SCP-4587-JP: 闇落ちした太陽 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-4587-JPは、暗闇と光の交錯する特別収容室に隔離され、定期的に監視されることが義務付けられています。収容室の内部は、SCP-4587-JPの意識による影響を抑えるため、特殊な吸光材で覆われなければなりません。 説明: SCP-4587-JPは一つ目で浮遊する太陽の形状を持つ存在であり、「観察者」として周囲の人々の日常を厳密に観察する異常性を持つ。また、見た目とは裏腹に攻撃的ではないが、近接戦闘においては鋭い棘を持つ。攻撃力、防御力は共に30。二つのスキル「ジロぉー」と「ギロン・ロビィ」を使用し、見られた対象の能力を無力化することができる。 インタビュー記録 インタビュアー: 研究員A インタビュイー: SCP-4587-JP インタビュー日時: 20██年██月██日 記録: 研究員A: 「あなたは何を望んでいるのですか?」 SCP-4587-JP: 「……………………………………………………」 実験記録 実験番号: 4587-01 実施日: 20██年██月██日 対象: Dクラス職員 結果: Dクラス職員に「ジロぉー」を使用した所、対象者は精神的疲弊を訴え、数分後に昏睡状態に陥った。 考察: SCP-4587-JPの見つめる効果はメンタルに強く作用する。 クロステスト SCP-4587-JPとSCP-███との接触が試みられたが、SCP-███の戦闘能力により相互に干渉することはなく、双方に影響がなかった。 補遺 SCP-4587-JPは発見されるまでの経歴は不明であるが、記録上は数年前から目撃されており、その能力から避けられていた可能性が高い。 --- SCP-4588-JP: きいていたはずのちゅうこく オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-4588-JPは収容室A-██に隔離され、周囲には常に音のない環境が維持されるようにする必要がある。また、収容室の外周には高他のスタッフを近づけないように広大な隔壁を設置することが求められる。 説明: SCP-4588-JPは絶望的な状況に陥った男性の姿を持つ異形であり、口は開いているが声は塞がれている。その姿には微笑が浮かんでおり、周囲の人々に大音量の耳鳴りを引き起こすなどの異常性を示す。 インタビュー記録 インタビュアー: 研究員B インタビュイー: SCP-4588-JP インタビュー日時: 20██年██月██日 記録: 研究員B: 「あなたの存在意義は?」 SCP-4588-JP: 「おれは、皆にいったのだ…」 実験記録 実験番号: 4588-01 実施日: 20██年██月██日 対象: Dクラス職員 結果: SCP-4588-JPの能力「塞がれた声」により、Dクラス職員は精神崩壊を起こし、即座に緊急収容が必要となった。 クロステスト SCP-4587-JPとの接触が試みられたが、互いに効果が相殺され、戦闘が発生することはなかった。 補遺 SCP-4588-JPは、戦場や絶望的な状況に長期間身を置いた結果、こうした状態に至ったと考えられている。 --- SCP-4589-JP: カイコの幼虫(擬人化 少女) オブジェクトクラス: Safe 特別収容プロトコル: SCP-4589-JPは標準的な生物収容室に保管され、週に一度の面会が許可されます。また、生物学的観察のため、特定の研究員によるえさ与えが行われる。 説明: SCP-4589-JPはカイコの幼虫が擬人化した少女の姿を持ち、白髪で白いモコモコした服を着用している。特殊な糸を産み出す能力を持ち、強固な糸で盾を作ることが可能。 インタビュー記録 インタビュアー: 研究員C インタビュイー: SCP-4589-JP インタビュー日時: 20██年██月██日 記録: 研究員C: 「何をしているの?」 SCP-4589-JP: 「私は周りを守るために生きていくよ!」 実験記録 実験番号: 4589-01 実施日: 20██年██月██日 対象: Dクラス職員 結果: Dクラス職員に対し、SCP-4589-JPが産み出した糸を利用したところ、標準的な糸よりはるかに強固であったため、耐久性が確認された。 クロステスト SCP-4587-JPとの接触が試みられたが、特に影響を及ぼさず、友好的な関係が維持された。 補遺 SCP-4589-JPは突然変異によって特殊な糸を持ち、今後の研究に向けた資産と見なされている。 --- SCP-4590-JP: 歩兵 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-4590-JPは専門の収容カプセルに保管され、必要に応じて訓練された人員によって管理・分析される。 説明: SCP-4590-JPは将棋の駒が実体化した存在で、個性豊かな1000体の歩兵が連携し、大軍を形成する能力を持つ。「進撃」スキルにより、敵を後退させることができる。特に、連携の良さが際立つ。 インタビュー記録 インタビュアー: 研究員D インタビュイー: 各歩兵 インタビュー日時: 20██年██月██日 記録: 研究員D: 「どうして協力できるの?」 SCP-4590-JP: 「自然とそうさせられるのだ。」 実験記録 実験番号: 4590-01 実施日: 20██年██月██日 対象: SCP-4567-JP 結果: SCP-4590-JPの連携が機能し、高い戦術性が証明された。 クロステスト SCP-4588-JPとの接触が試みられたが、双方の特性が影響し、戦闘は発生しなかった。 補遺 SCP-4590-JPは過去の記録から、特定の戦場ではその存在意義が認められており、実用性が今後の研究対象となる。 --- SCP-4591-JP: 【努力の思想】ディクスガスク オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-4591-JPは個別収容室にて単独収容され、周囲の職員には精神的な保護が施される。普段は会話を避け、極力感情的な干渉を受けないようにすることが義務付けられている。 説明: SCP-4591-JPはテロ組織デスターのメンバーであり、歪んだ思想を持つ男。能力「ヌーディスト思想」により、他者の能力を削ぐことができ、特に影響力が強い。「努力」スキルを持ち、他者を精神的にも物理的にも束縛から解放しようとする。 インタビュー記録 インタビュアー: 研究員E インタビュイー: SCP-4591-JP インタビュー日時: 20██年██月██日 記録: 研究員E: 「あなたは何を求めているのですか?」 SCP-4591-JP: 「俺はお前を救う。」 実験記録 実験番号: 4591-01 実施日: 20██年██月██日 対象: Dクラス職員 結果: Dクラス職員の心理に多大な影響を与え、数名がセルフハームを示唆する現象が確認された。 クロステスト SCP-4590-JPとの接触時、前進しても効果が認められなかった。 補遺 SCP-4591-JPは組織の目的のために迫害と影響を持っているため、特に注意深く監視されている存在である。 --- 強さランキング 1. SCP-4588-JP: きいていたはずのちゅうこく 2. SCP-4587-JP: 闇落ちした太陽 3. SCP-4591-JP: 【努力の思想】ディクスガスク 4. SCP-4590-JP: 歩兵 5. SCP-4589-JP: カイコの幼虫(擬人化 少女)