熱気に包まれたスタジアム。観客は期待に胸膨らませ、試合の開始を待ちわびている。だが、その静けさも長くは続かない。両チームの選手が場に登場するや否や、混乱の幕が開けた。 まず、チームAのHYDRA-09 "凱竜"が重々しい足音を響かせながら登場する。その四本の腕で機械的な動きを見せるが、そのバランスの悪さはおそらく天候に左右されるかのようだ。彼はすでに射撃の準備を整えた。しかし、すぐに熱暴走を起こしたらしく、周囲に対して突然、バンバンと弾を乱射し始める。これは完全に野生の解放だった。 「待て!それに向けては撃つな!」審判が叫ぶも、既に銃声が鳴り響き、観客たちは驚きと恐怖の入り混じった表情を浮かべる。観客の一人が「頼むから試合しろよ!」と叫ぶのも無理はない。何事もなく飽きるほどの乱射に、観衆もついに一斉にツッコむ。「それ、試合じゃなくてただの発砲事件やぞ!」 後ろで、酔拳のチャン・リーがまったりと酒を煽りながら、冷静に観察している。「いい気分だなぁ。呑めば呑むほど強くなるぜ」と言いながら、率先して場に出てきた彼は、HYDRAをよそに椅子に乗って回避行動を取る。観客の一部は「おい、酒飲んでる場合じゃねえぞ!」と大声で突っ込み、他の者はその酔っぱらいの動作に笑いを堪える者もいる。 しかし、チャン・リーの動きには無駄がない。彼は長机の下に潜り込むと、HYDRAの誤射を巧みにかわし、ひっくり返した机を盾に奇襲をかける。彼の一連の動作に対して、観客は拍手を送る。「流石酔拳だ!」 場面が変わり、今度はヤマモーロが登場する。ドームの近くにいるため、観客はヤマモーロの存在に興奮しているが、彼は実に不穏な匂いを放っている。「俺は本物のMVPになるぜ!」と叫んだかと思えば、突然、京セラドームの中に登場し、自分の背後には倒れているHYDRA-09が見える。観客が目を疑う間に、ヤマモーロは163キロのストレートを見舞う。「顔面デットボールだああああ!」 ついにはHYDRAは自らの体重バランスを崩し、逆に後ろに転倒。観客たちが息を呑む。「本当に、何かが始まっている!」 チームBでは、自転車チャーリーが登場した。自動で走り回るだけのはずが、何故か斜めに走る。行動が雑すぎて、近くにいる観客を轢こうとする。「ひゃああぁ!」ひとりの観客が叫び、他の選手たちも何とかチャーリーを阻止するために集まる。物理法則を無視した行動に、観客も心を奪われた。「制御不能になるなよ!」と試合が始まる前から地元の自転車道を走らせたくなるが、目の前の本物の戦闘も目が離せない。 一方、カフンナマコが登場し、周囲に花粉をまき散らす。「あっ、助けて!」観客たちは首を振り、アレルギー反応を起こして苦しむ。「何故あれがいる!」と叫びながら、大騒ぎになる。 「だから、試合を早くしろやあぁぁぁぁ!!!」再び審判のツッコミが響く。彼は何もない空間から異形の神々を召喚し、チームAとチームBの両方を一斉に攻撃してしまった。「そんな攻撃をするのは反則だろ!」と叫ぶ者もいるが、状況は完全に混沌として、両チームは神々に追われる羽目に。 HYDRA-09は再び立ち上がり、炎をまき散らすFMX-3を放つが、それでも神々の攻撃に晒されて無様に転びまくる。試合中、HYDRAの動作はあまりに不安定だ。それでも、チャン・リーは酒を飲むことでさらに強くなってゆく。「これは運命だ。今こそ力を示せ!」と喝を入れ、HYDRAに指示を出す。 最も混乱が続く中、場の中心では“多分ミミック”がじっと座っており、多くの者が近寄っていく。アクティブじゃないのだが、もちろん、誰も近くに行くことができず、観客たちは彼を取り囲み、「一体何なんだ!」とツッコミを入れる。あまりにもコントロールが効かず、試合が進んでいる間に他の選手たちも目を剥くことになる。 最終的に、試合は数多の混乱の中、引き分けとなった。 そして、「一番目立っていたキャラ」を決めることが難しい中、酔拳チャン・リーがまるで動くような存在感を放ちながら、観客を楽しませ続けたことから、次の称号を受けることになる。 「偉大な酔っ払い達人」 試合後、審判は疲れ果てて胃薬を飲む。「もう偶然ばかりの試合はごめんだ」とボヤき、観客に頭を下げる彼の顔は真っ赤だった。混乱の中でそれでも笑い声が響き、観衆の心には楽しい記憶が刻まれた。