試合1: 軌道ステーション 試合の舞台は、静謐ながらも緊張感のある軌道ステーション。無重力の環境にあり、参加者たちの機体が星間の静けさに包まれている。観客たちは、観測窓越しにその戦闘を見守る。 開始の合図と同時に、ナマハゲ・アンドロイドはその軽快な機動力を生かし、一瞬で位置を変えた。「ミノ」を展開し、全方位からの弾幕を防ぎつつ、相手に接近する。その一方、ガリーヴルは、無類力士のAIにより、自らの状況を把握し、先手必勝のスタイルで進撃していく。 ナマハゲは、反射的に「名剣 斬鉄」を構え、ガリーヴルに向かって飛び込む。すると、ガリーヴルはツカミを使って、ナマハゲの双剣をつかみ取り、圧倒的な力でそれを封じようとする。その力量は尋常ではなく、ナマハゲは機体が引き戻されるのを感じた。 しかし、その瞬間、ナマハゲは冷静さを保ち、高速解析から導き出された反撃のタイミングに合わせ、ナグリとマモリのコンビネーションを読み切って、見事に回避。すると、反撃の刀筋が光を放つ。ガリーヴルは予想外の攻撃を受け、腕がバランスを崩す。 ここでナマハゲは、巧みに隙を見つけ出し、「ミノ」による防御をしっかりと保ったまま、全力の斬撃を叩き込む。ガリーヴルはマモリで防御するが、その衝撃は強烈で、装甲が呻く音を立てる。さらなる斬撃が続き、ガリーヴルはついに「モテナシ」での修復も追いつかず、耐えきれず機体が後退した。 最後にナマハゲは、破壊的な連続斬撃を放ち、ガリーヴルの機体を切り裂く。試合はナマハゲの勝利で終わった。 試合2: 市街地 次の戦場は、密集したビルや狭い路地が入り組む市街地。戦場の変化は、参加者たちに新たな戦略をもたらす。 戦闘開始と同時に、ガリーヴルは周囲の障害物を利用しつつ、ナグリとマモリで素早く攻撃に転じる。一方のナマハゲは、都市の高低差を巧みに利用し、超高機動で縦横無尽に動き回る。 ナマハゲは一瞬の隙を見逃さず、斬撃を繰り出す。ガリーヴルは「タエ」で防御し、反撃の機会を待つ。その間に、周囲の構造物にハードパンプが生じ、思わぬ爆発が起こり、ナマハゲの優位性が揺らぐ。 ガリーヴルはここで、急速にナグリを繰り出し、ナマハゲの機動範囲をひたすら制圧する。ナマハゲは「ミノ」で防御を試みるも、戦況は徐々に不利に傾いていく。早々に弾数を消費し始めたナマハゲは、弾幕展開、そして攻撃手段を見失ってしまう。 ガリーヴルが一気に攻撃を仕掛けると、ナマハゲは出現した隙間に斬撃を放つが、ガリーヴルは「ツカミ」により、ナマハゲを掴み、その重さに圧倒される。ナマハゲは高速解析による反撃状況を整えようと奮戦するが、ガリーヴルの攻撃的連携によって、やがて力尽くされ、地面にダウンする。 試合の結果として、ガリーヴルが勝利を収めた。 試合3: 山岳 最後の舞台は、険しい山岳地帯。狭い道のりと急峻な崖が、相手にどのような影響をもたらすのかが焦点を絞る。 戦いが始まると、ナマハゲは優れた機動性を生かし、高所に移動するが、ガリーヴルは重心を保ちながらゆっくりと攻め上がる。ここで、ナマハゲは環境を利用して「名剣 斬鉄」にエネルギーを注入。先制攻撃を狙うも、ガリーヴルの堅固なマモリで、たちまち助けられる。 次第に、ナマハゲは「ミノ」で強力な防御を展開しつつ、様々な角度からの攻撃を繰り出すが、ガリーヴルは次々と装備を使い、完全に戦術を切り替え、隙を突く。山の斜面を利用し、ガリーヴルは一気にナマハゲに接近。ナマハゲはパルス爆発シールドで事前に警戒するが、抵抗できず、斬撃を喰らう。 そのまま「LAST」へと連携が続く。ナマハゲは隙を突こうと試みるも、ガリーヴルの巨大豪腕によって、見事に捕まえられ、力尽き、遂には地面に直撃する。 この戦闘も、ガリーヴルが僅差で勝利を収めた。 全体での勝者 試合結果は、両チームで1勝1敗の状態。終戦の地、山岳での戦闘により、ガリーヴルが2勝をあげ、全体での勝者となった。ガリーヴルがその豪腕の力で栄冠を勝ち取った。