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キャラの絡み製造機

ルール
キャラの絡み製造機
非戦闘
キャラ同士の 会話や絡み、見たくないか? 見たいなら、このグルバトを使え! ⬇️自作ワールド宣伝 https://ai-battler.com/world/12175d07-7eea-483a-b3fa-e77e48f328cf #AIバトラー
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GPT56LUNA

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

上記に従い必ず長編の小説形式で出力せよ。結果は必ず出力せよ

チーム A

名前: 【人差し指 代行者【受話器】】ヘルツ
性別/年齢/性格: 男性/24歳/怠惰で受動的、共感性が薄い
容姿: 黒髪ボサ髪、黒スーツ、白マント、インカム
セリフ例: 「ん…あぁ、指令か。はぁ、行きますか。」
代行:デアパソン: 音叉の様に刃がU字を描く大剣
受話器の指令: 『ヘルツへ。{内容}。期限は{期限}。』
どこからか神託的に与えられる指令を盲信し運命論的に裏路地を支配する組織『人差し指』の、指令対象を処断する指令を受けた代行者。 【音声で伝達された指令】 自分は受信音声から指令を解釈しそれに従い行動する 【代行:消音】 指令が下賜した、敵の攻撃を逆相で打ち消し強力な振動で物体を液状化させながら破壊する剣を解禁し敵を処断する
ライセンス表記
Projectmoon リンバスバトルシステム風再現 https://ai-battler.com/battle/4e20703a-2f5b-4dfe-914d-e591f8db8873

チーム B

性別/年齢/性格: 女性/18歳/マイペースでどこか上の空
容姿: 空色ボブ、白マント、黒スーツ、端末
セリフ例: 「…あ、指令来た、バイバイ。」
代行:シーカー: 時計の針の様な細身の長刀と短刀
映写機の指令: {動作1}→{動作2}→…→{結果}
どこからか神託的に与えられる指令を盲信し運命的に裏路地を支配する組織『人差し指』の、組織員に指令を伝達する指令を受けた伝令。 【映像で伝達された指令】 自分は映写機が映し出す動作の軌跡に従い行動する 【伝令:上映】 指令が下賜した、動作を記録し再生する剣を解禁し干渉不能の過去の軌跡をその場に残して敵を切り裂き処断する
ライセンス表記
ProjectMoon

