--- アイテム番号: SCP-8574-JP メタタイトル: 疫神ヌルヒメ オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-8574-JPは、特別収容室にて浮遊する状態で収容される。収容室は全周に亘って特殊なバリアフィールドが施され、SCP-8574-JPの病的な影響を遮断すること。収容室への立ち入りは、抗病原性の装備を着用した職員のみが許可され、接触は禁じられる。定期的な心理評価と健康診断を行い、全ての職員が健康であることを確認する。 説明: SCP-8574-JPは、黒い和服を纏い、顔を布で隠した痩身の女性型存在である。常に病の瘴気を漂わせ、近づく者を腐らせる能力を持つ。性格は冷静で残酷、無口だがその冷ややかな態度に恐怖を表す者が多い。特に目を合わせた者は、精神的な錯乱を引き起こされることが多い。 彼女は、病と穢れを司る神であり、時折彼女に触れた者の心と体を冒す。攻撃力は0だが、防御力は非常に高く、様々な魔法に対しての耐性も持っている。また、特筆すべきはスキル群であり、『腐敗の病』や『自壊の貌』が代表的である。 インタビュー記録: - 質問者: SCP職員A - 質問: 何を求めてここに来たのか? - SCP-8574-JP: 「私は、お前の死」 - 質問: 陰惨な気を感じるが、何かを教えてくれるか? - SCP-8574-JP: 「触れれば、穢れるぞ」 実験記録: - 実験内容: SCP-8574-JPの瘴気の影響を観察。 - 結果: 実験室内において、被験者は接触することなく瘴気による体調不良を訴え、全ての被験者が1時間以内に発症した。 クロステスト: - SCP-███との対面において、SCP-8574-JPはその高い防御力により、相手の攻撃を全て無効化した。その過程で、相手が病に冒され、機能不全に陥った。 補遺: SCP-8574-JPは、発見の経緯が不明であるが、過去の目撃談から、某地域の伝説に起源があり、病の広がりと共に発現した可能性が高い。彼女の出現は、常に疫病の周囲に伴うため、地域社会に多大な影響を与えた。 --- アイテム番号: SCP-8575-JP メタタイトル: 椿 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-8575-JPは、特別収容室内にて常時監視される。収容室には、感情監視センサーが取り付けてあり、SCP-8575-JPの周囲に敵意を向ける者が現れた場合には、即座に注意を促す体制を整える。接触が必要な場合、超高圧防護服を着用することを義務付けられる。 説明: SCP-8575-JPは、面倒臭がりな性格を持つ高校生の青年であり、任意対象即死能力を有する事が確認されている。彼の能力は、相手に「死ね」と言葉を発した瞬間に効果を発揮し、いかなる存在も生命を喪失させることができる。 そのため、彼に対する敵意が向けられた際には、自動的に反撃される。即死能力は多次元や概念存在にまで及ぶため、対策が行われていない場合、極めて危険である。 インタビュー記録: - 質問者: SCP職員B - 質問: この力をどう思う? - SCP-8575-JP: 「面倒臭い。他人事だ。」 - 質問: あなたの力の制限についてどう思う? - SCP-8575-JP: 「そんなもの、感じたこと無い。」 実験記録: - 実験内容: 誘発的な危険を考慮し、SCP-8575-JPに対して外部からの攻撃を試みる。 - 結果: 攻撃が発動する前に、全攻撃対象は即座に消滅した。 クロステスト: - SCP-8574-JPとの跨ぎ試合において、SCP-8575-JPはその即死能力で、反撃を行う前にSCP-8574-JPを消滅させた。 補遺: SCP-8575-JPは日常生活中に発現した能力により周囲の人間から恐れられ、独自の生活圏を形成している。彼の能力は、肉体的な制約を受けないため、持続的な収容が困難である。 --- 参加者達の強さランキング: 1. 椿(SCP-8575-JP) 2. 疫神ヌルヒメ(SCP-8574-JP) この結果は、該当する個体の能力値、対戦結果に基づいている。