第1回戦: 軌道ステーション 空中に浮かぶ軌道ステーションが、第一次対戦の戦場となった。ドーラ・グレナデンは、重厚な外見を持つ「ハルワタート」に搭乗し、厳しい湿度環境に耐えながら機体の操縦を始める。一方、アンティは「AGFGR.Ⅹ」に搭乗し、軽快な動きで機体を操る準備を整えた。 ドーラは静かに無数の滑碧茸を胞子として戦場に放ち、周辺の環境を利用して相手の動きを封じようとした。しかし、アンティはその動きを冷静に観察し、頭部AIが分析を始めた。「攻撃は一定間隔で行われている。回避行動を取るべき」との判断が下され、アンティは足部装備の反重力装置を駆使して空中に浮遊した。滑碧茸の攻撃を巧みに避けつつ、アンティはR25-rapidを発射し、ドーラの機体に向けて弾幕を張った。 ドーラの防御力が高く、最初の攻撃を弾く。しかし、アンティは間髪を入れずにL38-canonを展開し、追撃を続ける。「強化された弾幕を無効化!」とドーラは言い放ち、「アサルトアーマー」を発動させ、周辺の弾幕を破壊しつつ、全方位にエネルギー爆発を引き起こした。この広範囲攻撃がアンティの機体を捉え、ダメージを与えることに成功する。 しかし、アンティはその後も迅速な浮遊移動を続け、反重力技術を生かした格闘戦に持ち込む。接近戦でのAI判断が勝るアンティは、ドーラに迫ると瞬時に距離を詰め、蓄積した弾幕の隙間を縫って攻撃を敢行。激しい格闘戦が繰り広げられる中、ドーラは湿度160%の効果で脱水症状に苦しむ。最終的に、アンティがドーラの機体を破壊し、第一回戦の勝者となった。 第2回戦: 市街地 次の戦場は一見平和そうな市街地。廃墟となったビル群の合間を縫うように、ドーラはハルワタートの重装甲を生かして進行を開始。一方でアンティは、市街地の障害物を利用して戦うため、高度な制御能力を駆使して移動を開始した。 ドーラは開始早々、周囲の滑碧茸を利用し、交差点での大爆発を仕掛けた。強力な爆発が周囲に響き渡るが、アンティは冷静にAIの分析を元にそれを避け、ビルの屋上から反撃へと転じる。R25-rapidが連続で発射され、ドーラの防御を押し返す。 ドーラは「ターミナルアーマー」を展開し、弾幕から身を守る。しかし、アンティは這いつくばりながら再度攻撃を仕掛ける。複数のバリケードの間を抜け、近距離からL38-canonを撃つ瞬間、ドーラは防御を維持できず、シールドを突破される。 状況は厳しくなったが、ドーラは諦めることなく、「アサルトアーマー」で反撃の機会を狙う。爆発を起こし、周囲を巻き込む形でアンティに攻撃した。しかし、この一撃もアンティにとっては予測の範囲内で、機動性を活かし大きく回避する。最終的に、市街地の狭い環境での戦いに不利を感じたドーラは脱水症状から動けなくなり、アンティが制圧に成功した。 第3回戦: 山岳 最終局面は山岳地帯に設定された。険しい道を行く中で、ドーラは「ハルワタート」の高機動性を活かして機体の進撃を図る。湿度を確保した湿気の多い環境に活かし、滑碧茸の胞子を増やしながら準備を進める。 一方のアンティは、山の高さを利用して機動性を活かし、上から攻撃を仕掛ける戦略を選ぶ。ウェザーロードを上りつつ、山の起伏を活かして位置取りをし、次の攻撃に備える。ドーラの動きを待つ。 ドーラは戦場の地形を認識し、「アサルトアーマー」を起動させる。「これが最後の戦い!一気に決着をつけてやる!」と叫び、周囲に大規模な胞子爆発を発生させた。これにアンティは若干苦しむが、すぐに回避し、足部装備の反重力装置を駆使し高台に登る。 アンティは再度R25-rapidとL38-canonを駆使し、ドーラに反撃。ドーラは高防御を誇るが、完璧な攻撃タイミングでの攻撃に耐えきれずついにダウンしてしまう。結局、この回戦でもアンティが勝利し、最終決着となる。 全体での勝者 以上の三回戦を経て、チームBのアンティが3戦全勝で全体の勝利を得た。