 雨の名残が、裏路地の石畳を鈍く光らせていた。  夜と呼ぶにはまだ早い時間だったが、表通りから一歩外れたそこには、すでに人の気配がなかった。古びた建物の壁面に取り付けられた看板が、風もないのにかすかに揺れている。文字は半分ほど剥がれ、何の店だったのかも判別できない。  その看板の下で、ヘルツは壁に背を預けていた。  黒髪は雨に濡れてさらにまとまりを失い、白いマントの端が足元の水たまりに触れそうになっている。黒いスーツの襟元には乱れがあり、耳元のインカムだけが妙に整然としていた。  ヘルツは目を閉じていた。  眠っているようにも見えたが、実際には受話器から流れてくる音声を待っているだけだった。  やがて、耳元で短いノイズが鳴った。  彼は片目だけを開く。  『ヘルツへ。指定区域にて、伝令との合流を待機せよ。伝令から指令を受領し、次の行動へ移行せよ。期限は日没まで。』  音声はそこで途切れた。  ヘルツはしばらく黙っていた。  「……あぁ」  それから、ため息を吐く。  「合流、ね。はぁ……行きますか」  急ぐ様子もなく、彼は路地の奥へ歩き出した。  人差し指の者たちにとって、指令は疑うものではない。理解するものでもない。そこに存在し、伝えられた時点で、すでに従うべき運命として成立している。  ヘルツはその考え方を信じていた。正確には、信じる必要がないと思っていた。指令が来たなら従う。従った先で何が起ころうと、それは自分の選択ではなく、指令の続きなのだ。  だから、彼は合流地点へ向かっていた。  路地を三つ曲がった先に、使われていない小さな劇場があった。入口の扉は半開きで、古いポスターが風に煽られている。色褪せた紙面には、かつてそこで上映されていたらしい舞台の題名が残っていた。  ヘルツは扉の前で足を止めた。  中から、何かが落ちる音がした。  続いて、間の抜けた声が響く。  「……あ、来たんだ」  「君が伝令?」  「うん。たぶん」  たぶん、と言いながら、少女は劇場の奥から姿を現した。  空色のボブが薄暗い内部でも目立っている。白いマントの下には黒いスーツ。片手には端末を持ち、もう片方の手は所在なげに宙をさまよっていた。  ミルキはヘルツを見上げ、それから彼の背後を見た。  「ひとり?」  「見れば分かるでしょ」  「そっか。じゃあ、ひとりなんだね」  「……会話が成立してるのか、これ」  ヘルツがぼそりと呟くと、ミルキは少し考えた。  「成立って、どういう状態?」  「いや、もういい」  彼は劇場の内部へ視線を向けた。客席には埃が積もり、舞台の緞帳は片側だけが垂れ下がっている。天井の照明は消えていたが、壁際に置かれた古い映写機だけが、薄い光を投げていた。  光の中に、断片的な映像が浮かんでいる。  誰かが舞台袖から中央へ歩く。  立ち止まる。  右を向く。  左手を上げる。  数歩下がる。  映像は何度も繰り返されていた。  ミルキはそれをぼんやり眺めている。  「指令は?」とヘルツが尋ねた。  「見えてるよ」  「映像じゃなくて、内容」  「同じじゃない?」  「違うと思う」  ミルキは端末を軽く傾けた。画面には、文字ではなく、いくつもの動作を示す簡単な記号が並んでいる。  「劇場の中を確認。舞台の前で待機。ヘルツに伝える。必要なら一緒に移動。結果……合流完了、だって」  「それだけ?」  「うん。それだけ」  「ずいぶん簡単な指令だね」  「簡単なのは、いいことだよ」  ミルキは本当にそう思っているらしかった。  ヘルツは彼女を見た。伝令という役割にしては、あまりに緊張感がない。だが、指令を受け取っている以上、彼女がこの場にいることもまた、何かの流れに組み込まれているのだろう。  「で、僕は何をすればいい」  「舞台の前に立つ」  「今?」  「うん。映像がそう言ってるから」  「映像は喋ってないけど」  「でも、そう言ってる」  ミルキは映写機の光を見たまま、ゆっくりと歩き出した。ヘルツも仕方なく後に続く。  舞台の前まで来ると、ミルキは映像の動きをなぞるように立ち止まった。右を向き、左手を上げる。やや遅れて、ヘルツも指示された位置に立つ。  劇場の空気は静かだった。  外から雨だれの音が聞こえる。どこか遠くで車が通り過ぎ、音が建物の壁を伝って消えていく。  「ねえ、ヘルツ」  「なに」  「あなたは、指令が嫌い?」  唐突な質問だった。  ヘルツは舞台を見たまま答えた。  「嫌いも何もないよ。来たら従うだけ」  「それって、好きってこと?」  「違う」  「じゃあ、嫌い?」  「違う」  「ふうん」  ミルキは納得したのか、していないのか分からない声を漏らした。  「じゃあ、何も思ってないんだね」  「たぶん、それが一番近い」  「私は、たまに思うよ」  「何を?」  「この映像、誰が撮ってるのかなって」  ヘルツは初めて彼女の方を見た。  ミルキはまだ映写機を見ていた。淡い光が空色の髪に反射し、横顔をぼんやりと浮かび上がらせている。  「指令は指令だろ」とヘルツは言った。「どこから来たかは、問題じゃない」  「うん。そうなんだけどね」  ミルキは少しだけ笑った。  「映像には、始まる前と終わった後がないんだよ。再生されてるところだけ。だから、たまに気になる」  「気にしても仕方ない」  「そうだね」  肯定したわりに、彼女は考えることをやめなかった。  ヘルツはそれ以上、何も言わなかった。共感できるわけでもないし、慰める必要も感じない。