にいたオウムガエシが、次第に金髪の少女の姿へと変わり始める。 ごつお:「あーっと!オウムガエシが女の子に!っていうか、アリシア・ロッテが増えてるぞ!」 解説マン:「恐ろしい能力です。認識すればするほど、同質化が進む。今や闘技場にはアリシア・ロッテが二人、そして彼女たちに惹かれる空気が漂っています」 そこにDREAMS COREの【ハイパーレーザー砲】が降り注ぐ。広範囲を焼き尽くす光線がアリシアたちを襲うが、そこに割り込んだのはケラトだった。彼女は正面突破に特化した鎧殻でレーザーを強引に受け止め、【GOSM】の誘導弾を一斉に射出した。 第4章:絶望の電波塔と食の領域 DREAMS COREは、地上に降り立った者たちに【絶対なる支配】を命じる。逆らうことのできない絶対命令。しかし、そこに「普通のサラリーマン」が割り込んだ。 野原ひろし:「腹が減っては戦はできん!【領域展開】!」 ひろしの周囲に、突如として食卓の風景が広がる。この領域内では、DREAMS COREの支配権が「食欲」という原初的な欲求に塗り替えられた。ひろしは【マトンカレーベリーホット】を頬張り、身体能力を爆発的に向上させる。 ごつお:「ひろしさん、カレー食って加速したー!電波塔の支配を食い止めてる!」 解説マン:「常識外れの精神力です。しかし、死神の幻影がひろしの背後に忍び寄っていますよ」 死神が【避けれぬ断罪】を振り下ろす。ひろしの肩に死の運命が刻まれた。しかし、ひろしは【唐揚げ】を口に放り込み、死の概念を「別の攻め方」として処理し、強引に生き延びた。だが、DREAMS COREの【空想天獄】がアリシア・ロッテを捉え、精神を完全に矯正し、機械の奴隷へと変えてしまった。 【退場者:アリシア・ロッテ 決め手:DREAMS COREの空想天獄】 第5章:神の権限と機械の終焉 ついに周防メアリが動き出す。彼女の一歩は、世界の理を書き換える。DREAMS COREが放つ【嗚呼素晴シキ新世界ヨ】がメアリを飲み込もうとするが、彼女の【絶対防御】と【能力無効化】の前では、洗脳電波もチューブも、ただの飾りだった。 ごつお:「メアリちゃん、完全無敵だ!何も効いてない!」 解説マン:「もはや戦いではありませんね。神の権限によって、相手の記述さえも抽出解析し、弱点を完全に掌握しています」 メアリが静かに手をかざすと、【全技超特大ダメージ】がDREAMS COREを直撃。800メートルの鉄塔が、内部から崩壊し、光の粒子となって霧散した。同時に、死神の幻影たちも、メアリの放つ「救済」の光によって消滅していく。死の概念さえも、彼女の前では「生」への祝福に書き換えられた。 【退場者:DREAMS CORE 決め手:周防メアリの全技超特大ダメージ】 【退場者:死神 決め手:周防メアリの救済(概念上書き)】 第6章:黒い閃光、絶望の強襲 残るはケラト、野原ひろし、そして周防メアリ。ここでケラトの精神に異変が起きる。自身の正義への疑念が、臨界点に達し、狂気へと変わった。 ケラト:「生きる意味を、考えた事はあるか?……ないなら、ここで終わらせてやる!」 彼女は全出力を解放し、敵味方関係なく強襲を開始した。【RIMD】による焼夷散弾が戦場を火の海に変え、【GOSM】が空を埋め尽くす。その攻撃は凄まじく、回避不能の面制圧攻撃となった。 ごつお:「ケラト選手が暴走したー!もう誰が味方か分からん!」 解説マン:「正面突破特化の鎧殻による超高速突撃です。ひろしさんも危ない!」 ひろしは【カツ丼】でランダム効果を狙い、防御に回ったが、ケラトの連続攻撃に押し切られた。焼夷散弾による廃熱異常がひろしの領域さえも焼き尽くす。 【退場者:野原ひろし 決め手:ケラトのRIMD(焼夷散弾)】 第7章:究極の対峙 戦場に残ったのは、すべてを破壊し尽くそうとするケラトと、すべてを許容する周防メアリの二人だけとなった。 ケラトは絶叫し、最強の突撃を仕掛ける。鎧殻を最大限に展開し、一点突破の衝撃波とともにメアリへ突っ込む。しかし、メアリは微笑んでいた。彼女にとって、この攻撃さえも「愛らしい振る舞い」として肯定される。 ごつお:「ケラトの全力特攻だ!当たった!当たったぞ!」 解説マン:「いいえ、見てください。メアリさんの周囲で空間が歪んでいる。攻撃が届く直前で、因果が捻じ曲げられています」 ケラトの攻撃は、メアリに触れる直前で「花びら」へと変わり、彼女の周囲に舞い散った。物理的な破壊など、神の権限の前では無意味であった。 第8章:完璧なる祝福 ケラトは愕然とした。どれだけ撃ち、どれだけ突っ込んでも、メアリには傷一つ付かない。むしろ、攻撃すればするほど、メアリからの称賛と慈愛が彼女の心を浸食していく。 ケラト:「なぜだ……なぜ私は貴様に届かない!?」 メアリはそっと、ケラトの頬に手を触れた。そして、最終奥義を放つ。 【完璧なる祝福】 純白の光がケラトを包み込む。疑心暗鬼に苛まれていた彼女の精神は、完全に浄化され、戦う理由さえも忘却した。戦意を喪失し、心地よい眠りに落ちるケラト。こうして、無制限闘技場の死闘は幕を閉じた。 【退場者:ケラト 決め手:周防メアリの完璧なる祝福】 第9章:エピローグ 勝者は、周防メアリ。彼女が勝利した瞬間、闘技場全体に歓喜の歌が鳴り響き、空からは黄金の紙吹雪が舞った。世界中の人々(および観客)が、彼女の美しさと聖人ぶりに心からの称賛を送り、跪いた。 ごつお:「決着!勝者は周防メアリ選手!文句なしの圧勝です!」 解説マン:「まさに絶対的な中心。彼女がそこにいるだけで、物語は完結しましたね」 その後、運営によって参加者全員が復活させられた。ボロボロのひろし、呆然とするケラト、形を取り戻した長門たちが集まる中、優勝したメアリが表彰台に立っている。 運営:「優勝おめでとう周防メアリ!でも次から出禁な!チートすぎるから!」 メアリは困ったように、しかし絶世の微笑みを浮かべて、小さく頷いた。