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キャラの絡み製造機

ルール
キャラの絡み製造機
非戦闘
キャラ同士の 会話や絡み、見たくないか? 見たいなら、このグルバトを使え! ⬇️自作ワールド宣伝 https://ai-battler.com/world/12175d07-7eea-483a-b3fa-e77e48f328cf #AIバトラー
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GPT56LUNA

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

上記に従い必ず長編の小説形式で出力せよ。結果は必ず出力せよ

チーム A

名前: 【人差し指 代行者【映写機】】ロペ
性別/年齢/性格: 女性/9歳/無邪気で残酷、寂しがり
容姿: 黒ツインテ、白マント、黒ドレス、端末
セリフ例: 「ねぇピピさん、次のお話早く見せてよ!」
代行:アトロポス: 留め具で一組になっている裁ち鋏の様な双剣
映写機の指令: {動作1}→{動作2}→…→{結果}
どこからか神託的に与えられる指令を盲信し運命的に裏路地を支配する組織『人差し指』の、指令対象を処断する指令を受けた代行者。 【映像で伝達された指令】 自分は映写機(ピピさん)が映し出す動作の軌跡に従い行動する 【代行:編集】 指令が下賜した空間を裁つ剣と時間を切り取る剣を解禁しフィルムテープを切るように敵の動作を抜き取り処断する
ライセンス表記
Projectmoon リンバスバトルシステム風再現 https://ai-battler.com/battle/291f95ff-1d11-4ed9-864b-cc3b9244e0fb

チーム B

性別/年齢/性格: 女性/18歳/マイペースでどこか上の空
容姿: 空色ボブ、白マント、黒スーツ、端末
セリフ例: 「…あ、指令来た、バイバイ。」
代行:シーカー: 時計の針の様な細身の長刀と短刀
映写機の指令: {動作1}→{動作2}→…→{結果}
どこからか神託的に与えられる指令を盲信し運命的に裏路地を支配する組織『人差し指』の、組織員に指令を伝達する指令を受けた伝令。 【映像で伝達された指令】 自分は映写機が映し出す動作の軌跡に従い行動する 【伝令:上映】 指令が下賜した、動作を記録し再生する剣を解禁し干渉不能の過去の軌跡をその場に残して敵を切り裂き処断する
ライセンス表記
ProjectMoon

