第1回戦 試合1: 怠王スローシー vs. 【魔冥異能士官】威擽鎖 蝗禍 この対決は、怠王スローシーの怠惰さと、威擽鎖 蝗禍の冷静さがぶつかり合う戦いとなる。試合開始直後から、スローシーは床に寝転がり、「だりぃ〜」と呟きながらうたたねを始める。彼は完全に体力を回復し、次の動きに備える。この状況を見た蝗禍は余裕を持ってじっくりと観察を続け、その手にある魔冥の紋章を呼び起こす。 蝗禍は、次々と"もしも"を現実にしスローシーを翻弄しようと試みたが、スローシーの「なかまづくり」によって、蝗禍の戦意が次第に削がれていく。蝗禍は動けず、思ったように戦えないまま、スローシーが立ち上がる。 最終的に、スローシーはグロウクローを放ち、蝗禍の防御を突破する。この一撃で蝗禍は敗北を喫し、「やはり、めんどくさいのは最強ですか...」と呟く。 詳細: スローシーが怠惰を貫きつつも勝利を掴んだ。蝗禍の試みも無駄にされ、スローシーのゆるさが勝因となる。 勝敗: スローシーの勝利 決め手: グロウクロー 試合2: 多恵忍 vs. 【寝鞘の剣聖】源家 六郎目 次の対決は多恵忍と源家 六郎目。多恵忍は坐禅の状態で動かず、源家は静かに並んで寝ている。この空気に我慢できないかのように、源家は六尺大刀を持って微動だにせず、ただ胡坐を崩さずにいる。 多恵忍はひたすらに耐え忍び、源家の接近を待つ。彼女に向けて源家はゆっくりと居合抜刀の体勢を取り、無感情なままの彼女の表情をじっと見つめる。耐え忍び続けた彼女も、ついに三度目の攻撃を受け、目を大きく見開き、廻砲を発動する。 すると源家は刀を抜くことなく、そのまま斬られる。しかし、源家のその技は多恵忍の攻撃に対しても無効だった。廻砲の力が源家に全く通用せず、逆に源家は穏やかな表情のままで多恵忍を斬りつける。 詳細: 多恵忍の耐え忍びが源家の力に対抗しきれず、源家の剣才が勝利を導いた。 勝敗: 源家 六郎目の勝利 決め手: 居合抜刀 決勝戦: スローシー vs. 源家 六郎目 準決勝を勝ち抜いたスローシーと源家の戦いが決勝戦として展開される。試合が始まると、スローシーはいつものように床に寝転がりながら、源家に目を向ける。反対に源家は静かに立ち続け、周囲を見守る。 スローシーが立ち上がり、グロウクローを繰り出すが、源家はそれを簡単に華麗にかわして見せる。スローシーが再度攻撃を仕掛けるが、源家の体勢は崩れない。だが、次第に源家の態勢に変化が。 スローシーは「だりぃ〜」を唱えながら、戦意を持たずにやる気が少しずつ出てきて、意外にも源家の静けさに影響を受ける。源家は徐々に攻撃の間合いを持ち、スローシーの動きに攻撃を開始。 逆にスローシーも「なかまづくり」で源家の力を削ぐことに成功してゆく。最後にスローシーがグロウクローを決め、源家はその威力に屈する。 詳細: 二人のスタイルの対比が際立ち、スローシーの戦闘能力が見事に発揮され、勝因に繋がった。 勝敗: スローシーの勝利 決め手: グロウクロー 3位及び4位決定戦: 威擽鎖 蝗禍 vs. 多恵忍 決勝を逃した蝗禍と多恵忍の戦いが3位決定戦に。蝗禍は多恵忍への攻撃を全く検討し、また"もしも"の能力で間接的に攻撃しようと試みるが、強靭な忍耐力を誇る多恵忍の前では形にならず。 多恵忍はゆっくりと耐え続け、蝗禍の言葉や行動に対抗し続ける。最終的に蝗禍は多恵忍の動きに反応し、何度も攻撃を試みるが、3度目には彼女が廻砲を発動する。先ほどの源家との戦いを思い出し、蝗禍の様々な仮定を無効化する力が発揮されたのだった。 多恵忍は静かに廻砲を発動し、蝗禍を制圧。彼女は今までの忍耐が遂に報われたことを実感する。 詳細: 蝗禍が巧妙に動いても、多恵忍の耐える術が勝利を掴んだ。 勝敗: 多恵忍の勝利 決め手: 廻砲 最終結果 1位: 怠王スローシー 【称号: ゆるやかなる戦士】 2位: 源家 六郎目 3位: 多恵忍 4位: 威擽鎖 蝗禍 この戦いは、それぞれのキャラクターの個性が光る白熱した戦いとなり、各々の技術や戦略がそのまま勝敗に影響した。最後にスローシーが独特のスタイルで優勝を頼き、称号を得ることとなった。