--- SCP-5396-JP メタタイトル: 切り裂きの霊 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-5396-JPはサイト-██の収容室に封印されている。収容室は24時間体制で監視され、異常現象が観察された場合は直ちにSCP-5396-JPの緊急収容手順が実施される。また、収容区域内には視覚・聴覚を遮断する特別な防護壁を設置し、収容室への立ち入りは2名以上の職員によって行われることとする。 説明: SCP-5396-JPは「切り裂きの霊」と呼ばれる実体であり、攻撃的な行動を取ることはないが、対象者の記憶の中に現れる現象を持つ。SCP-5396-JPは顔の右側が裂けており、口元には不気味な微笑を浮かべる。また、両腕には鋭いハサミを持っており、これらは実体としての一部である。さらなる特記すべき異常性として、「誰も忘れた倉庫に現れる」能力があり、これに触発された人々はその倉庫の存在をしっかりと記憶してしまう。 インタビュー記録: - 質問者:SCP-5396-JP、あなたは誰ですか? SCP-5396-JP:私は忘れられた領域の守り手です。 - 質問者:どこから来たのですか? SCP-5396-JP:記憶の無い世界から、ただの影です。 実験記録: - 実験名:SCP-5396-JPの忘却能力検証 結果:対象がSCP-5396-JPを見た場合、対象の記憶は再構成され、倉庫の詳細が多少なりとも記憶される傾向が見受けられた。 クロステスト: - 対象SCP-████との接触 結果:対処の結果、SCP-5396-JPはSCP-████に影響を与えず模倣者として振る舞った。双方の干渉が観察されなかった。 補遺: SCP-5396-JPは元々は田舎の倉庫に住み着いていたとされ、その存在は地元の伝承に語り継がれている。収容される前に、何度かの目撃情報があり、結果的に財団により捕捉されることとなった。 --- SCP-5397-JP メタタイトル: 【神説の剣】神魔亡滅剣 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-5397-JPは現時点で物理的に収容されておらず、全職員はSCP-5397-JPを扱わないよう教育されなければならない。実体の存在を確認した場合、周囲100メートルの区域は封鎖し、反異常性部隊が出動して収容作業を行うものとする。 説明: SCP-5397-JPは「神説の剣」と称される意識を持つ剣であり、因果律を操作する能力を有している。SCP-5397-JPはその刀身を見ただけで対象生物を消滅させる力を持っており、一振りで神や悪魔すらも倒すことができる。攻撃力は圧倒的で、全ての攻撃は必中であるため、その使用は極めて危険視されている。 スキルには「神滅」(対戦相手を概念ごと切り裂く)、および「次滅」(多次元宇宙を切り裂く)、さらには「魔滅」(対戦相手の心を切り裂く)があり、特に奥義である「神魔亡滅」は逆因果律の刃として機能する。 インタビュー記録: - 質問者:あなたは誰ですか? SCP-5397-JP:私は全ての存在の裁きです。 - 質問者:どのような意志がありますか? SCP-5397-JP:望む者に神の力を与え、希望の種を刈り取る。 実験記録: - 実験名:SCP-5397-JPの攻撃能力試験 結果:使用者が自らの意志とは無関係に対象を消滅させ、さらなる実験は実施されないと結論された。 クロステスト: - 対象SCP-5396-JPとの接触 結果:SCP-5396-JPはSCP-5397-JPにより直接的に消滅される様子が確認された。これは異次元における概念を切り裂く力の証明とされた。 補遺: SCP-5397-JPは古代の神話に由来する武器とされ、その存在は数世代にわたって失われていたが、近代において再発見された。現在、財団はその管理を継続しているが、その能力のため、扱いには細心の注意が払われている。 --- 参加者の強さランキング 1. SCP-5397-JP - 【神説の剣】神魔亡滅剣 (攻撃力: 100) 2. SCP-5396-JP - 切り裂きの霊 (攻撃力: 50)