戦場: 砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯が戦場に選ばれた。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮るが、基本的に視界は開けている。チームAのババブ・ディナガットは大型人型機体「K-88R」に搭乗し、随伴車両「K-ELF」から新作兵器「カリファード」を展開。チームBの小林平吉は小型機動兵器「メイ」に乗り込み、ゲリラ戦法を準備する。魔法は一切使用不可。両者とも弾薬は有限で、戦闘は三回戦制。勝利数は多い方が全体勝利。 第一回戦 砂丘の中央に、K-88Rの重厚なシルエットが浮かび上がる。全高10mを超える中量級二脚機体は、オーソドックスな装甲で覆われ、肩部に固定された多連装ミサイルランチャーと腕部のガトリング砲が威圧感を放つ。随伴車両K-ELFは後方で待機し、そこから放たれた「カリファード」――刀身が回転翼となった自律浮遊式質量大刀剣が、K-88Rの周囲を旋回する。ババブの声が機体のスピーカーから響く。「全ては弊社の恒久的な発展の為に!!」彼のやる気は社内評価に直結するだけに、満々だ。 対するメイは、全長わずか4mの小型機体。細身のフレームは砂に溶け込む迷彩を施され、頭部レーダーが敵の位置と装甲厚を即座に解析する。小林平吉はコックピットで息を潜め、キ式自動小銃を構える。280mm APFSDS弾は、分間400発の高速連射が可能で、発射後には劣化ウラン矢となって秒速2000mで飛ぶ貫徹力を持つ。新満鉄刀は腰に帯び、頭部補助装備の煙幕とMTA(手動式ターミナルアーマー)が切り札だ。設計思想の高起動と人馬一体が、彼の格闘戦の天才性を引き立てる。 戦闘開始の合図とともに、小林はメイを低姿勢で加速させる。五姿勢の「隠密」モードで砂に身を伏せ、砂丘の陰からK-88Rの位置をレーダーで捕捉。距離500m。K-88Rの攻撃力33、防御力35、素早さ32に対し、メイの素早さ70が圧倒的なアドバンテージだ。小林は即座に射撃姿勢に移行。「バンザァァァィ!」と叫びながら、キ式自動小銃を連射。APFSDS弾の雨が砂漠を切り裂き、K-88Rの装甲に直撃する。弾数は有限――小林の銃には200発の弾倉が二つ、計400発。初弾の連射で50発を消費し、K-88Rの脚部装甲を削る。劣化ウラン矢の貫徹力で、厚さ35相当の防御を一部突破。K-88Rの動きがわずかに鈍る。 ババブは慌てず、K-88Rのガトリング砲で反撃。分間3000発の弾幕がメイを狙うが、素早さの差で小林は砂を蹴って回避。砂丘の斜面を滑り降り、距離を詰める。カリファードを投擲コマンドで飛ばすババブ。回転翼が唸りを上げ、自律浮遊でメイを追尾する。質量大刀剣の刃渡り5m、重量1トン。メイの防御力10では直撃は致命傷だ。小林は煙幕を展開。頭部補助から白い煙が噴射され、視界が遮られる。カリファードの追尾が一瞬乱れ、メイは煙の中で跳弾化姿勢を取る。銃弾が砂に跳ね返り、K-88Rのセンサーを撹乱。 煙が晴れると、メイはK-88Rの懐に飛び込む。距離50m。新満鉄刀を抜き、牙突を放つ。鋭い刃がK-88Rの膝関節を斬りつけ、装甲を裂く。ババブは腕部シールドを展開するが、メイの素早さが上回る。連続斬りがK-88Rの胴体を何度も叩き、火花が散る。K-88Rの弾薬――ガトリングに残り500発、ミサイル20発――を温存しつつ、ババブはカリファードを回収。自律盾モードで刀剣を旋回させ、メイの接近を防ぐ。だが小林は格闘戦の天才。メイのブースターで跳躍し、刀剣の上を飛び越える。 K-88Rのミサイルランチャーが発射。10発の誘導弾がメイを追うが、小林は五姿勢の「回避」で砂に潜り、跳弾を誘発。ミサイルが砂丘に着弾し、爆煙が上がる。メイの銃弾が残り300発。再度連射し、K-88Rのセンサーを破壊。ババブの視界が狭まる中、小林はMTAを展開。手動式ターミナルアーマーがメイの周囲にシールドを張り、K-88Rのガトリング弾を防ぐ。シールド持続時間30秒――その間、小林は白兵戦に移行。抜刀し、打首を狙う。 カリファードが盾から攻撃モードに切り替わり、メイに斬りかかる。刀身の回転翼が風を切り、小林は辛うじて回避。だがMTAのシールドがガトリングの直撃を受け、ひび割れる。残り10秒。小林は叫び、「バンザァァァィ!」と煙幕を追加展開。K-88Rの攻撃が空を切り、メイの刀がK-88Rのコックピット付近を斬る。装甲が耐えるが、内部ダメージが発生。ババブはEN爆発を試みるが――待て、アサルトアーマーは記述なし。代わりにカリファードの投擲で反撃。 