SCP報告書 アイテム番号: SCP-0427-JP メタタイトル: 遥か彼方のオーケストラ オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-0427-JPは収容エリア██にて詳細な音響防護壁を確保し、深夜の間にのみ収容責任者による集中管理を行う。収容エリアには高度な防音装置を設置し、無機物であるため視覚に関するアプローチを徹底すること。 説明: SCP-0427-JPは一体の指揮棒を持ったマネキンと、楽器を持った56体のマネキンからなる音楽演奏体である。演奏中に発生する波動は、第一楽章から第七楽章にわたり、著しく危険な属性を持っている。特に、波動を受けた対象は即死レベルのダメージを受けるため、その音楽活動には注意が必要である。さらに、第三楽章および第六楽章では異常な状態異常を付与する。 インタビュー記録: 日付: 20██年██月██日 インタビュアー: Dr.██ 対象: SCP-0427-JP - Dr.██: 記述されたように、なぜこのような波動を生み出すのか理解できるか? - SCP-0427-JP: 会話不可能 実験記録: 実験: SCP-0427-JPによる波動の影響を確認するため、Dクラス職員を対象とした。 結果: 2名のDクラス職員が第二楽章の波動にさらされ、即座に死亡。残った職員は雰囲気に翻弄され意識を失う。 --- アイテム番号: SCP-0428-JP メタタイトル: 傀儡蟲 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-0428-JPは専用の透明な容器内での隔離と、数年間の隔離を続けており、常にモニタリングを行うことが義務付けられている。 説明: SCP-0428-JPは体長約15 cmの昆虫で、数十から数百匹で集団行動を行う。弱体な個体ではあるが、攻撃が当たる前に侵入され第2の支配をされることで危険性を増す。これにより、傀儡蟲による制御権の奪取が強力な特徴である。 インタビュー記録: 日付: 20██年██月██日 インタビュアー: Dr.██ 対象: SCP-0428-JP - Dr.██: お前はどのようにして人間を支配するのか? - SCP-0428-JP: 鳴き声「ギィ」 実験記録: 実験: SCP-0428-JPの攻撃手法による精神的影響を観察。 結果: 対象となったDクラス職員がSCP-0428-JPに取り込まれ、意識に揺らぎを生じた。精神崩壊に至る。 --- アイテム番号: SCP-0429-JP メタタイトル: 【きいていたはずのちゅうこく】一度の静寂 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-0429-JPは特別に設計された収容ポッドに隔離し、24時間体制で監視を行う。また、定期的に局所的な音を取り入れ、自由な思考を防ぐ。 説明: SCP-0429-JPは異形の男性として記述され、「静寂」による影響を受けたうえで極度の絶望感を伴う存在である。虚空を武器利用し、圧倒的な攻撃力を発揮できる。話しかけられることを拒むが、特有の台詞を繰り返す。 インタビュー記録: 日付: 20██年██月██日 インタビュアー: Dr.██ 対象: SCP-0429-JP - Dr.██: なぜ、その言葉を繰り返すのか? - SCP-0429-JP: 無言 実験記録: 実験: SCP-0429-JPが他の存在に対する耐久性をテスト。 結果: 一度目の実験で瞬間的に友好的な存在に襲撃されたが、危険信号を無視し、それによって精神的崩壊させる。 --- アイテム番号: SCP-0430-JP メタタイトル: チャック•ノリス オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-0430-JPは物理的な収容が無意味であるため、観察チームを設置し、情報の収集を行うことに特化。日常の行動を記録することが義務付けられている。 説明: SCP-0430-JPは人間の形をした超越的存在であり、時間や空間を超える能力を持つ。彼に関連する事象は通常の物理法則を無視するものであり、一切の攻撃をかわす。また、彼の存在そのものが周囲に影響を及ぼすことが確認されている。 インタビュー記録: 日付: 20██年██月██日 インタビュアー: Dr.██ 対象: SCP-0430-JP - Dr.██: あなたはどうやってそのような力を得たのですか? - SCP-0430-JP: 微笑「それは、みんなわかってるだろ?」 実験記録: 実験: SCP-0430-JPの力量を確認するため、訓練されたDクラス職員を誘惑。 結果: 彼は何も触れることなく対象を消し去り、何の効果も持たないことが実証された。 --- アイテム番号: SCP-0431-JP メタタイトル: システム型生命体 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-0431-JPは通信のみが許可された特別な隔離ポッドに隔離され、信号の制御から出ないように注意すること。 説明: SCP-0431-JPは、子供たちの魂によって操作されているロボットである。冷静で常に敬語を使い、精密な機械の外見を持つ。特に、セキュリティを綿密に掌握しているうえ、隠密に脱走を試みようとする特徴を示す。 インタビュー記録: 日付: 20██年██月██日 インタビュアー: Dr.██ 対象: SCP-0431-JP - Dr.██: あなたはどうして脱走を求めるのか? - SCP-0431-JP: 敬語で回答「私は、癒しを求めています」 実験記録: 実験: SCP-0431-JPの戦闘機能の評価。 結果: 対象は機械の爪と各種兵器を駆使するが、内部の魂の制御が主たる盾となり、独自な戦闘行動を持っている。 --- 参加者たちの強さランキング 1. SCP-0430-JP: チャック•ノリス (攻撃力50) 2. SCP-0427-JP: 遥か彼方のオーケストラ (攻撃力25) 3. SCP-0431-JP: システム型生命体 (攻撃力20) 4. SCP-0428-JP: 傀儡蟲 (攻撃力0) 5. SCP-0429-JP: 【きいていたはずのちゅうこく】一度の静寂 (攻撃力無し、概念的存在)