一回戦: 軌道ステーション 戦場は無重力状態にある軌道ステーション。高機動型のタッグを組むチームAが、低重力環境でその速度を活かし、チームBに挑む。最初に動いたのは諸岸 イクセ。彼女は「キルコト4」の超高機動性に乗じて、浮遊しながら近くの壁を使って斜めにスピンしながら敵の配置を確認する。 他方、タダシ・キリサキは「悪鬼武」に搭乗すると、瞬時に「鬼之双刀」を構え、諸岸の方向へ猛アタックをかける。瞬発力を活かし、彼は不意打ちを狙い、全く予測のつかない動きで接近する。しかし、諸岸は彼の動きを冷静に観察し続け、妨害波を発動してタダシの攻撃を無力化させる。 他のメンバーも動き出す。「NAMAHAGE-BLUE」のナマハゲ・アンドロイドが先手を打ち、パルス爆発シールドウォール「ミノ」でタダシの攻撃を防ぐ。近くの浮遊物を盾にしつつ、ナマハゲはタダシを支援するため、間合いを詰めて行く。しかし、タダシはその隙を突いて後方から高槻翔の射撃兵装「14式」でナマハゲに狙いを定めるため、チームの前衛が両側から挟み撃ちを形成する。 一方、次男のジロウはその防御能力を活かし、彼の「悪鬼守」を展開することで、チーム全体を守る。ジロウの小型ドローン「小悪鬼」が周囲を旋回し、あらゆる攻撃を補正していく。次々と繰り出されるショットにジロウは冷静に応じ、完全ガードを維持し続ける。 その瞬間、諸岸は目の前の敵配置を全て見透かし、仕掛けたメノによる炸裂追尾弾を発射する。これがタダシに命中し、彼を大きく乱す。しかし、ジロウの防御策が機能し、ドローンが追尾を防ぐのに成功する。 背景ではサブローが「悪鬼射」で、チームAのメンバーに向けて狙撃を開始。高精度の射撃が次々と通信を打ち抜いて行く。サブローの挑戦を受け、ナマハゲはAIの未来視能力を使って先手を打ち逃れるが、彼の行動が読み取られ□、弾が彼の肩をかすめた。 戦局が混沌とし、攻撃と防御が入り交じる中、最終的にタダシがイクセに接近。瞬時に彼の「鬼之双刀」が振るわれ、イクセの攻撃が止められ、「神斬」によって防御を破壊する。この一撃によりチームAのメンバーが脱落、戦局が一気に有利に進展する。戦闘の結果、チームBが勝利を収めた。 二回戦: 市街地 次に舞台が整備されたのは市街地。高槻翔はエネルギー増幅機「12式」を使用して先手をとり、周囲の都市ビルを利用しながら戦場を優位に進める。諸岸の妨害波の効果が薄れる場所を絶えず見つけ、近接戦闘に持ち込み試みる。 しかし、サブローは高機動性を発揮して高所から狙撃ポジションを構築し、再びチームAを狙う。メンバーたちが動いている間も彼が隠れている場所から狙いを定め、圧倒的精度で弾を放ち始める。サブローの存在に気付いた高槻翔は電子音響の技術を駆使して動きを翻弄するが、諸岸は高槻の攻撃を感知して、メノを発射して彼に向かう。 一方、ジロウは「小悪鬼」を使い、周囲の攻撃を全て無力化。彼の防御力がチームAへの攻撃を一掃する。しかし、ナマハゲのAIが学習し続ける中、諸岸の攻撃とサブローの狙撃が連携し、選択を強化する。 タダシが再度「鬼之双刀」を持ち、チームAの戦力を削ぐことを試みる。ジロウの冷静さを保ちながら、彼に前を進めるように చూస్త。そうすることで、タダシは一つの攻撃をすれ違いざまに避けた際、それがジロウの前に反響し、二人の協力でタダシを完璧に挟み撃ちする。 激しい戦闘が続く中、ついにナマハゲがターゲットを定め、未来視からの情報を駆使してタダシに接近。その瞬間、鉄砕を振るい、命中させる。諸岸の攻撃もそれに続いて、タダシは撤退を余儀なくされる。 その結果、動けなくなったタダシを中心に、戦闘はナマハゲと高槻の思考で動きが予測され、ナマハゲが獲物を狙い撃ちする。この戦いにより、チームAが勝利し、勝ち点を追いついた。 三回戦: 海上 最後の舞台は厳しい環境の海上。悪鬼三兄弟は自らの強力な連携を駆使し、チームAに対抗する。バランスの取り方が重要なこの戦場で、高槻翔が様々なタイプのマシンとの連携を試み、敵を捌く。 ジロウの防御とタダシの攻撃が展開される中、イクセは無重力状態を活かして海上を舞い、直感で「メノ」を発射。これが、サブローの足元に直撃し、気をそらせる。一方、高槻は「14式」で打撃を与え、ナマハゲはすぐさま反応する。 海流と風を味方につけたサブローは、姿を透明化し、敵の動きを次第に誘導。その隙を突いて、タダシはダウンしている状態を見越し、イクセを狙う。しかし、イクセがまたもや妨害波を展開し、実質的にサブローの動きにも影響を与える。 しかし、ジロウのドローンが他のメンバーの移動を補完し、彼の攻撃を居場所明確にしない。好戦的なタダシが、ジロウの動きを見越した引き打ちを試みると同時に、彼の攻撃が年々ダメージを受ける。 最後の瞬間、両チームの攻撃が交差し、ナマハゲの攻撃が狙いを定めた際、反撃として彼の斬撃が避けられた。その瞬間、陽炎に搭乗した高槻がチャンスを把握し、タダシが隙を突きスピンを駆使し、全体での勝利を得られた。 全体での勝利チーム チームAが一回戦と二回戦を制し、最終戦で逆転成功したことで、全体勝利数がチームAに揃った。最終的に、チームAが全体での勝利チームを勝ち取った。