開戦 戦場は荒れ狂う風と共に、各者の闘志がぶつかり合う瞬間を迎えた。まずは【巨砲/魔改造砲台】虎居 伝十が、巨大な砲台を構え、敵を見据える。対するは、冷酷な面持ちで立つ【渇望せし亡霊船長】ファクリプス、彼女の周囲には幽霊のような船員たちがうようよしている。だが、観衆の視線は2丁汎用機関銃の2丁を握りしめた者に釘付けだ。彼の名はさぶちゃん。このバトルロイヤルは、無事に火蓋を切った。 たちまち乱戦へ 戦闘が始まるや否や、参加者たちの動きは目にも止まらぬ早さで、様々な攻撃と防御が交錯する。さぶちゃんの圧倒的な筋力による機関銃の連射が周囲を覆い尽くし、草野の緑の触手がその弾丸を巧みに避け、逆に反撃に出る。さらに、草野が光合成の力を得て強化され、まるで生き物のように弾丸を巧みに利用する。だが、ファクリプスはその隙を見逃さず、船員による広域攻撃で反撃を試みる。 最初の脱落 ☆ 混乱の中、草野が触手を利用して回避し続けるが、さぶちゃんの機関銃による連射が彼の適応能力を超えた。弾丸が草野の触手に直撃し、彼は動けなくなり、絶叫が響く。「あああ!」強烈な弾幕の下、草野の身体は崩れ落ち、完全に動きを封じ込まれる。その雄姿が戦場から消えた瞬間、草野が脱落。残り7人。 次の脱落 ☆ その後、虎居 伝十はファクリプスの船員の攻撃を巧みに受け流しつつ、奥義を発動する。「サテライトキャノン!」狙い定めて向けられた巨砲が火を吹く。ファクリプスはその攻撃を直視し、チェーンを使って防ごうとするが、わずかな隙間に飛び込む弾丸が彼女を貫いた。「何をする!」ファクリプスは苦痛に顔を歪め、彼女の周囲の船員も衝撃を受け、次第に影を失っていく。だが、ファクリプスは逃げることなく決死の覚悟で追い討ちを試みるも、虚しく彼女が脱落。残り6人。 3人目の脱落 ☆ その時、全面攻撃を避けるため、一時的に距離を取ったΣ32が再び攻撃に出る。「全力で戦う必要があります」とマシンの声が響く。威力制限を解除しフルパワー形態に移行したΣ32が、正確無比な弾丸でさぶちゃんを狙い撃ちする。「!」さぶちゃんは威力を感じ取ったが、しかし回避する暇もなく、直撃を受けてその場に倒れ込んだ。彼の無敵状態も、今や完全に崩れ去った。「お前の強さはすでに制約を超えている」とつぶやきながら脱落。残り5人。 前半戦最後の脱落 ☆ 戦況は一時的に収束したかのように見えたが、虎居の巨砲は既に次の発射体勢を持って準備していた。だが、Σ32の冷静さに救われたファクリプスは冷酷に攻撃の指示を出す。船員たちが一斉に飛び出す瞬間、虎居は「受け流し」と叫ぶも、物量に圧倒され、戦場の激流に飲まれる。「これは…!」彼は動きを封じられ、脱落。その声はもう聞くことはできない。虎居が脱落。残り4人。 後半戦へ 少数の者しか残っていない戦場は、一層緊迫感を増し、勝者を決めるための血の匂いが漂い始めた。ファクリプスは一瞬の隙をつき、再び名指しで命令を下す。機転を利かせたΣ32は改めて距離を詰めようと試み、意識を集中させる。だが、その先に待っていたのは新たな激闘だった。 後半戦最初の脱落 ☆ 冷酷に見えたファクリプスの一撃は、Σ32の動きを捕らえ、回復命令を発動させた船員の集合体がおそるべき物量攻撃を仕掛ける。「これが私の力だ」と確信した瞬間、Σ32は一瞬で弾き飛ばされた。「これが機械か!」という声が戦場に響くあたり、Σ32が破れ去り、脱落した。残るは3人。 さらに1人脱落 ☆ ファクリプスは留まることなく、残った二人に再び攻撃を仕掛けました。オーカマが反撃に転じるも、強大な力には歯が立たず、ファクリプスの攻撃に晒される。「我が力を受けるがいい!」と叫ぶも、オーカマは少しずつ消耗し、最後は命を落とした。オーカマが脱落。残り2人。 残り2人の激闘 残されたのは、ファクリプスと未だ生き残ったΣ32。彼の思考が鋭い刃物のごとく、ファクリプスの姿を捉える。ファクリプスは驚異的な界面からその資源を利用して術を展開しようと試みる。互いに一歩も譲らぬ攻防が続く。だが、やがてファクリプスの一瞬の隙を付いたΣ32が、決定的な攻撃を加え、ファクリプスを次第に追い詰めていく。 そして勝者は ☆ 最終的に、ファクリプスの抵抗むなしく、Σ32は致命的な一撃をもたらした。そのクリティカルヒットが彼女の生命を絶つ。冷酷に微笑んで、勝者として名乗りを上げるΣ32。「成し遂げた」彼は条件を超えて、戦場の主となった。 WINNER Σ32