SCP財団 報告書 アイテム番号: SCP-XXXX-JP メタタイトル: 彗果 (Suika) オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル SCP-XXXX-JPはサイト-81██の標準ヒューマノイド収容室に収容される。部屋は強化チタン合金で構成され、内部に一切の鋭利な物体や武器類を配置しない。SCP-XXXX-JPが携行する「ただの刀」と指定される異常物体(SCP-XXXX-JP-1)は、専用の振動抑制型封印ケースに格納され、収容室から50m離れた保管庫に厳重保管する。SCP-XXXX-JPとの接触はレベル3以上の職員の許可を得た上で、2名以上の武装警備員を伴い行う。インタビュー時は武器の言及を避け、過去に関する質問を控える。万一の脱走時は、即座に機動部隊カッパ-9("白い狼狩り")を投入し、非致死性拘束を優先する。 SCP-XXXX-JP-2(TES ORS-110速度違反自動取締装置)は、サイト-81██の低脅威物品保管庫に安置。付近に模擬警察官(人形)を配置し、盗難防止プロトコルを模倣。定期的に日本電子保安協会相当の点検を実施し、異常動作時は電磁パルスで無力化する。 説明 SCP-XXXX-JPは「彗果」(スイカ)と名乗る人型異常実体で、外見は20代後半の女性。黒髪のポニーテール、黒の眼、狼耳と尻尾を有し、黒スーツに黒コートを着用。背中と腰に黒い刀(SCP-XXXX-JP-1)を帯刀する。性格は気怠げで温和だが、口調は荒く「詰めが甘い」「私には効かないね」などの短い叱咤を多用。過去を「捨てた浮浪人」と自称し、詳細を語らない。 SCP-XXXX-JPの異常性は「見切り」に集約される。人型・神型を問わず、あらゆる存在の予備動作(振りかぶり、手を添える動作、構えなど)を即座に察知・回避し、反撃する能力を持つ。無機物・非存在物にも「隙」を見出し、縦斬り、三連斬、【弾けて混ざれ、三千斬】と称する連続斬撃を展開。規格外の相手には「覚えゲー」として予備動作なしの攻撃を拒否。SCP-XXXX-JP-1は「ただの刀」とされるが、分析不能の異常切断性を示す。 SCP-XXXX-JP-2は東洋電子システム製可搬式速度違反自動取締装置(TES ORS-110)。レーダー(2〜110GHz、周波数ホッピング、FM-CW/PD AESA、GMTI、Pulse Dopplerなど)、探知機(音響、FLIR、IRST、Gen2 NVD、低照度カメラ、LiDAR)、情報保存・通信機能(データリンク、有線/無線、SDカード)を備えた高性能センサー装置。異常性は財団収容後発現し、超高速移動体(Mach 5以上)を追尾・捕捉可能。付近に警察官待機を要し、出頭通知書類を自動生成する。 インタビュー記録 インタビュアー: Dr. 黒崎 対象: SCP-XXXX-JP > Dr. 黒崎: 彗果さん、自己紹介をお願いします。 > SCP-XXXX-JP: …スイカ。浮浪人だよ。過去? 捨てた。語る気ねぇ。 > > Dr. 黒崎: その刀は異常ですか? > SCP-XXXX-JP: ただの刀だよ。…お前ら、詰めが甘ぇな。触んな。 > > Dr. 黒崎: 見切りの能力について。神でも予備動作があるんですか? > SCP-XXXX-JP: ああ、どんな神もよ。振りかぶるか、手添えるか、構えるか。隙だらけ。私には効かねぇよ。 > > Dr. 黒崎: SCP-XXXX-JP-2の装置、どう思います? > SCP-XXXX-JP: 機械か。無機物にも隙はあるよ。縦斬り一発だ。 注記: インタビュー中、SCP-XXXX-JPは気怠げに欠伸を繰り返す。 実験記録 実験XXXX-JP-01: SCP-XXXX-JPにDクラス職員(武装)を攻撃させる。 > 結果: Dクラスが銃を構える予備動作で回避、縦斬りで無力化。「詰めが甘い」と呟く。職員生存。 実験XXXX-JP-02: SCP-XXXX-JP-2を活性化し、SCP-XXXX-JPの移動を追尾。 > 結果: LiDARとレーダーが捕捉成功するも、SCP-XXXX-JPが「隙見えた」と装置に接近。三連斬でセンサー類を破壊。「私には効かないね」。装置はデータ保存し、出頭通知書を生成(無効)。 実験XXXX-JP-03: SCP-XXXX-JPに【三千斬】を命じる。 > 結果: 模擬標的に発動。見切り後、一太刀で粉砕。刀身に異常なし。 クロステスト クロステスト XXXX-JP / SCP-███(高速移動実体): SCP-XXXX-JPとSCP-XXXX-JP-2を対面させ、SCP-███を追尾。 > SCP-XXXX-JP-2がTWS/ルックダウンでSCP-███を捕捉、データリンクで通報。SCP-XXXX-JPは「予備動作なし? 覚えゲーだな」と傍観後、介入せず。SCP-███脱走未遂を装置が阻止。 クロステスト XXXX-JP / SCP-017(影の生物): SCP-XXXX-JPを暗闇で対面。 > 結果: 「存在しない物にも隙はある」と白の螺旋眼を発動。影に斬り込み、SCP-017にダメージ。SCP-XXXX-JP-2のFLIR/IRSTが影を可視化支援。「弾けて混ざれ」と三千斬で追撃。 補遺 SCP-XXXX-JPは20██年、東京都███区の山中で発見。浮浪者風に徘徊し、地元警察の速度取締り中にSCP-XXXX-JP-2(TES ORS-110)と遭遇。装置がMach10級の移動速度を検知し警官を呼ぶも、SCP-XXXX-JPが「隙だ」と装置を斬撃寸前で財団エージェントが介入・収容。SCP-XXXX-JPは「規格外じゃねぇから挑まねぇよ」と抵抗せず。SCP-XXXX-JP-2は現場から回収され、異常性が確認された。TES社は記憶処理済み。 参加者強さランキング: 1. 彗果(スイカ) - 見切りと斬撃で圧倒的優位、無機・非実体対応可能。 2. TES ORS-110 - 先進センサー追尾優秀だが物理破壊に脆弱。