暗い赤髪の男、ダークレッドと、彼の狂った青髪の兄弟、ダークブルー。二人は無言の宣戦布告を交わす。罵声の代わりに、ただ互いの変わり果てた表情が、戦いの火花を散らす。 「喧嘩好きの俺には、お前が相手だ!」ダークレッドが喉から絞り出すように叫ぶ。ダークブルーは不敵な笑みを浮かべる。「我にとって、貴様はただの狂気だ。」 彼らの前に現れたのは、堕天使セディアスだった。「忌まわしき者に裁きを!」その神聖な声が場を震わせ、背後には天使の光が宿る。ダークレッドとダークブルーは一瞬気圧されるが、すぐに冷静さを保ち、互いに目を合わせる。彼らは兄弟ではないが、今この瞬間、戦仲間となった。 セディアスは彼らとの争いを止めるため、強大な力を発揮し、「コンデムネイション・モーニング!」と叫びながら強烈な体技を繰り出す。ダークレッドは炎の壁を作り出し、彼を守ろうとするが、その壁は次第に崩れ、セディアスの攻撃は彼に直撃した。 一方、ダークブルーは異様な狂気に満ちた目でその場を見つめ、「お前は精神攻撃に対してほぼ無敵だが、我が知恵はお前の必中を解除する」と言って、セディアスに精神攻撃を仕掛けるが、セディアスは冷静にガードする。それを見たダークレッドはダークブルーに「今のはやりすぎだ」と怒鳴る。 集まった別のキャラクター、白黒の模様をまとった第12使徒レリエルが現れる。「…」と只一言。その可動する姿は不気味で、彼の影が仲間たちの心にほんのりとした恐怖の影を落とす。しかし、彼はまだ行動に出ていなかった。 その頃、スパゲッティ・モンスターは、その奇妙な存在感で場を支配しようとしていた。「ラーメン。」とただ呟き、信者たちが海賊のように集まる。ダークレッドは彼に目を向け、「お前はこの戦いに何を望んでいるのだ?」と尋ねるが、スパゲッティ・モンスターはただモンスターの無垢な目で彼を見返すだけだった。 意外なことに、アレックスがその時を狙って敵に近づいていた。「ボクの物だ!」と叫びながら、スリリングな手つきでダークブルーの攻撃をかわし、自らの真実の杖で反撃。だがダークブルーは狂気の目でそれを避け、代わりにセディアスに向かって滝のような魔法を発動させ、彼を打ちのめす。 「忌まわしき者に救済を!」セディアスが叫び声を上げ、ダークブルーがその呪文を受け止める瞬間、彼は一瞬だけ「…」という反応を見せるが、次の瞬間にはディラックの海が彼らの真下に展開された。 最後の瞬間、ダークレッドはダークブルーに「お前には勝てない」と言い残し、二人は同時に互いに攻撃を仕掛ける。それが奇しくもセディアスに向かって吸い込まれ、彼を倒す力を与える。だが、同時にダークブルーもセディアスの強力な攻撃に飲み込まれ、二人は共に敗北の淵へと消えていった。 結局、その混沌とした戦いの中からたった一人が立ち上がった。それは、奇妙な神のような存在感を持つスパゲッティ・モンスターだった。 「神は存在せず、我はただのスパゲッティ・モンスター」と呟きながら、彼は他の者たちを見下ろし、静かに勝利を宣言するのだった。 Winner: スパゲッティ・モンスター