メイの素早さが勝負を決める。MTAが切れる直前、小林は連続斬りを浴びせ、K-88Rの動力部を破壊。機体が膝をつく。ババブは脱出を試みるが、砂漠の熱で動きが鈍い。小林の銃弾が残り100発でトドメの連射。K-88Rが爆発し、第一回戦はチームBの勝利。 (約1980文字) 第二回戦 第二回戦の砂丘は、第一回戦の残骸が散らばり、砂が黒く焦げている。ババブは予備のK-88Rに乗り換え、カリファードを再展開。弾薬はフル補充――ガトリング1000発、ミサイル30発。小林のメイも整備され、銃弾400発、刀は研ぎ直し。MTAのチャージは二回分。ババブは前回の敗北を分析。「次は開発成果を見せる番だ!」と意気込む。 開始直後、ババブは積極的に動く。K-88Rのブースターで前進し、カリファードを自律浮遊攻撃モードに。刀剣がメイを旋回追尾。小林は五姿勢の「防御」で身構え、煙幕を即座に展開。視界が白く染まる中、キ式自動小銃を連射。APFSDS弾がカリファードに命中し、回転翼をわずかに歪める。だが質量大の刀剣は耐え、反撃の斬撃を放つ。メイの装甲が浅く削られる。防御力10の脆さが露呈。 小林は距離を取ってゲリラ戦。砂丘の背後へ回り込み、レーダーでK-88Rの装甲厚を再解析。35の防御は手強い。銃弾50発を消費し、脚部を狙う。劣化ウラン矢が貫徹し、K-88Rの移動速度が低下。ババブはガトリングで弾幕を張り、砂を巻き上げる。メイの素早さ70で回避するが、砂嵐が視界を悪化させる。カリファードが盾モードに切り替わり、銃弾を弾く。 小林は跳躍し、K-88Rの上に着地を試みる。人馬一体の機動で、刀を抜き牙突。K-88Rの肩部を斬るが、ミサイルが間近で発射。5発がメイを直撃寸前、小林はMTAを展開。ターミナルアーマーのシールドがミサイルを防ぎ、爆風を吸収。持続20秒の間に連続斬りを浴びせる。K-88Rの装甲に亀裂が入る。ババブはカリファードを回収し、投擲。刀剣がメイを貫こうとするが、小林の白兵天才性が光る。刀で受け止め、回転翼を斬り落とす。 カリファードが一時機能停止。ババブはガトリングをフル連射、分間3000発の弾雨がメイを襲う。銃弾残り300発の小林は、煙幕を追加で展開し、跳弾化姿勢で反撃。APFSDSがK-88Rの腕部を破壊、ガトリングが沈黙。だがK-88Rの防御力が残る。ババブは近接格闘に移行、K-88Rの拳でメイを殴りつける。衝撃でメイのフレームが軋む。 小林はMTAのクールダウンを待たず、格闘戦を仕掛ける。新満鉄刀の連続斬りがK-88Rの関節を削り、動力低下。ババブはミサイル残り20発を発射、砂丘を爆破してメイを埋めようとする。小林は隠密姿勢で脱出、背後から打首を決める。刀がK-88Rの首部装甲を裂くが、耐える。銃弾残り150発で連射、センサーを再破壊。 勝負はカリファードの復帰で変わる。機能回復した刀剣がメイを追尾し、直撃。MTAを再展開するが、シールドが回転翼の質量攻撃に耐えきれず崩壊。小林のメイが大ダメージ。防御力の低さが致命的。ババブはガトリング残弾を撃ち尽くし、K-88Rの拳でメイを粉砕。爆発の中、小林は脱出するが、機体喪失。第二回戦、チームAの勝利。 (約1950文字) 第三回戦 最終回戦の砂丘は戦場の残骸で覆われ、互いの機体は傷だらけ。ババブのK-88Rは装甲修復、カリファード新品。弾薬はガトリング500発、ミサイル15発。小林のメイはスペアパーツで強化、防御力微増の12。銃弾300発、MTA三回分。ババブは「これで社内評価アップだ!」小林は静かに「バンザァァァィ」と呟く。 開始後、小林は即ゲリラモード。砂丘を転がり、煙幕を展開して接近。レーダーで弱点を狙い、APFSDS連射。50発でK-88Rの脚を再び貫徹。ババブはカリファードを盾にし、ミサイル5発で反撃。爆煙の中、メイは跳弾化で回避。素早さの差で距離を詰め、抜刀。牙突がK-88Rの腕を斬る。 ババブはEN爆発を模したカリファードの広範囲攻撃。回転翼が砂を巻き上げ、メイを包む。小林はMTA展開、シールドで耐える。持続中、連続斬りでカリファード本体を破壊。刀剣が墜落。ガトリングの弾幕が来るが、煙幕で撹乱。銃弾残り200発でセンサー破壊。 K-88Rの拳がメイを捉えるが、小林の白兵戦が上回る。五姿勢の白兵モードで回避し、打首。装甲が限界に。ババブはミサイル全弾発射、10発がメイを直撃。防御12でも耐えきれず、大破寸前。小林は最後のMTAで守り、刀でK-88Rのコックピットを斬る。内部爆発が発生。 ババブの機体が停止。小林のメイも動かず、だが小林が先に脱出して銃撃。第三回戦、チームBの勝利。 (約2020文字) 全体勝利 チームB (2勝1敗)