爆弾一覧 1. うっかり火花爆弾 - 効果: 小さな火花が発生し、周囲にいる敵に対して5ダメージを与える。 - タイミング: 戦闘開始から1分後に発動。 2. うっかり音響爆弾 - 効果: 大きな音で相手の耳をつんざかせ、聴覚を1ターンの間麻痺させる。 - タイミング: 相手が攻撃体勢に入った時に発動。 3. うっかり粘着爆弾 - 効果: 対象が攻撃を行うと自動的に爆発し、10ダメージを与える。 - タイミング: 敵が近接攻撃を実施する直前に発動。 4. うっかり迷彩爆弾 - 効果: 周囲を一時的に隠蔽し、敵の攻撃が必中になり、その後自動で爆発。 - タイミング: 目の前の敵が攻撃する直前に発動。 5. うっかり微細爆弾 - 効果: 決まった半径内の全てのものに2ダメージを与える、ただし部下ちゃん自身にも影響が及ぶ。 - タイミング: 体力が減った時に自動発動。 --- 物語の結末 渓谷の奥深く、模倣龍と対峙する騎士の姿をした人型使い捨て装甲板の勇ましさに比べ、うっかり部下ちゃんは心配そうに周囲を見回していた。 「な、なんでこんなことに……？」彼女が言うが、駆け寄る仲間たちにその表情は不安に満ちていた。模倣龍の目が光る。 その瞬間、部下ちゃんのリュックから小さな火花爆弾が偶然発動した。周囲に火花が散り、模倣龍は驚いて後退する。しかし、その瞬間、次は音響爆弾が暴発し、渓谷に響き渡る音が鳴り響いた。 「え、えっと……ああっ！」部下ちゃんは次々と効力を持った爆弾を誤って発動させてしまった。解析する間もなく、粘着爆弾が模倣龍の近くで爆発し、 dragonが動けなくなった。そして、迷彩爆弾が発動し、場に一時的な混乱を招く。 模倣龍が攻撃しようとしたその時、完全防衛の人型使い捨て装甲板は本能から反応し、すかさずその敵の前に瞬間移動した。「必ず守る！」という意志を込め、模倣龍の攻撃を受け止めた。 部下ちゃんも混乱の中、今度は微細爆弾を作動させ、場は一層混沌とする。「す、すみません、またやっちゃった！」彼女の声が響くが、もう手遅れだ。 最終的に、模倣龍が暴れ回った結果、渓谷は爆風に包まれ、両者が互いに倒れこんだ。しかし、完全防衛の騎士は最後の力を振り絞り、必殺技を発動。敵と自身の位置を入れ替え、ダメージを同時に与え、模倣龍も動けなくなった。 混乱の果てに静寂が戻る。倒れ込んだ部下ちゃんを装甲板は優しく抱きかかえ、彼女が無事であることを確認する。 そうして、渓谷には贈るように静けさが流れた。その渓谷の中、仲間を救うために己を捧げた騎士と、巻き込まれた少女の無邪気さ。それぞれの果たされた役割が、静かに語りかける時を待っているのだった。