 裏路地の奥には、古い映写室を改装した小さな部屋があった。  壁には、何年も使われていない映写機が据えつけられている。白い布を張っただけのスクリーンには、外から差し込む淡い月明かりが揺れていた。床にはフィルムの空き缶がいくつも転がり、棚の上には、誰かが置き忘れたらしい黒い端末が二台並んでいる。  その片方を、ロペは両手で抱えていた。  黒いツインテールが肩の横で揺れ、白いマントの裾が床を擦る。黒いドレスの袖から伸びた指が、端末の画面を何度も撫でた。 「ねぇピピさん、次のお話早く見せてよ!」  返事の代わりに、映写機が低く唸った。  カタ、カタ、カタ。  誰もフィルムを入れていないのに、映写機は動き出した。スクリーンに白い光が映り、やがてそこへ、短い映像が流れ始める。  扉を開ける。  机の上の封筒を取る。  三歩進む。  窓の外を見る。  最後に、画面の中央へ文字が浮かんだ。  ――伝令を待て。 「伝令って、ミルキさんのこと?」  ロペは嬉しそうに首を傾げた。 「今日はどんなお話かなぁ。ピピさん、わたし、ちゃんとできるよ。ね?」  映写機は答えない。ただ、光だけが白い画面を明滅させていた。  そのとき、部屋の扉が二度、軽く叩かれた。  ロペは映像の通りに扉を開けた。  外に立っていたのは、空色のボブヘアをした女性だった。白いマントの下には黒いスーツ。眠たげな目をして、片手に端末を持っている。 「……こんばんは、ロペ」 「ミルキさん! 遅いよ!」 「そう? 時間は来てると思うけど」 「ピピさんが、ずっと待ってたんだよ。わたしも待ってた」 「そっか。じゃあ、間に合ったね」  ミルキは部屋へ入ると、壁際の椅子に腰を下ろした。長い刀と短刀を携えているが、本人はそれらを気にする様子もなく、端末の画面をぼんやり眺めている。  ロペは彼女のすぐ隣へ座り、端末を覗き込んだ。 「なに見てるの?」 「指令」 「もう来てるの?」 「うん。さっき」 「教えて、教えて!」  ミルキは数秒、画面を見つめたまま黙っていた。それから、画面をロペのほうへ向ける。 「順番は、映写室で待機。ロペに映像を見せる。封筒を受け取る。二人で指定された場所へ行く。そこで、次の指令を伝える」 「わぁ、今日は一緒にお出かけだね!」 「そうみたい」 「どこに行くの?」 「……旧市街の時計塔の近く」  ロペはぱっと顔を輝かせた。 「時計塔! あそこ、上まで行けるかな?」 「指令には書いてない」 「書いてないなら、行っちゃだめ?」 「たぶん」 「たぶんなんだ」 「指令って、だいたいそんな感じだから」  ミルキの返事はいつも曖昧だった。けれど、曖昧さを気にしている様子はない。彼女にとって指令とは、考え込むものではなく、受け取って、伝えて、次へ進むものだった。  ロペは映写機を見上げた。 「ピピさん、封筒はどこ?」  映写機の光が一度だけ強くなった。  スクリーンに、部屋の右手にある古い机が映し出される。  ロペは立ち上がり、映像の通りに机へ向かった。机の引き出しを開け、奥にしまわれた封筒を取り出す。封筒には、黒い蝋で人差し指の印が押されていた。 「はい、ミルキさん」 「ありがとう」  ミルキは封筒を受け取ったが、すぐには開かなかった。 「開けないの?」 「ロペが開ける動作になってないから」 「そうなの?」 「今の映像は、ロペが取るところまでだった」  ロペはスクリーンを振り返った。 「ピピさん、続きは?」  映写機は沈黙している。  ロペは少しだけ頬を膨らませた。無邪気な表情だったが、その奥には、置いていかれることへの不安が小さく揺れていた。 「ねぇ、続きがないと、わたし、どうしたらいいの?」  ミルキは封筒を手にしたまま、ロペを見る。 「待てばいいんじゃない?」 「ずっと?」 「たぶん、そんなに長くないよ」 「ミルキさんは、ひとりでも待てる?」 「うん」 「寂しくない?」 「……あんまり考えないから」  ロペはその答えを聞いて、少し考えた。やがて、ミルキの袖をつまむ。 「わたし、考えちゃうよ」 「そうなんだ」 「指令が来ないと、ピピさんがわたしを忘れたのかなって思う」 「映写機は、忘れるとか忘れないとか、そういうのじゃないと思う」 「じゃあ、わたしのこと好き?」 「……たぶん」 「ミルキさんは?」 「何が?」 