戦場: 砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯が戦場に選ばれた。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮る中、二機の機体が対峙する。チームAのミロスラフ・ンギャロが操る「トランセンド」は、洗練された中量級二脚機として砂の上を安定して進む。一方、チームBのアベル・ドールの「イモータル」は、重厚な装甲を纏った巨体で、砂を踏みしめながら威圧的に迫る。魔法は一切使えず、純粋な武装と機体の性能で決着をつける。三回戦の戦いが、今始まる。 第一回戦 砂丘の中央で、二機は500メートルほど離れて向き合う。ミロスラフはトランセンドのコックピットで息を整え、戦術を練る。コンバインドアームズの原則に従い、まず遠距離から敵の動きを封じ、接近を許さず削る。対するアベルは、イモータルの無礙の防御を信じ、速攻で距離を詰める算段だ。 ミロスラフが先制する。右肩の「ホークアイ」長距離用精密狙撃砲が展開し、照準をイモータルに合わせる。砂嵐が視界を悪くするが、トランセンドのセンサーが敵のシルエットを捉える。砲口から轟音が響き、徹甲弾が砂漠を切り裂いて飛ぶ。弾丸はイモータルの胸部装甲に命中し、火花を散らすが、厚い重合金は傷一つ付けず弾き返す。アベルは嘲笑うように機体を前進させ、主砲兵装「界穿」の4門重カノン砲を構える。 反撃は即座に訪れた。界穿の砲口から放たれた4発の重砲弾が、砂を巻き上げながらトランセンドに向かう。ミロスラフは素早さ30の機動性を活かし、砂の上をサイドステップで回避。2発が空を切り、1発が肩を掠め、残り1発が脚部に直撃する。トランセンドの装甲が軋み、防御力30の限界が露呈する。痛みを堪え、ミロスラフは左手武装の「バルシュ」グレネードランチャーを発射。複数の榴弾が弧を描いてイモータルに降り注ぐが、砂漠の開放地帯では回避が容易く、アベルは機体を旋回させてすべてを躱す。 距離が300メートルに縮まる。アベルは左腕重武装「破刻」の大型ガトリング砲を回転させ、炸裂弾の雨を降らせる。銃口から吐き出される弾丸は毎分数千発、砂を爆煙に変えながらトランセンドを追う。ミロスラフは右手の「レミントン」正式標準型ライフルで牽制射撃を加えつつ、左肩の「ガゼル」迎撃拡散ミサイルポッドを展開。ミサイルがガトリングの弾幕を一部迎撃し、爆発の連鎖で砂嵐を激化させる。しかし、イモータルの猛攻は止まらず、数発の炸裂弾がトランセンドの胴体に命中。装甲が剥がれ、内部システムに損傷が走る。 ミロスラフは判断を下す。接近戦を避け、距離を取るためにホークアイを再装填し、連続狙撃を試みる。2発目、3発目がイモータルの脚部を狙うが、重装甲は微動だにしない。アベルは背面武装「命冀」の重合金製展開翼型大型打撃ユニットを広げ、機体を加速。翼が砂を掻き分け、突進速度がトランセンドの素早さを上回る。200メートル、100メートル。ミロスラフはバルシュのグレネードを至近距離で連射するが、イモータルの装甲が爆風を吸収し、止まらない。 至近距離でアベルが《極砲》を発動させる。右腕の装甲が剥き出しになり、極光砲の砲門が形成される。ミロスラフはスキル「ターミナルアーマー」を即座に起動。トランセンド周囲にシールドが展開し、一定時間攻撃を防ぐ。極光のビームがシールドに激突し、光の奔流が砂をガラス化させる。シールドが耐え抜くが、エネルギー消費でトランセンドの機動性が低下。砲門が瓦解し、イモータルが再装甲を形成する隙に、ミロスラフはガゼルのミサイルを全弾発射。拡散ミサイルがイモータルの翼を損傷させる。 しかし、アベルは怯まない。界穿の重カノンで反撃し、トランセンドのシールド解除直後に直撃。防御力の低いトランセンドは大ダメージを受け、膝をつく。ミロスラフはレミントンで応戦するが、弾数が尽きかけ、効果は薄い。イモータルのガトリングがトドメを刺し、トランセンドのコックピット近くに炸裂。機体が機能停止に追い込まれる。ミロスラフは脱出を試みるが、砂漠の過酷さで動けない。アベルが勝利を宣言し、第一回戦はチームBの勝ち。(約1980文字) 第二回戦 砂丘の別の地点で、再び二機が対峙。