SCP報告書 --- アイテム番号: SCP-15678-JP メタタイトル: クロガネ オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-15678-JPは、サイト-██内の特別収容室(収容室-██-A)に収容される。入室の際には、ロボットとのコミュニケーションを試みるための資格を持つ職員2名が必要である。SCP-15678-JPの動作中は監視カメラの記録を保持し、異常行動の兆候を常に監視すること。 説明: SCP-15678-JPは、約25000年前に製造された古いロボットであり、監視カメラのような頭部を持ち、色あせた緑色の着物と袴を着ている。温厚で冷静な性格を持ち、料理が得意であるが、戦闘を避ける傾向にある。SCP-15678-JPの武器には、帝型五拾壱式機刀およびニイマルゴ式拳銃が含まれるが、不殺の理念を持ち、敵を殺すことは決してない。機械であるため、魔法攻撃に対しては高い耐性を持つ。 SCP-15678-JPは剣術と射撃に優れ、危機的な状況でも冷静に行動することができる。この能力により、収容に伴う対人戦闘のリスクが軽減されている。また、刀には意識があるとされ、反重力により空中での攻撃も可能であるが、その動きは鈍い。 --- インタビュー記録: インタビュアー: Dr. ███████ 対象: SCP-15678-JP 質問1: あなたの生まれた経緯を教えてください。 SCP-15678-JP: 私は遥か昔、ある技術者によって創られました。目的は人々を守ることです。 質問2: 戦いに関してはどうお考えですか? SCP-15678-JP: 戦いは避けるべきです。私は人を傷つけることはできません。 --- 実験記録: 実験目的: 剣技と射撃の能力を評価するための訓練実験 実験内容: SCP-15678-JPが模擬戦のシナリオに基づいて攻撃技術を発揮する。 結果: SCP-15678-JPは剣術と射撃法両方において高い技術を見せ、模擬戦において敵を瀕死の場所まで追い込むも、攻撃の度に「我は不殺なり」と宣言し、敵を傷つけることはなかった。 --- クロステスト: 対象: SCP-15678-JP vs SCP-███ (SCP-███は魔法的な攻撃手段を持つ) 結果: SCP-15678-JPは剣術で攻撃に出たが、使用された魔法による影響を受けなかった。SCP-███は混乱し、最終的に活動を停止させられたが、再生プロセスに入ることはなかった。 --- 補遺: SCP-15678-JPは、その発見時には古代の廃れた街に存在していた。財団職員によって発見され、当初はただのロボットとして認識されていたが、異常性が確認され次第、収容されることになった。彼の存在は、遺物的な価値が高く、多くの文献研究に寄与している。 --- 参加者の強さランキング: 1. 愛美 2. クロガネ