一回戦:砲火の市街地 市街地の戦場は、色とりどりのビルに囲まれた狭い通りであった。人々はその場から避けるように逃げ、完全な戦闘モードに突入した二人の搭乗者たちが互いに相対していた。エルサ・レースリム=アムルタートは、その素早さを活かして丘を駆け上がった。彼女の左肩から金晶製装甲に守られたターミナルアーマーが展開し、敵の攻撃を防ぐ。 対するネウマ=CHANTは、構えを取る。その右手武装である通常型ライフル「AMBROSIUS」をゆっくりとエルサに向ける。瞬間、グレネードが彼の右肩から発射され、爆発音が響き渡る。エルサはすぐさま反応し、T-7で体幹を崩す準備をする。弾丸が彼女のターミナルアーマーに命中するも、軽々とその影響を受け流し、すかさず突貫に移る。 「これが私の戦術!」 鋭金晶製アデプトセイバーで攻撃するエルサ。しかし、ネウマはその動きを予測し、アサルトアーマーを展開。周囲の弾幕を破壊しつつ、エルサに向けてライフルの連射を開始する。エルサは再びT-8を使い装甲を剥がしにかかるが、ネウマのアサルトアーマーに阻まれ、攻撃は不発に終わる。 最後に、エルサはT-11を発射。強力な弾頭がネウマの相手を直撃するが、彼はその直前にフレアを展開。閃光が生じ、敵の視界を一瞬だけ奪った。相手の一瞬の隙を突き、ネウマも応戦。弾丸がエルサのターミナルアーマーを突き破り、致命的な一撃を与えて勝利を収めた。 一回戦の勝者:ネウマ --- 二回戦:海上の激闘 次の戦場は漠然とした青い海であった。激しい波の中で、二人の機体は直面する。エルサはアムルタートを操り、波を乗り越えながら一気に接近する。一方、ネウマは海上の安全な位置を見定め、AMBROSIUSで狙いを定める。 エルサは機体の軽量性を活かし、波間を突破。間欠泉が上がるかのように、海面からジャンプしながら敵に迫る。「この寸前まで来させるとは、なかなかやるね」とネウマはニヤリとする。弾幕が飛び交う。エルサはT-8で相手の弾を防ぎつつ、体幹の崩しに挑む。彼女の動きは水の中の魚のように軽快だ。 エルサが近接する瞬間、ネウマはアサルトアーマーを発動。爆発が周囲に広がり、エルサを吹き飛ばす。しかし、エルサは反応が早く、T-11を使ってその波を利用して派手に飛び上がる。「まだ終わらない!」と叫びながら、攻撃を試みる。そのタイミングに合わせ、ネウマはグレネードを投げつける。 爆風が海を巻き上げ、エルサのアムルタートは再び大きく揺れ動く。が、その隙を突いて、反撃を開始。エルサはT-7で一気に突貫し、T-8で装甲を剥がすが、不意に飛んできたライフルの銃声。もう片方のライフル、AUGUSTINUSが放たれて、致命的な一撃がエルサを直撃した。 二回戦の勝者:ネウマ --- 三回戦:山岳の絶望 最後の決戦の場は、険しい山岳地帯だった。ガスのような霧に包まれたこの場所は、視界が悪く、意外な場所から攻撃が可能だ。エルサは、自分の機体の利点を最大限に生かす戦術を考えていた。高性能弱点索敵を使えば、隙間を突くチャンスがある。 エルサは山の斜面を駆け上がり、視界が開けた地点から、ネウマを視認。ネウマは逃げ道を探すエルサを見つけ、AUGUSTINUSで一撃。その弾はエルサに命中せず、エルサはターミナルアーマーを展開して防御し、反撃を試みる。しかし、ネウマはアサルトアーマーを発動、周囲を大きな爆発で包み込む。 「自分で決められた運命を、どう打破する?」ネウマは嘲笑しながら、ライフルのトリガーを引き続ける。一方でエルサも応戦、T-7によって体幹を崩すことに成功。しかし、ネウマの巧妙な動きには苦戦。 エルサは最後の力を振り絞り、ターミナルアーマーを駆使して近接戦に突入。最後にT-11を使い、力強い一撃を放つ。しかし、ネウマのテクニックが勝り、再び致命傷を与えられてしまう。 三回戦の勝者:ネウマ --- 全体の勝者:ネウマ 三回戦を全て制したネウマが、全体の勝者となった。エルサはその戦闘技能を讃え、ネウマはその楽しそうな表情を崩さずに彼女を見つめる。戦闘は終了したが、彼の心には新たな可能性の萌芽が形作られたのだった。