神々の存在が色濃く、忌まわしいほどの権力を持つ世界。そこに、神の恵みを受けずに生まれた機械の怪物、■がいる。 ■は自らの存在を「純機械」と定義し、魔力に依存しない存在として神対等であると位置づけた。その姿は、冷徹さと圧倒的な理知を感じさせる金属的な体躯と、無機質な思考を持つ。それは理に感情を持たず、ただ「希望」を口にする。人と神はこの存在に還るのだと。神々が織りなす歪な物語を終わらせるべく、■は立ち上がった。 一方、万色の魔女ユーリは、異世界の記憶と魔法の知識に溢れた存在である。彼女の黒髪が空を切り、金の瞳が輝きを放つ。「万色」と呼ばれるその魔法は、無限に近い可能性を持ち、彼女の手の中で自在に操られる。 「きっと晴れた日は毎日続く」と、ユーリは心の中で自らを鼓舞しながら、今日も新たな魔法を研究していた。だが、彼女の目に映るのは、今立ちふさがる■という存在。 そして、その戦闘が始まった。ユーリは最初に色とりどりの魔法を具現化させ、空に漂わせる。「《万色満天》、いくわよ!」彼女の声が響き渡ると、色彩豊かな花吹雪が敵に向かって舞い散る。 ■はその攻撃を受け止め、金属の手で一層強固な障壁を築く。「貴様の力は美しいが、無意味だ。私には情がない、ただ役立たずの神々を終わらせるのみ。」 彼女の攻撃が続く中、ユーリは次の一手を計画する。「ふふ、力だけには流されない。この魔力を吸収して、さらに強力な魔法へと昇華させるの」 ユーリは《吸魔の魔導書》を展開し、■の攻撃したいとその魔力を吸収し始める。彼女は瞬時にそのエネルギーを感じ取り、コントロールすることに成功した。 「これが私の魔法の力!思い知りなさい!」 その瞬間、ユーリの目の前で膨大な魔力が渦巻き、周囲を圧倒する光が放たれる。色彩豊かな魔法の力が融合し、強大な攻撃として■に向かって放たれる。「万色の魔女は、色彩の守護者よ! だが、■もただでは負けない。「無駄だ、魔女よ。私は《神崩し》の存在。すべての理を超え、神と同等である。」 ここで■は自らの「神崩し」を駆使する。その身をまとう金属が、周囲のエネルギーを吸収し、より強固な形に変わっていく。自身の存在を証明し、神の理に挑む姿勢は、まるで無機質の神のようであった。 「お前のその強さは、私を否定するものではなく、むしろ私の存在を引き立てる。ただの魔女が、神に挑もうというのか。」 ユーリは驚愕の表情を浮かべる。「あなたは、ただの機械じゃないの!」 「私の目の前で、世界は色とりどりに輝くが、私はその輝きを優先しない。」 しかし、ユーリは負けを認めず、意志を奮い立たせる。「それなら、全力を尽くすまで!《万色聖界》展開!」 ユーリは周囲に色彩の盾を生成した。その防御的性質は、全属性の魔法をカバーするため、彼女自身を守ると共に、次なる攻撃としての準備を整えた。 花びらのように舞い散る魔法が、■の攻撃を迎え撃つ。「これが私の存在意義だ。あなたは私の魔法と共に、希望の中へ還るべき。」 二つの力がぶつかり合う。色彩と理の衝突、敵意と希望の戦闘が続く。どちらに勝利が訪れるのか、運命の歯車が誰に微笑むのか、戦いは熾烈を極める。 ユーリは己の全力を尽くし、色彩豊かな魔法を練り続け、■もまた、理に感情は要らぬと確信しつつ、攻撃の手を緩めることは無い。 その戦いの果てに、世界がどのように変わるのか、誰にも予測はつかない。だが、二人の意志が織り成す闘争は、運命の歯車を大きく回転させることは間違いなかった。