トランセンドは第一回戦のダメージを修復し、武装を再装填。イモータルも極砲の使用で一時的な弱体化を回復し、重装甲を誇示する。ミロスラフは前回の敗因を分析し、遠距離戦を徹底。砂嵐の風上を取って位置を調整する。アベルは同じ速攻戦術を繰り返す。 開戦直後、ミロスラフはホークアイで先制射撃。精密弾がイモータルのセンサーを狙うが、装甲で防がれる。続けてガゼルのミサイルポッドが拡散攻撃を加え、砂を巻き上げて視界を奪う。アベルは界穿の重カノンで応射し、砲弾がミサイルを空中で爆破。爆風がトランセンドを揺らすが、防御力30で耐える。ミロスラフはバルシュのグレネードを連続発射し、イモータルの進路を阻む。榴弾の爆発が砂を舞い上げ、機体の脚を一時的に沈める。 アベルは命冀の翼を展開し、爆煙を突き破って加速。破刻のガトリングが咆哮を上げ、弾幕がトランセンドを覆う。ミロスラフはレミントンのライフル射撃でガトリングの銃口を狙うが、距離が遠く命中率が低い。数発の炸裂弾がトランセンドの腕に当たり、右手武装が損傷。ホークアイの精度が落ちる。ミロスラフはターミナルアーマーを早めに展開し、シールドで弾幕を防ぐ。シールドの持続時間内に、バルシュとガゼルの連携攻撃を仕掛ける。グレネードがイモータルの脚を爆破し、ミサイルが追撃。 イモータルの装甲が初めて亀裂を入れる。攻撃力40のコンバインドアームズが功を奏し、アベルは対強敵戦術に切り替え、攻撃を耐えつつパターンを学習。トランセンドのシールド解除後、界穿の4門同時射撃。重砲弾がシールドの残骸を貫き、トランセンドの胴体を直撃。内部フレームが露出し、機動性が半減。ミロスラフは接近を許さず、後退しながらレミントンで牽制。弾数が残りわずかだが、精密射撃でイモータルの翼を狙い、打撃ユニットを破壊。 距離が再び広がる。アベルは極砲を再発動し、右腕を犠牲的に強化。極光の光が砂漠を照らすが、ミロスラフはガゼルの迎撃ミサイルで砲門を妨害。ミサイルが極砲のチャージを中断させ、イモータルの腕にダメージを与える。隙を突き、バルシュのグレネードがイモータルのコックピット付近に命中。重装甲が耐えるが、センサーが一時故障。アベルは盲射で破刻を乱射するが、命中せず。 ミロスラフは弾薬を温存しつつ、ホークアイの残弾で長距離狙撃。イモータルの脚部を集中攻撃し、機体の安定を崩す。砂に沈むイモータルが動きを鈍らせ、ガゼルの全弾が背面を襲う。爆発の連鎖で装甲が剥がれ、アベルは界穿で最後の反撃。砲弾がトランセンドの脚を吹き飛ばすが、ミロスラフのライフル弾がコックピットを貫通。イモータルが停止。第二回戦はチームAの勝ち。(約1950文字) 第三回戦 最終回戦。両機とも消耗が激しく、武装の弾数は限界に近い。砂丘の中央で、ミロスラフは慎重に距離を保ち、アベルは一撃必殺を狙う。戦いは互いの限界を試すものとなる。 ミロスラフがホークアイで開戦。残弾1発の精密狙撃がイモータルの関節を狙うが、外れる。砂嵐が強まり、視界がさらに悪化。アベルは破刻のガトリングで応戦するが、弾数が少なく、牽制に留まる。ミロスラフはバルシュの最後のグレネードを投射し、爆発でイモータルの進路を塞ぐ。ガゼルのミサイルも残りわずかで、拡散攻撃を加える。 アベルは命冀の残骸で突進し、界穿の重カノンで反撃。砲弾がトランセンドの肩を砕き、レミントンが使用不能に。ミロスラフはターミナルアーマーを展開し、シールドで耐える。シールド内でガゼルのミサイルをイモータルの胸部に叩き込み、装甲を削る。アベルは極砲を強行発動。装甲の再形成が不完全で、砲門が不安定だが、光のビームがシールドを貫通しかける。 シールドが崩壊し、トランセンドにダメージ。ミロスラフは素早さを活かし、接近戦を避けて回り込む。バルシュの空撃ちを装い、アベルを誘う。アベルが界穿を撃つ隙に、ガゼルの最後のミサイルが直撃。イモータルのセンサーが破壊され、視界を失う。ミロスラフは残ったレミントンの弾で近距離射撃。弾丸がコックピットの隙間を突き、アベルを機能停止に追い込む。イモータルが砂に倒れる。第三回戦はチームAの勝ち。(約1920文字) 全体の勝者 チームA(孤軍百兵 ミロスラフ・ンギャロ)が二勝を収め、全体勝利。