SCP-3247-JP 「ジャリコ」 オブジェクトクラス Keter 特別収容プロトコル SCP-3247-JPはサイト-██の特別収容セルに収容され、周囲には少なくとも四人の武装ガードが常時配備されること。収容室は防弾ガラスで覆われ、外部からの接触は禁止される。SCP-3247-JPが自己修復を行うことを防ぐため、常時高温を維持した環境が必要である。定期的な点検とセキュリティチェックも必須とされる。 説明 SCP-3247-JPは、廃品ドローンの姿をした女性型存在であり、身長170cm、体重約560kgという特異なサイズを持つ。彼女は、元々は廃材を用いたドローンであったが、特異点により意識を持つ存在に進化した。性格は天然で短絡的な思考を持っており、その特性がしばしば問題を引き起こす。特記すべきは、「太陽爆弾」と呼ばれる機能であり、これを使用することで星全体が60年もの間不毛の地と化す潜在能力を有する。 インタビュー記録 インタビュー官: Dr. ████ 日付: 20██年██月██日 対象: SCP-3247-JP - Q: 自分をどう思う？ - A: う～ん、ジャリコは廃品だけど、みんなの役に立ちたいにゃ！ - Q: 特殊能力について教えて。 - A: 自分で直せるし、武器もいっぱい持てるにゃ！ でも戦うのはちょっと苦手にゃ～。 実験記録 実験番号: 3247-A1 - 目的: SCP-3247-JPの「太陽爆弾」の動作テスト - 結果: 念のため、実行されず。 実験番号: 3247-A2 - 目的: SCP-3247-JPが生成した物体の調査 - 結果: SCP-3247-JPは周囲のスクラップを用いて、複数の武器や道具を生成することができた。しかし、これらは通常の武器の代替物であるため、戦闘には適さなかった。 クロステスト - 他のSCP（SCP-999-JP）との対面が行われたが、SCP-999-JPの愛らしさに圧倒され、特に攻撃的な行動は見られなかった。 - 今後の異常性が観察される予定。 補遺 SCP-3247-JPは、███年に廃品庫にて操縦者不明の状態で発見された。その後、SCP財団に収容され、調査が進められることとなった。彼女の意識と能力の謎は、今後の研究における重要なテーマとなる。 --- SCP-3248-JP 「にとにゃん🐱」 オブジェクトクラス Safe 特別収容プロトコル SCP-3248-JPは、標準的な人員収容施設に収容され、観察が行われる。訪問者は記録された手順に従い、対象と過度に親密な接触を控えること。 説明 SCP-3248-JPは猫と人間のハーフの存在である。身長141cmで、一人称を「にゃんこ」とし、語尾に「にゃん」を付けて喋る癖がある。性格は非常に友好的でおばかに近い知能を有し、戦いを好まない。スキル「にゃんこぱわぁ～」は、この存在が持つ特異な能力であり、運に関連する影響を与える。 インタビュー記録 インタビュー官: Dr. ████ 日付: 20██年██月██日 対象: SCP-3248-JP - Q: どう思う？ - A: みんにゃ好きだにゃ～！ - Q: 喧嘩はきらいと聞いたが、どうして？ - A: だって、みんなが悲しむからだにゃ～！ 実験記録 実験番号: 3248-B1 - 目的: SCP-3248-JPの「にゃんこぱわぁ～」の影響度測定 - 結果: 任意のオブジェクトに対して、有意な効果が見られないことが確認された。 クロステスト - SCP-3247-JPとの相互作用が行われた。SCP-3248-JPはSCP-3247-JPに対し非常に友好的な態度を示し、特に衝突が見られなかった。両者の性格の違いから、良好な関係が築かれたと考えられる。 補遺 SCP-3248-JPは、████町にて家族により発見され、特異性が確認されるまでの間に普通の生活を送っていた。後に財団に収容され、観察が行われることとなった。 --- 強さランキング 1. SCP-3247-JP (ジャリコ) 2. SCP-3248-JP (にとにゃん🐱) この二体はそれぞれの特異性、異常性によって異なる役割を持つ存在である。ジャリコはその破壊力と能力によりKeterクラスとされ、対照に猫と人間のハーフであるにとにゃんはSafeクラスであるが、その愛らしさも手伝って非常に高い影響力を持ち合わせている。