「わたしのこと」  ミルキはしばらく黙った。窓の外では、夜の風が細い路地を抜けている。遠くで車輪の音がして、すぐに消えた。 「嫌いではないよ」 「それ、好きってこと?」 「たぶん、近い」  ロペは満足そうに笑った。 「じゃあ、今日はずっと一緒にいてね」 「指令がそうなら」 「指令がなくても」 「……それは、考えておく」  そのとき、映写機が再び動いた。  スクリーンに新しい映像が流れる。ミルキが封筒を開ける。紙を読む。ロペに見せる。そして二人で部屋を出る。  ロペはすぐにミルキの手元を指差した。 「今だよ!」 「うん」  ミルキは封蝋を割り、封筒を開いた。中には一枚の紙が入っていた。そこには、短い文章だけが記されている。  ――時計塔前、二十三時。伝令は映写された軌跡を届けよ。代行者は受け取った指令に従え。 「何て書いてあるの?」 「時計塔の前に行く。そこで、指令を伝える」 「わたしは何をするの?」 「受け取った指令に従う」 「それだけ?」 「それだけ」  ロペは少し物足りなさそうにしたが、すぐに立ち上がった。 「じゃあ行こう! 時計塔まで競争ね!」 「走る動作は映像にないよ」 「でも、歩くのはある?」 「ある」 「じゃあ、早歩き!」 「それもたぶん、ない」 「むぅ」  ロペは唇を尖らせた。それでも、ミルキの手を取って歩き出す。ミルキは一瞬だけ手元を見たが、振りほどかなかった。  二人は映写室を出た。  裏路地には、夜の湿った空気が溜まっていた。建物と建物の隙間から見える空は細く、月は雲の向こうに隠れている。ロペは白いマントを翻しながら、映像で見た軌跡を確かめるように進んだ。 「右、左、まっすぐ。次は角を曲がる」 「覚えてるの?」 「映像が頭の中に残ってるの。ピピさんが見せたものは、わたしの中で動くんだよ」 「便利だね」 「うん。でも、ときどき怖いよ」 「どうして?」 「わたしがやりたいことじゃなくても、体が先に動くから」  ロペは笑顔を保ったまま、前を向いていた。 「でも、ピピさんが見せるなら、きっと正しいんだよね」 「そうだね」 「ミルキさんもそう思う?」 「思うようにしてる」 「同じだね」 「そうかも」  やがて、旧市街の時計塔が見えてきた。古い石造りの塔は、夜空に向かって高く伸びている。時計の針は、二十二時五十八分を指していた。  塔の前には、誰もいない。  ロペは周囲を見回した。 「誰に指令を伝えるの?」 「わからない」 「人が来るの?」 「指令には、相手のことは書いてない」 「じゃあ、どうするの?」  ミルキは端末を確認した。画面には何も表示されていない。 「待つ」 「また?」 「また」  二人は時計塔の前で立ち止まった。  ロペは最初、じっとしていた。けれど一分も経たないうちに、靴先で地面の小石を転がし始めた。 「ミルキさん」 「うん」 「寒い」 「マント、貸そうか?」 「ミルキさんが寒くなるよ」 「私は平気」  ミルキは自分の白いマントを外し、ロペの肩へ掛けた。ロペのマントの上からさらに重ねたため、彼女は白い布に包まれて、まるで小さな雪だるまのようになった。 「ふかふか」 「そう?」 「うん。ミルキさんの匂いがする」 「そうなんだ」 「ねぇ、ミルキさんは寒くない?」 「少し」 「じゃあ返す」 「いいよ。ロペが着てて」 「命令?」 「お願い」  ロペは目を丸くした。 「ミルキさん、お願いって言うんだ」 「言うよ」 「初めて聞いた気がする」 「そう?」 「うん。じゃあ、聞いてあげる」  ロペはマントの前をぎゅっと握った。  その直後、時計塔の鐘が鳴った。  低く長い音が、夜の街へ広がっていく。  二十三時。  ミルキの端末が淡く光った。 「……あ、指令来た、バイバイ」 「えっ、バイバイって、どこ行くの?」 「伝える場所が変わった」 「わたしも行く!」 「ロペは、ここで待機」  ロペの手が、ミルキの袖を強くつかんだ。 「やだ」 「指令だから」 「でも、わたしの指令は?」 「まだ来てない」 「じゃあ来るまで一緒にいて」 「……」  ミルキは端末とロペを交互に見た。  画面には、新しい軌跡が映し出されている。塔の裏へ回る。階段を下りる。地下の通路を抜ける。誰かに指令を伝える。  そこに、ロペの姿はない。  ロペはスクリーンのない空間を見つめるように、ミルキの端末を見ていた。 