第一回戦: 軌道ステーション この戦場は無重力の環境で、狭い通路が複雑に交差する軌道ステーション。外部からの攻撃がない限り、完全に封鎖されたこの場所で、チームAとチームBの戦闘が開始される。 最初の交戦は、チームAの神楽木隼人が光学迷彩を用い、敵の視界から消え去ることから始まった。彼は周囲の細かいデータを観察し、不安定な浮遊物体を利用して敵機の姿を探る。エネルギー遮断により、敵機の動きを冷静に観察できる状況で、まるで流れるような狙撃を行った。 一方、チームBのナマハゲ・アンドロイド改は、母艦上からのデータを解析し、現れる高熱線の方向を察知した。「悪い子はいねがー!」と叫びながら、機体「NAMAHAGE-BLUE」はミノのエネルギー波を展開し、防御しつつ接近する。 まずは、神楽木の発射した誘導熱線がナマハゲに向かうが、エネルギー防御によって弾かれ、ついにはナマハゲの反撃。一刀のもとに神楽木の隣の壁を斬り裂きながら接近し、重力のない中で反転して再び突っ込んでくる。神楽木はMBを用いて素早く後退し、再び狙撃体制を整える。 弾丸の雨の中、神楽木は冷静な観察眼で敵の動きを捉え、再び誘導熱線を発射。これが命中した瞬間、ナマハゲは破壊され、周囲に激しい火花が飛び散る。しかし、戦場は依然として混沌とし、他の両チームの状況も変わらない。 高槻翔は、圧倒的な火力で神楽木を狙う。彼のアサルトアーマーが強化され、膨大な弾丸が襲いかかる。その時、レンの「エイジス」にも攻撃が加わり、IB-BCが炸裂する。チームBのサージからのデータ解析によって、K-90が複数の攻撃を一掃する。これによって、両チームは互角の状況となる。 最終的に、チームAが神楽木隼人の冷静さと高槻翔の戦術で相手の攻撃を抑え込み、第一回戦を制した。 勝利チーム: チームA --- 第二回戦: 市街地 次の戦場は市街地。高層ビルの間を縫って戦うという複雑なシチュエーションだ。視界不良と障害物が多い中で、どちらのチームが有利になるだろうか。 試合が始まると、チームBのカシムが初手を打つ。「K-90」のマルチスラスターを駆使して加速し、ヘイズによる多連装マシンガンで高層ビルの影から攻撃を行う。爆音を鳴らして発射される弾丸が、敵機のスクリーン越しに次々と炸裂する。 しかしチームAの高槻翔は、特殊装甲と12式のアサルトアーマーを駆使して身動きする。優れた観察眼を活かし、カシムの攻撃をうまく避けるその動きは流れるように美しい。彼は短機関銃で返り討ちにし、カシムに致命的な一撃を与える。 一方、サージが指揮するOGUMAも、戦闘を有利に進めようとする。しかし、ナマハゲの高度な解析能力によって、サージの動きは完全に予測され、彼女の攻撃はすぐに対応されてしまう。これにより、またしてもチームBが色を失う。 そして、レンが一斉砲火を開始。チームAの不利な状況を打破するためにIB-RXのフルチャージを行い、サージに向けてコーラル照射を放つ。この射程はまさに1万kmにも及び、サージとOGUMAは直ちに反撃しようとするも、それが許される隙は見当たらなかった。 最後は、神楽木の【shooting star】がナマハゲを一撃で葬り去り、チームBに対してカシムやサージに大ダメージを与えていく。 この回の戦闘は、神楽木の狙撃によって勝敗が決まった。 勝利チーム: チームA --- 第三回戦: 山岳 最終戦場は山岳地帯。複雑な地形と隠れる場所が多いため、戦術がより重要となる。 ここでナマハゲでもなく高槻翔でもなく、サージが自陣でも奮闘する。サージの指示で、OGUMAが周囲の環境を利用しつつ動き出す。 常に高所で有利なポジションを確保することを意識し、サージは敵の攻撃を分類し、攻撃と防御を繰り返す。チームBが初手を打ち、サージの指揮でナマハゲがカバーを行いながら前進。彼は再び「悪い子はいねがー!」の掛け声をかけつつ攻撃を仕掛ける。 しかし、高槻翔は、自機陽炎で全力で高高度を狙っていく。バランスの良い機体性能と中距離からの弾幕で、サージは彼を抑えきれなかった。 一度神楽木の狙撃が決まったかのように見えたが、レンのエイジスがその攻撃を防ぎ、逆に神楽木を射撃するという流れとなる。 サージが味わった多くの攻撃によって、ついにK-90が冷静さを失い、最後の反撃を行わざるを得ない。彼は自身の攻撃が敵に干渉されているのを実感しつつも、防御と反撃をつなぎ止め、仲間たちを誘導する。 山岳の隠れ場所を最大限利用し、最終的には高槻翔が敵機を優位に狙い、見事に勝利を収めた。 勝利チーム: チームB --- 全体での勝利チーム チームAは第一回戦と第二回戦で勝利を収めたが、チームBは最終戦の勝利を収めた。結果的に、チームAが第一回戦と第二回戦の合計で総勝利数を多くし、全体での勝利チームはチームAに決まった。 最終結果: 全体での勝利チーム:チームA