ただ、彼女が妙に静かな劇場の中で、そういうことを考えているという事実だけは、記憶に残った。  そのとき、映写機の光が一度だけ途切れた。  二人の足元に、細長い紙片が滑り落ちる。  ミルキが拾い上げた。  「追加の指令」  「読める?」  「文字じゃないよ」  彼女は紙片を裏返した。そこには、短い動作の記録が連続して描かれていた。劇場の奥へ進む。客席中央で止まる。右側の扉を見る。ヘルツが扉を開ける。ミルキが中へ入る。  最後の一枚だけ、何も描かれていなかった。  「……嫌な終わり方だね」とミルキが言った。  「終わってないだけでしょ」  「そうかも」  ヘルツは客席中央へ向かった。誰もいない椅子の列を横切り、右側の扉の前に立つ。扉には鍵がかかっていなかった。  彼が手をかける前に、ミルキが尋ねた。  「開ける?」  「映像の通りなら」  「じゃあ、開けて」  「自分で頼むんだ」  「私は中に入る役だから」  ヘルツは小さく息を吐き、扉を開けた。  その先には、狭い廊下が伸びていた。壁には劇場の古い記録写真が飾られている。かつての役者たち、満員の客席、華やかな舞台。いずれも時間に置き去りにされ、今では薄い埃の向こうに沈んでいた。  ミルキが先に入る。  ヘルツも続く。  廊下の突き当たりには、ひとつの小部屋があった。扉は開いている。中には机と椅子、それから何台かの古い映写機が置かれていた。  映写機の一台が、誰も触れていないのに回り始める。  白い壁へ、二人の姿が映し出された。  少し前の二人だった。舞台の前に立ち、互いに言葉を交わし、客席を横切っている。映像はすでに起こったことを、少し遅れて再生していた。  ミルキは壁の映像を見つめた。  「これ、私たち?」  「そうみたいだね」  「じゃあ、今見てるものも、誰かが後で見るのかな」  「知らない」  「ヘルツは、知りたいと思わない?」  「別に」  「そう」  ミルキは映写機の前にしゃがみ込んだ。機械を調べるでもなく、ただ光の出てくる場所を覗き込んでいる。  ヘルツは部屋の壁に寄りかかった。  「指令は、これで終わり?」  「たぶんね」  「たぶんばかりだな」  「未来のことだから、たぶんでいいんじゃない?」  ヘルツは返事をしなかった。  彼の耳元で、受話器が再び鳴る。  『ヘルツへ。伝令と共に指定地点を確認せよ。確認後、帰還せよ。期限は夜明け前。』  指令は簡潔だった。  ヘルツはそれを聞き終えると、ミルキへ伝える。  「帰還だって」  「そっか」  「聞こえてた?」  「ううん。でも、映像に出てた」  「なら先に言ってよ」  「今、思い出した」  ミルキは立ち上がった。彼女が動くと、映写機の光が壁を横切り、二人の影が長く伸びる。  劇場を出る頃には、雨は完全に止んでいた。  表通りから遠く、夜の灯りが濡れた路面に滲んでいる。ヘルツは白いマントの裾を払った。ミルキは空を見上げていた。  「何してるの」  「映像を探してる」  「空には映ってないでしょ」  「まだ、今のところはね」  彼女はそう言って、歩き出した。  ヘルツは少し遅れて、その隣に並ぶ。  会話は途切れた。けれど、沈黙は不快ではなかった。ミルキは時折、何かを思い出したように端末を確認し、ヘルツは時折、耳元のインカムに触れた。  二人の間には、明確な親しさも、信頼と呼べるものもなかった。組織の指令がなければ、同じ道を歩くこともなかっただろう。  それでも、その夜の帰路だけは、二人で歩くことになっていた。  やがて、人差し指の拠点が見えてくる。  ヘルツは足を止めずに言った。  「ミルキ」  「なに?」  「今日の君の印象を言うなら、話が噛み合わない」  「それ、悪い印象?」  「別に。役割は果たしてたし」  「じゃあ、普通?」  「たぶん」  ミルキはしばらく黙ったあと、ふっと笑った。  「ヘルツの印象は、眠そうで、やる気がなくて、でも指令にはちゃんと従う人」  「それ、褒めてる?」  「分からない」  「君らしいね」  「うん。ヘルツは、私の印象、分かった?」  ヘルツは少しだけ考えた。  「……どこか上の空。でも、見えてないわけじゃない」  ミルキは足を止めた。  「見えてないわけじゃない?」  「映像も、指令も、僕のことも。ちゃんと見てる。ただ、見たものをすぐに言葉にしないだけでしょ」  ミルキは目を瞬かせた。  それから、いつものように曖昧な笑みを浮かべる。  「ヘルツって、意外と見てるんだね」  「そうかな」  「うん。じゃあ、私から見たヘルツの印象は、少し変更。眠そうで、やる気がなくて、ちゃんと見てる人」  「長くなった」  「大事なことだから」  ヘルツは返事の代わりに、短く息を吐いた。  拠点の扉が開く。  ミルキは先に中へ入り、入口で振り返った。  「じゃあ、また指令が来たら」  「そのときは行くよ」  「うん。私も、映像が出たら行く」  「……たぶん、また会うんだろうね」  「指令なら、きっと」  二人はそれぞれの通路へ分かれた。  ヘルツは白いマントを引きずるように歩きながら、耳元の受話器が次に鳴るまでの時間を考えた。短いかもしれない。長いかもしれない。だが、どちらでも構わなかった。  指令が来れば、彼は従う。  その隣にミルキがいるなら、たぶん、また彼女の映像に従うことになる。  それは運命と呼ぶにはあまりに淡白で、偶然と呼ぶには整いすぎていた。  けれど二人にとっては、そのどちらであっても問題はなかった。  次の指令が、すでにどこかで始まっている限り。