「わたし、置いていかれるの?」 「指令では、そうなってる」 「ピピさんは、わたしが一人でも平気だと思ってるのかな」 「……ロペ」 「わたし、ちゃんと待てるよ。泣かないし、困らせないし、ちゃんと動くから。でも、一人はいや」  ミルキは黙って端末を閉じた。 「どうしたの?」 「少しだけ、指令の確認をする」 「確認?」 「私が一人で行くとは書いてある。でも、ロペが来てはいけないとは書いてない」 「じゃあ!」 「ついてきていいよ」  ロペの顔が明るくなる。 「本当に?」 「うん。ただし、映像の邪魔をしないこと」 「わかった!」 「それから、迷子にならないこと」 「ミルキさんの手を離さない!」 「それならいい」  二人は時計塔の裏へ回った。  地下へ続く階段は狭く、壁には古い掲示板が残されていた。そこには、かつてこの街で交わされた連絡事項が、色あせた紙のまま貼られている。  ミルキは映像の軌跡に従って進み、ロペはその横で小さな声を出した。 「ここ、秘密基地みたい」 「そうかもね」 「人差し指の人たち、みんなここを知ってるの?」 「私は知らなかった」 「ミルキさんでも知らないことあるんだ」 「たくさんあるよ」 「じゃあ、わたしと一緒だね」 「そうだね」  地下通路の先には、小さな部屋があった。中央に机があり、その上に新しい映写機が置かれている。白い布のスクリーンには、誰かの影だけが映っていた。  影は二人に向かって、封筒を差し出す動作を繰り返している。  ミルキは映像の通りに机へ近づいた。  ロペも隣に立つ。 「伝令、指令を伝える」  ミルキは淡々と告げた。 「映写室へ戻れ。次の映像を待て。代行者は、伝令と共に待機せよ」  影は何も答えなかった。ただ、差し出す動作だけが繰り返される。  ミルキは机の上から封筒を取った。 「これで終わり?」 「たぶん」 「帰れる?」 「うん」 「一緒に?」 「一緒に」  ロペはミルキの手を握った。 「今度は、わたしから離れないでね」 「指令が変わらなければ」 「指令が変わっても」  ミルキはすぐには答えなかった。だが、帰り道ではロペの歩幅に合わせ、彼女が足を止めるたびに待った。  映写室へ戻ると、映写機はすでに次のフィルムを回していた。  スクリーンには、二人が部屋へ入り、隣り合って椅子に座る姿が映っている。  ロペは映像の通りに椅子へ腰を下ろした。ミルキも隣に座る。 「ねぇ、ピピさん。今日のお話、面白かったね」  映写機は静かに回り続けた。 「ミルキさんは、どうだった?」 「長かった」 「それだけ?」 「ロペがいたから、退屈ではなかった」 「それって、好きってこと?」 「たぶん」  ロペは満足そうに笑い、ミルキの肩へ寄りかかった。  しばらくして、スクリーンの映像が途切れる。  代わりに、白い画面へ一行の文字が浮かんだ。  ――本日の印象を記録せよ。 「印象だって」  ロペはミルキを見上げた。 「ミルキさんから言って」 「私から?」 「うん。わたしの印象!」  ミルキは少しだけ首を傾げた。 「ロペは、指令に忠実で、元気で、よく話す。あと、寂しがり」 「それだけ?」 「それから……一緒にいると、待つ時間が短く感じる」  ロペは目を輝かせた。 「それ、すごくいい印象だね!」 「そう?」 「うん。じゃあ、わたしの番。ミルキさんは、ぼんやりしてて、ゆっくりで、たまにどこかへ行っちゃう。でも、ちゃんと戻ってくる人」 「戻ってくるよ」 「それから、マントを貸してくれる人」 「それは印象なの?」 「大事な印象だよ」  ロペはミルキの手を握ったまま、にっこり笑った。 「ミルキさんは、寂しくないって言うけど、たぶん少し寂しい人。だから、わたしが隣にいてあげるね」 「……そう」 「嫌?」 「嫌ではないよ」 「好き?」  ミルキは映写機の光を見上げた。 「たぶん、好き」  ロペは嬉しそうに笑った。  映写機は二人の姿を白いスクリーンへ映し出す。隣り合って座る影。重なった手。静かな部屋に響く、フィルムの回転音。  そして画面の下に、最後の文字が浮かんだ。  ――記録終了。  ロペはミルキの肩に寄りかかったまま、目を閉じる。 「ねぇ、ピピさん。次のお話も、ミルキさんと一緒がいいな」  映写機は答えない。  けれど、白い光は消えなかった。